派閥(明治偏) 78 翌日第一軍と第二軍が真一と蒋介石の本営に対して攻撃を仕掛けてきたのです、応戦しながら砲兵隊を後退させ、本営と第一、第二軍の間を砲撃させ進撃を停止させ少し


派閥(明治偏) 78


翌日第一軍と第二軍が真一と蒋介石の本営に対して攻撃を仕掛けてきたのです、応戦しながら砲兵隊を後退させ、本営と第一、第二軍の間を砲撃させ進撃を停止させ少しず本営は後退した、

のです、そしてこころあいを見て全軍退却し広東省に戻ったのです、王の第一軍と李の第二軍は北京市内に入場したのです、袁世凱が出迎え広東革命軍撃退を喜び二人を北洋軍の幹部として、

向かいいれると話し、


王を副司令官に李を参謀長にすると言ったのです、早速軍議を開きその席上で王が副官と数人の幹部に初期の敗戦の責任を取らせ解任すべきだ発言すると、袁世凱はこれを承認し、北洋軍から、

追放処分にしたのです、西太后に拝謁すると広東革命軍を撃退し清朝を救ったとして、袁世凱を内閣総理大臣に、王と李を大臣に任じたのです、


広東に退却した革命軍は役所及び清朝の公的機関を接収したのです、孫文は司令官に黄興を指名し広東省の軍閥にして、蒋介石とともに日本へ亡命したのです、目的を達したので真一達は日本、

に帰国し家に帰りみんなで帰国祝いをする事になり、ワインで乾杯したのです、これで5年後には清朝が倒れ中華民国が建国される土壌ができたわけだと言うと、ユキが今回の戦いも悲惨なも、

のでした、


しかし中国の女性が敵味方区別なく献身的に看護してくれて兵隊達もとても感激していましたと言ったのです、列強も清朝あわや崩壊を見て居留地侵攻の機会をうかがっていたのですが革命軍、2軍団が清朝についたため、様子を見る事にしたのです、袁世凱は大臣達をないがしろにして私服を肥やす事に懸命になったのです、大砲の発注をイギリス大量にして軍備の増強を計ったので、

すが、


その為に各州の鉄道施設権をアメリカ、イギリスに許可し、その見返りとして多大な借款をして国庫は破綻状態に陥ろうとしており、大臣達は袁世凱追放を西太后に要求したのですが袁世凱を、

恐れて却下したのです、玄関の戸が開いて大山と龍馬がはいって来たので、自分の部屋に案内してうめに酒のしたくを頼んだのです、酒が来たのでとりあえず盃を重ねたのです、


二人で来たという事は何か問題でも発生したのですかと聞くと、とりあえず孫文と蒋介石の亡命は政府が認める事になりました、今回はごく苦労様ですと言ったのです、大山が今回の革命軍と、

清朝の北洋軍の戦いで、袁世凱が簡単に敗れたので満州の軍閥張作霖が清朝の弱さを知り、満州に独立国を作ろうと駐屯している満州軍と画策している事がわかったのです、このまま放置し、

ていると、


5年後の孫文の革命をまたずに、各地の軍閥が独立国家をつくり、中国は内戦状態になりかねないのです、内戦になれば列強は軍閥と手を組み中国を割譲させて植民地に完全になってしまい、

ます、満州軍の司令官種田少将には張作霖と手を組むなと言っているのです、表面は軍令部に従っているように見せてはいるのですが、満州軍の参謀達もグルになっているらしいのです、


反対している参謀の津田少佐だけらしく、彼から早く手を打つように極秘の手紙がとどいたのですと大山が言ったのです、そんな危険人物は早く更迭すべきだはというと、それが皇族の娘と、

結婚していまして、ちゃんとした理由がなければ更迭できないのですよと言うので、僕に何をしろと言うのと聞くと、現地に行き津田少佐に協力して貰って張作霖との密約の証拠を探して、

ほしいのです、


証拠があれば内々に更迭できるのですがと言うので、わかりました明日でも出発しましょうというと、ここに軍令部総長である私の権限書を書いておきました、これがあれば真一さんの命令、

に満州軍は従わなければ抗命罪となりますと渡し、肩書きは軍令部諜報次長村上中将となっています、駆逐艦朝霧が横浜に停泊しており、明日に旅順まで送りとどける手はずはついています、

と言ったのです、


龍馬に後幾つ頼むつもりと聞くと、突然問題が起こるのでというので、これでは当分かえれませんねと笑うと、申し訳にない真一さんにしか出来ないのですと答えたのです、二人が帰って行き、

ユキが部屋に入って来たので事情をはなすと、人使いの荒い時空管理人ですねと笑うので、仕方ない僕は修復人らしいからと言ったのです、居間に戻るとお咲きが先ほどの方は陸軍省の大山、

さんですよねと聞くので、


そうだよと言うと、奥様にはプリンス商会はごひいきにして貰っているのですよ、隣のカフエで時々店員に英会話を教えてもらっています、社交界の華ですから、沢山の華族の方を紹介して、

貰っているのですよと言うので、彼女は幕末にアメリカに留学して帰国したが、会津が薩長に負けていて青森の下北半島に国換えになっていたんだよ、大山さんが彼女に目をつけたが、薩摩、


との縁組は出来ないと彼女の兄から言われた大山は、これからは彼女みたいな人が日本の社交界では絶対必要だと何回も頼んだらしいのだ、彼女に会う事になり、会うと彼女は大山の西洋的な、

考えに感心して即座に了承したという事だよ、それから鹿鳴館という社交場ができるとそこの華となり、外国の高官がビックリしたそうだよと言ったのです、


翌日朝霧に乗り込むと艦長の深見ですというので、旅順までよろしくと言うと、この駆逐艦は新造艦で28ノットのスピードがでる海軍一早い船ですといったのです、艦長の命令で東京湾を、

ゆっくり出て湾を出ると全速前進で旅順に向かったのです、四国の沖まで来るとソナー員が国籍不明の潜水艦が追尾していますというので、国際コンタクト周波数で船籍を知らせろ、ここは、

日本の領海である、


返答しないなら攻撃すると伝えろと言ったのです、呼びかけましたが応答はありませんと言うので、戦闘用意と命令、敵の位置をしらせろと言い、左舷9時方向にいます深さ80mと言うので、

取り舵一杯爆雷投下というと、爆雷が投下されて爆発が多く起こったのです、敵は震度を下げてくるぞ震度120にセットと言うと、真一がいや敵は震度を浅くして探知不能領域に入り込むつ、

もりだというと、


そうですかといい震度40にセットと命令したのです、もう一度取り舵一杯と命令し爆雷投下と命令し、何発か落としたところで停止してというと、艦長が爆雷投下停止と命令したのです、

これで探知不能領域は広がらない、やつはそこにいるよ、信管を20個程外して爆雷を投下すれば、敵はやられたと思うだろうが、信管が抜いてあるので敵の潜水艦にぶつかり、不発弾だ、

助かったと思うので、


コンタクトを取りわざと信管を抜いた事を伝えれば必ず返信してくると言ったのです、信管を抜き投下すると、ソナー員が爆雷は敵潜水艦にぶつかりがん、がんと音がしていますという、

ので、もう一度コンタクトを取れというと、こちらはドイツ潜水艦U321だ今の攻撃は見事でした、日本の水雷技術をみせて貰った、こちらから攻撃する意図はないといったのです、


艦長が不発弾ではなくわざと信管を抜いたのだ、旗艦は領海侵犯している早々に領海外にでるのだと言うと、わかっているそれでは直ぐに領海の外に出る、自由に攻撃されたしと言うと、

音声は切れたのです、ソナー員が真っ直ぐ領海の外へ航行していますと言ったのです、

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