恋のようなそうじゃないような

幼稚園の頃、

眠れない夜に羊を数えたら

余計眠れなくなった・・・


小学生の頃、

好きな人の夢を見ようと

写真を枕の下に置いて眠ったら

大切な写真がぐしゃぐしゃになっていた・・・


中学生の頃、

やっと探した「四葉のクローバー」を

「すごいだろ~」と友だちに見せたら

いきなり葉を一枚取られて

「ただの三つ葉のクローバー」になってしまった・・・


高校生の頃、

あこがれの彼女が大好きな歌手と

同じ髪型にしたら「似合わない」と言われた・・・


大学生の頃、

水泳は苦手なのに、

プールの監視員のアルバイトをしたら

ものすごく女の子にもてて

すごくうれしかった・・・


過去を振り返ると

僕は、四六時中

女の子のことばかり考えてたような気がする・・・


だから、恋のようなそうじゃないようなお話は、

まだまだたくさんあるのです。


合掌

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る