{第五話} 老人とおじさんの出会い
しばらく歩くと、市場らしき道に入った。
野菜?や魚?、果物?なんかが売られている。
それなりの人道りがあり、にぎわっている。
野菜?を売っている店やの店主らしき男の人が話しかけてきたが、何を言っているかわからない。
とりあえず、断るジェスチャー?をした。
そんなこんなしていると、家に着いたらしく老人が扉を開けた。
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中に入ると、奥の部屋に案内された。
椅子に座ると、俺と同い年位の少女が紅茶を持ってきた。
「どうぞ」
「あ、ど、どうも...」(こ、コミュ症が!)
少女はそんな俺を見て「クスッ」っと笑う。
「そんなに緊張しなくてもいいんですよw」
「では、私はこれで」
「バタン」扉は閉まる。
「砂糖は?」
「あ、大丈夫です」
老人は角砂糖を数個入れ紅茶を一口飲むと、話し始めた。
「さて、どこから話しましょうか...」
「この世界に来たということは、京一様にある程度話は聞いているでしょう」
「いえ、「すべてあの世界が教えてくれる」としか...」
「そうですか...」
「そういえば、俺の伯父とどういう関係なんですか?」
「では、京一様と私の出会いから話しますか」
「えーと、今年は何年でしたっけ…」
「2017年です」
「そうですか、そうなると…」
「あれは今から20年ほど前の事です」
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森の奥の一人の男性が...
「こんなものか」
「森の奥まで来たかいがある」
「貴重な薬草がこんなに」
そう言いながら、薬草が入ったカゴをしょった。
「さて、そろそろ帰りますいか」
「おっと、洞窟のあ辺りまできたいたのか」
一歩踏みだそうとしたその時、洞窟の中から。
「まぁ、こんなもんかな」
「ん?あ、どうもこの辺りの人ですか?」
「あ、はい」
「道に迷ってしまって、近くの街か村までの道を教えていただけるとありがたいのですが...」
「良いですよ、私この近くの村に住んでいるものです。そこまで案内しますよ」
「ありがとうございます」
一歩踏み出そうとしたその時、洞窟の中から。
「グルル...」
車ぐらいの大きさのオオカミらしき動物が出てきた。
「まずい!起しちまったか!」
「え?それってどういう...」
「やるっきゃないか!」
そういうと彼はこ腰のホルスターから銃を取り出した。
「こいよ!」
そう言いながら彼は銃を乱射する。
「余裕だぜ...」
その直後、オオカミがツメでひっかいてきた。
「あっぶねー」
かわすも後ろに立っていた男性に当たる。
「ぐあっ!」
腹の辺りに引っかきギスが
「大丈夫か!」
「くっ...」
「幸い、傷は浅いすぐに手当すれば!」
オオカミが噛みつきに来た。
「あっぶねー」
「空気読めよ!」
彼はオオカミに怒鳴る。
「頭に来たぞ!」
「フレイム!」
そう言うと、銃口の先に赤い魔法陣が現れる。
「いっけー!」
命中すると、オオカミが燃え始めた。
「グオオオオ!!」
オオカミは燃えながら洞窟の奥へ消えっていった。
「よし、近くに確か川があったな...そこで傷口を軽く洗うか」
男性の腕を自分の肩に回し支え、川に向かった。
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