第4話 お詫びは君の身体でしてもらうからな?
あり得ない。本当にあり得ない。
何で、おんなミスしちゃったんだろう?何度も何度も、確認したはずなのに!しかも、謝りに言ったら先輩からあり得ないこと言われたし!
「やってしまったものは仕方ない。ただし、このお詫びは君の身体でしてもらうからな?とりあえず、今日は俺がいいって言うまで帰さないから、そのつもりで」
ねぇ、これって、訴えたら勝てるやつじゃないの!?いや、でも、私が悪いんだから、仕方ないか……。
そんなわけで、定時で皆が帰っても私と先輩は残ったまま。広いオフィスでたった二人。
本当なら今頃、彼氏と二人で楽しくご飯でも食べてたのに、何でこんなことに……。いや、原因は私だって分かってはいるんだけど……。でも、現実逃避しなきゃやってられないよ!
先輩はいくら私がこれ以上は無理、って言っても聞いてくれないし。それどころか、さらに指を激しく動かして、刺激してくる……。
やっぱりこんなの、無理!私じゃなくたって、先輩一人でもいいじゃん!
ミスした分、残業で働いて返せ、って言われたけれど、パソコンとか苦手だし、先輩みたいに早く打てないから!何?それ、自慢?私のいる意味なんて絶対、なかったよね?
この物語は健全ですか? 星成和貴 @Hoshinari
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。この物語は健全ですか?の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます