はじまり
Syun 「こんなのどうよ?」
erumoa「いーんじゃない...って!まんまオレじゃねえか!」
Syun 「あ、バレたw?」
erumoa「バレるに決まってんだろwてか、ヒキニートってやかましいわ!」
Syun 「間違がってないだろw」
erumoa「ぐぬぬ...」
「オレは、日常より異世界がいい!」
Syun 「そういえば、オレら休日の昼間っからなにやってんだ?」
erumoa「だって暇なんだもん」(スルーされたんだが...)
Syun 「ちなみに、もう年末だぞ」
「お前、何して過ごすつもりだ?」
erumoa「じいちゃんちに行く予定」
Syun 「お前のじいちゃん変わり者だから面白そうじゃんw」
erumoa「まぁなw」
「どこの国の言語かもわからない字で書かれた本とか」
「どこで手に入れて、何に使うかもわからない物とかをたくさん持ってるからな...」
「そういえば、したっけこの話?」
Syun 「どの話だよw」
erumoa「じいちゃんの蔵の話し」
Syun 「いや」
erumoa「聞く?」
Syun 「暇だから、聞いてやるよw」
erumoa「たっく...しょうがねぇなー」
「オレのじいちゃんちには蔵があって、いつもは鍵がかかっていて入れないんだけど」
「小さいころ一度だけ、なぜか鍵が開いていてガキだったオレは好奇心で入ってみた」
「すると、中には...」
Syun 「中には?」
erumoa「何だたっけ...?」
Syun 「は?しるかよ」
erumoa「いや、真面目に思い出せないんだよ」
「たしか蔵の中で倒れて、じいちゃんが助けに来てくれて...」
「よく覚えてないなw」
Syun 「なんだよw一番いいとこなのによぉ」
erumoa「忘れちまったものはしょうがないだろw」
Syun 「じゃあさ、年末行くんだろ?」
erumoa「う、うん」
Syun 「そんときもう一回入ってみるってのはどうよ?」
erumoa「どうしようかな...」
Syun 「さぁ、冒険しようではないか!」
「菊田 昌くん?」
erumoa「ここで、本名で呼ぶんじゃねぇ!」
Syun 「まぁ、楽しんできたまえw」
erumoa「うるせぇwいわれなくとも楽しんでくるよ」
Syun 「おう!おみやげ話聞かせろよ」
erumoa「飽きるまで、聞かせてやるよw」
「しょう!支度しなさい」
「分かってるって!」
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