派閥(明治偏) 60 9時になったのでそろそろ行こうかと思っていると、理香がお客にごめんなさいこれで帰るわと言うと、え~もう帰るのというので、又ここに来れば会えるよというと、


派閥(明治偏) 60


9時になったのでそろそろ行こうかと思っていると、理香がお客にごめんなさいこれで帰るわと言うと、え~もう帰るのというので、又ここに来れば会えるよというと、うん、絶対来ると言っ、

たのです、勘定を払うとママが幸恵と理香に5千えんづつ渡すので、二人が断ると、お陰ですご~く儲かったからいいのよと無理矢理ポケットに入れたのです、二人がありがとうというと、

またよろしくとママが言ったのです、


タクシーに乗りみやびに向かったのです、二人があんな時間でこんなに貰ったわ明日は美味しい昼ご飯を食べよう、課長驕りますよと言ったのです、みやびは支部長が出すからタダだよと言う、

と、またあのどじょうすくいやるのかしらと笑うので、乗せまくればご祝儀くれるかもと言うと、よし頑張ろうと二人が言ったのです、


みやびに着くと女将がお待ちかねよと座敷に案内すると、おう真一よく来てくれた、それに可愛いコンパニオンもというので、幸恵と理香が横に座り酌をすると、これはありがとう両手に花、

だと喜んでいます、今日は茂君は呼んでいないよと言うと、2組に旦那様一人でいいですから剣舞を披露してくださいというので、わかりましたというと、女将が酌をしたのです、そこに、

佳代子が入って来て、


いらっしいませと挨拶すると、佳代さんです宜しくと支部長に紹介したのです、これは美人の仲居さんだと嬉そうです、女将が私は他の席に顔をだします、佳代さん宜しくねといい席を立った、

のです、真一の横に座り酌をしたのです、大丈夫頑張りすぎてはいけないよというと、いいえ女将が大変よくしてくれて、夜はこの店に美咲を預かってくれて、ママの部屋にいます、他の仲居、

さんも可愛がってくれるのですよと言ので、


それは良かったと盃を渡すと飲み干し返杯したのです、支部長が知り合いなのと聞くので、僕の母方の親戚なんだよというと、佳代子が真一さんに紹介して貰って最近入ったばかりです、みな、

さま宜しくお願いしますと三つ指をついたのです、3人がそうなんだ宜しくと言ったのです、そこに菊奴と夕霧が入って来てこんばんわと挨拶するので、白菊はと聞くとあの山形社長の席です、

よと笑ったのです、


佳代子がご苦労さまですと言うと、佳代さんは真一さんの親戚ですって、最初は真一さんの奥さんかと思ってドキッとしたわと言うので、支部長がこんな奥さんがいたらさっさっと家に帰る、

よと言うので、支部長さんはお口が上手なのですねと言うと、真一には負けるよと言うので、真一さんはそんなに女子を口説くのがうまいんですかと聞くので、菊奴がすここましなんですよ、


と言うと、真一さんのお父様ソックリですねと言うので、小さい声でなんで知っているのと聞くと、女将から聞きましたよと耳元で答えたのです、幸恵ちゃん理香ちゃん美味しい海鮮料理、

だから一杯たべてねと支部長が言うと、自分の席に座り美味しい、美味しいと食べたのです、佳代子が支部長の席に行き酌をすると嬉そうです、菊奴が傍に来て酌をして小声でまたたまって、

いるのその内宜しくというので、


いつでもいいよと笑うとよし今夜にしょうと言ったのです、それでは着替えくるよと女将の部屋に行くと、美咲がテレビを見ていたのです、おじちゃんいらっしゃいといい眠くないのと聞くと、

隣にオフトンが敷いてあるのでもうねるのよと言うので、毎日どうと言うと、みんなやさしいよと言ったのです、袴を着て鉢巻をするとすご~いお侍さんみたいというので、これで踊るんだ、

よ、


その内美咲ちゃんにも見せてあげるとといい、お休みと声をかけて部屋に戻ったのです、女将が戻って来たので、それでは一指しと夕霧の三味線で菊奴が踊ったのです、終るとみんなが拍手を、

して、支部長が酌をして益々色気が出て来たなあというと、狙いは白菊姉さんでしょうと笑ったのです、それではといつもの武田武士を歌いながら優雅に舞、詩吟を唸りながら激しい舞に変、

わり、最期に優雅な舞いを披露したのです、


大きな拍手がおこり佳代子がビックリしていました、支部長が相変わらず見事な舞いだと言うと、幸恵が支部長さんのも見たいというので、そうかと言て女将から手ぬぐいとザルを借りて頬、

かむりしてセビロを脱ぎ、割り箸を折って鼻に差込むと、夕霧がハイツト声をかけ三味線を弾くと、面白い顔をしてどじょうすくいを踊り始めたのです、その姿が面白くて皆が大喜びをして、

います、


踊り終わると大きな拍手が起こり、佳代子がすご~い支部長さんはこれで食べていけますよと酌をするので、そうかあ~と喜んでいたのです、佳代さんここをお願いしますねといい、それでは、

旦那様と言うので菊奴と夕霧を伴ってお客の座敷に行ったのです、真一さんとは大学の同期生とおうがっておりますと佳代がいうと、真一のお母さんも美人でが、貴方も美人だ男に沢山いい寄、

られるでしょうと支部長がいうと、


ええ、それでちぎっては投げ、ちぎっては投げしているんですよと言うので、これは参ったというと、ほんの冗談ですよ、30女がそんなに持てるはずはないですよと笑ったのです、幸恵と理香、

の傍に行き真一さんの会社の方と聞きました、お一つと酌をするのでゴクもゴクと飲んで、二人とも課長に惚れているんですが、鼻も引っ掛けてくれないんですよと笑うと、真一さんは本音、

をあまり言わない人ですが、


ここに連れてくるという事は気に入っているのですよと笑ったのです、暫くして真一達が部屋に戻って来たのです、女将がご苦労でした旦那様と酌をしたのです、佳代さん霧の間のお客さんの、

ご指名ですと言うと、ハイといい、それではこれで失礼します、ごゆっくりして行ってくださいと部屋を出て行ったのです、菊奴が支部長の隣に座り、夕霧が真一の傍に来て酌をしてお流れを、

と言うので酌をしたのです、


女将がご苦労様と菊奴に花代をわたすとおおきにと言って懐に入れもそれではと言って席を立ったのです、幸恵と理香が支部長の隣に座り酌をすると、若い女性に囲まれて飲む酒は上手いと、

上機嫌です、女将が真一にいい人を紹介してくれたは、とても働き者でお客さんが指名するので、芸子ではなく仲居ですよと言っているのよと言うので、あんまり出過ぎると他の仲居さんの、

やっかみを買うのではと言うと、


それが自分は新参ものだからといつも一歩引いているので、仲居達にも評判がよくてとても仲良くしているのよ、美咲ちゃんもとても可愛がってくれているから安心してと言ったのです、

支部長にところで北連の稚内の業績はと聞くと、お前のお陰で大黒字になったよ、それにあのIT酪農が評判が良くて跡取りが家に帰ってくる者が増えているんだよ、理事長がビックリし、

てこの前視察に来て感心していたんだと笑ったのです、

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