派閥(明治偏) 57 一方龍馬達は3人のコンパニオンと盛りあがっていたのです、マリが明日はどうするのかと西郷に聞くので、都城に行こうと思っているというと、それでは球磨下りをや


派閥(明治偏) 57


一方龍馬達は3人のコンパニオンと盛りあがっていたのです、マリが明日はどうするのかと西郷に聞くので、都城に行こうと思っているというと、それでは球磨下りをやってみては、清流の、

川下りは面白いですよと言って、私達が案内しますというので頼んだのです、コンパニオン達が帰ったので再び露天風呂に行ったのです、汗を流して部屋に戻ると女将が部屋に寝酒をもって、

来て、


十分楽しめましたかと聞くので、お湯もいいし料理もうまいと褒めると、3人に酌をして嬉そうです、明日はあの女の子達が球磨下りを案内するそうです、今日はゆっくり休んでくださいと、

部屋を出て行ったのです、西郷が龍馬に酌をして貴方は龍馬さんではありませんねと言うので、どうしてそう思んですかと聞くと、龍馬さんは左手の薬指がないのです、貴方には付いている、


しかし背丈も顔をよく似ていますねと笑うと、気がついていましたかといい、耳の後ろに手をやると顔がむけて違う顔が出て来たので、二人がビックリすると、これは人工の顔ですといい、

おっしゃる通り坂本龍馬ではありません、近江屋で死んだのは紛れもなく坂本龍馬と中岡慎太郎です、私はこの世界よりはるか未来の800年後から来たのです、時空管理人と呼ばれています、


見た目は人間ですが、人間と機械のあいのこでミュータントといいます、この地球という星は後200年後には資源がなくなり人類は地球以外に移住を始めたのです、天に散らばっている地球に、

環境の似た星々へ行く事が可能になるのです、そしてこの銀河に散らばり銀河連邦という大きな国が誕生するのです、そのころになると時空を自由に旅する事が出来るようになるのですが、


過去に行き色々影響を与えると未来が変ってしまうので、時空を厳しく監視する事になり時空管理人が作られたのです、私達の役目は時空を旅しながら未来を変える出来事が起きるとそれを、

修復する役目なのです、貴方のいた時代に異変が起きたので800年未来から行くと、真一殿がこの世界から時空を越えてあなた達の世界に迷い込んだので、監視をしていて未来が変わりそう、

な事をすると、


その都度修復したのです、あなた達はあの城山で果てる運命ですが、真一殿が助ける事が分かったので、西郷さんの前に現れて歴史通り事が運ぶようにしたのですが、城山に先回りされ貴方、

達二人を助けてしまったのです、邪魔しようとすれば出来たのですが、あの世界の人間でない二人をあそこで抹殺する事はこの世界での二人の未来を変える事になります、あの二人は800年後、

の未来を作るのに必要な人間なのです、


そこで一緒にこの現代に来たわけです、貴方たちは西南戦争を辿り最期に城山に行き同じ時刻に消える運命なのです、これから何処かに行こうとしても必ず巡って最期は城山に辿りつきます、

だれも止める事は出来ないのですというので、西郷がそうでは無いかと思っていました、それではまだ旅は出来るのですねと西郷がいうので、もちろん西南戦争と同じ所を旅するのです、


延岡から蒲生までは尾根尾根を走破したのでは有りません、延岡からタイムスリップして蒲生まで行ったのです、あなた方の記憶には山々を走破したように記録されていますが、それは私が、

記録を書換えたのですと話すと、そうですか、その事に真一殿はきずくと思いますかと西郷が尋ねるので、直ぐにきずいて同じように城山で待ち受けるはずですが、残念ながら私が手を下さ、

なくても、


お二人は煙のように城山で消えてしまうので、彼にもどうしょうもないのですと龍馬が言うと、そうですか、真一殿は西南戦争で散った兵児どもに最期の別れを言う時間をくれたわけですねと、

西郷がいうと、そうなのですと龍馬が答えると、わかりました明日からゆつくり旅をして残った時間を楽しみましょう、新八どんよかごわすかと西郷が言うと、最後まで一緒ですよと新八が、

答えたのです、


坂本龍馬はまぎれもなくあの時代の人間です、あの時代でたかか一かいの浪人が世の中を動かせるはずはありませんが彼が重要な役割を果たす事は事実なのです、過去の歴史がそうなっている、

のですが、ただの千葉道場の剣術使いだったのです、このまま行けば歴史が変るかも知れないと言う事で、我々は彼に文明を教えてあの時代の牽引役をやってもらうと思ったわけです、安政の、

大獄の時に彼は突然いなくなった時期があります、


それは彼の千葉道場の同門に秋田藩士がおり大獄を逃れる為に秋田に行くように仕向けたのです、かれは秋田に行き、当時稚内は松前藩から秋田藩の管理地になっていたので身を隠す為と言う、

事にして、当時の稚内に渡らせ、そしてあの洞窟に行かせこの時代にタイムスリップさせ明治の終わりごろへ連れて来たのです、そこで彼は明治維新がなった後を学んだのです、


衝撃な出来事だったと思います、ともかく文明を学んで再び元の世界にもどったのです、元の世界で活躍するには顔が必要です、そこで勝海舟を始めそうそうたるメンバーと顔を合わせさせた、

のです、それから海軍伝習所の教官となり明治維新へと突き進む事になります、かれの発想には貴方も驚いて一目置くようになったでしょう、そして船中八策なる物を作り、後藤象二郎に渡し、

たのです、


武市半平太等の勤皇の志士を弾圧して、遅れを取った土佐藩はわたりに船とばかりに、龍馬の策を取り入れ、山内容堂が幕府に建白書を出し大政奉還になったのです、あなた方は慶喜が政権を、

投げ出したので倒幕という大儀名文を失ってしまったのですが、それで良かったのです、あのまま倒幕に踏み切れば恐らく薩長は幕府軍との戦いであの西南戦争のように半年以上戦う事になり、諸藩は味方せず負けていたかもしれません、


そこまでは歴史通りなのですが、龍馬は大政奉還後、雄藩による政治をめざし、こともあろうに慶喜を首班とする政治を画策しょうとしていたのです、慶喜を首班にすれば旧幕府の形態を引き、

次ぐ事になり、改革にはなりません、若い力で新しい国を作って行く歴史になっているので、龍馬の策を阻止すべくこの話を岩倉卿にリークしたわけです、怯えた岩倉卿は部下を使って、


見回り組みの佐々木に龍馬のいる場所を教えたのです、幕臣は大政奉還の立て役者が龍馬と知り狙っていたので、この情報を手にいれて、近江屋に押し入り龍馬を暗殺したのです、もし龍馬、

が生きていて諸侯に慶喜を参政にいれ首班に押すように根回ししていれば、西郷さんが短刀一本で済みもうそうと大久保に言っても、慶喜を参政にいれるしかなくなり

改革は出来なかった事、

でしょうと話したのです、

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