第6話

八月

今月は私がとても忙しく、彼と会う時間が上手く作れなかった。

私のスケジュール管理が下手過ぎて悔しい。

彼に会いたい。早くあって抱きしめてあの唇にキスをして……

その先も全部やりたい。だから来月こそ会うんだ。

と心に誓ったのだった。


九月

今月は彼の大学の再試験やら実習やら色々あるようでやはり今月もまともに会うことが出来なかった。

それでも一応今月は彼にお小遣いだけはあげられていたから多分先月よりマシかな

実際一分一秒でも会えるだけでも違うよね。

早く彼とゆっくり会いたい。会いたくて会いたくて……

私の中で確かに暗い感情が渦巻いていたのだった。



十月一四日

今日は彼の学園祭。

私は彼に内緒で学祭に遊びに行くことにした。

突然私が現れたら彼はきっとビックリするだろうな。パンフレットを見て早速彼の所属する文芸部を探す。

そっか、ここか……

とりあえずコッソリと覗いてみよっと。

さて、彼はいるかな………

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天翔ける2つの流星 にころ @nikkolo095

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