キツノ様、初めまして。
プロファイリング企画の大木奈夢(ooki - nayume )です。
当企画にご参加いただきありがとうございます。
『ウェザーリポート』を拝読させていただきました。
高校生の日常をほのぼのと描写することにより、読者にいろいろと想像させる。ラストも決定的なことは書かずに余韻を残しているのが良かったです。
さて本題のプロファイリングをさせていただきます。
性別・・・筆名はどちらにも取れるのであてにはできません。視点主が男性なのでそうかとも思いましたが、逆に深雪の描写が作者自身を投影しているようにも感じました。よって女性にします。(考えすぎですかね)
年齢・・・深雪が作者自身を投影しているのだとしたら十代になりますが、少し前の自身を投影しているのだったら二十代になります。悩んだ末に二十代とします。
出身地・・やはりここで躓きます。全体の雰囲気から東京都ではない地方のような気がします。かと言ってあまり田舎ではなく、どちらかというと地方都市。静岡県位にしておきますか。
こんな風にプロファイリングしてみました。解答を楽しみにしております。
作者からの返信
プロファイリングの答えは近況ノートに載せました。
『私小連』がとても好きなので、大木様の企画に参加できたことを嬉しく思います。
さて、『深雪の描写は作者自身を投影している』という推察ですが、結構当たっています。
作中で深雪が喋っている内容は僕が日常でよく考えていることです。ただ、深雪のようにそれを他人に話すことはないですし、話しても文章がまとまらず、理解してもらえないことが多いです。
僕は小説の登場人物を考えるときに、『理想の自分』と『現実の自分』を考えますが、深雪は『理想』の方です。
プロファイリング、楽しいですね。ありがとうございました。
宇宙の外側の話、カポネとリンカンの話、セピア色の話、その日ごとのテーマみたいなものが、さり気なく2人の会話の中に入っていて、読んでいて楽しいです。
観察力を生かしたちょっとた描写も上手いなぁって思います!
(例えば『僕は深雪の隣のブランコに座る。鉄の鎖が冷たい。』みたいな箇所などなど)
最後、
『あの子の願いは叶ったのかな。』の一文が『「実はね……」』の後の書かれてないセリフに何を言おうとしたのかを暗示させてる気がしました。
面白かったです!
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!