派閥(明治偏) 54 川崎と所長を入れて再び乾杯すると、ママがあの有名人のご子孫はと聞くので、あの人達はいずれも僕が本社にいた時の取引会社に勤めていた人達だよ、坂本さんに貴方


派閥(明治偏) 54


川崎と所長を入れて再び乾杯すると、ママがあの有名人のご子孫はと聞くので、あの人達はいずれも僕が本社にいた時の取引会社に勤めていた人達だよ、坂本さんに貴方と同じ有名人の子孫を、

知っていると話したら、会わせてくれと頼まれたので、西郷、坂本、村田さんと私で飲み会を開いて紹介したら馬があったらしく、その後も3人で交流が出来、今回スピンアウトして事業を、

起こす事にしたそうなんだ、


稚内氷祭の事を聞いて最初はそんな北の果てで、しかも一番人の来ない時期にやるなんてうまくいくはずがないと思ったらしいけど、仕掛け人が僕だと聞いて、色々調べたら以外と上手くいっ、

ている事にビックリして、見に行く事にして連絡が来たんだよ、色々見て回って何か自分達のやる事業のヒントを得たみたいなんだが、暫くここを調べたいという事で仮住まいをみやびのママ、

に頼んだのさ、


今回札幌銀行頭取の口利きで関東銀行の助っ人をする事になり東京に行く事にしたら、彼らが自分の祖先の誕生したところにまだ行っていないと言うので、歴史の詳しい僕が案内する事にした、

んだ、悪者退治の話しをすると是非手伝わせてくれと言うので危険だというと、どうも3人とも剣のうでは相当らしいので頼んだというわけさ、すご腕で僕が手を出さなくても、あっという、

間に5人が転がったんだよ、


ヤツパリこの前の札幌の時に懲らしめた関東連合の若頭が黒幕だったんだが、今回は許すわけにはいかないので、警視庁の捜査二課長に言って全員検挙したという次第で、頭取が費用全部持つ、

というので高知、佐世保、鹿児島を大名旅行したのだよ、あの3人は九州から北上して色々みて回りたいというので、鹿児島で別れて僕は帰ってきたんだと話しを結んだのです、


川崎がそうでしたか最近のヤクザは警察の締め付けが厳しいので、あの若頭みたいな頭のいい奴が普通の会社を裏で乗っ取ってシノギにするらしいんですよ、そんな所へ融資している事がわか、

れば、メガバンクなんてのはマスコミに袋叩きに会い何千億もの損失がでますからねと話すと、里美がそれでは真一さんはそのメガバンクの何千億の損失を助けたわけだすご~い、絶対真一、

さんと結婚するわこの話はかおりには絶対内緒ですよと言ったのです、


この前真一さんが寄付させたお金はみやびの女将が赤字の飲み屋に補填するという事で声をかけたそうなんだけど、その条件が赤字でしかも今後黒字にする計画書を添付するという事だったの、

提出された計画書をみて手直しを入れ、それを確実に実行する店のみ補填する事にしたら、お客さんの数も増えて赤字が少なくなったと言うことで、みやびの女将に経営の講習会をやつてくれ、

るよう要望があり、


月に二回講習をやっているんだって、参加者がどうしてそんなにアイデアが出てくるのか聞いたら、旦那様のチェ袋を借りているというので、旦那様はお亡くなりになったと聞いたけど新しい、

旦那様がいるのとの質問にそれは秘密だと教えてくれないそうなんだけど、真一さんの事ねと言うので、計画書を出させるなんてのは銀行のやり方だから、頭取に聞いたんだよと言うと、


頭取が旦那様なのと聞くので違うと思うよ、旦那様がなくなってからも女手一つであの店を切り盛りしているのだから、もともと、経営センスがあるんだよと答えたのです、ママのところは、

黒字なのと聞くと、とんとんよと言うので、所長とんとんだってもつと売上げに協力しないと赤字になると気の毒でしょうというと、ママがそうなのよ所長さんが頼りだはと言うと、仕方、

ない、ワインでも取ろうというので、


やつたあ、店長ワインをと喜んだのです、ワインが来たので乾杯すると二組のお客が入って来たので、ママが里美ちゃんと言うと、え~つというので、我がまま言わないのとママが言うと、

は~いと立ち上がってお客に付いたのです、サクラも別なお客に付くと、お客がユキちゃんは辞めたのと里美に聞ので、私ではダメなのと言うと、だつて将来有望でないとダメなんだろう、

と言うので、


それは結婚相手の事よ、愛人なら有望でなくてもワインを飲ませてくれればいいわ、ねえワインはダメと聞くと、そうか愛人か、よ~しワインを入れようと言うので、店長ワインをと里美が、

頼んだのです、段々サクラちゃんに似てきたねというと、意外と商売上手なのよとママが笑ったのです、もう一組入ってきたので所長河岸をかえましょうと言うと、そうしょうと立ちあがる、

と、ママがごめんというので、


所長がいいんだよといい店を出てクリオネに向かったのです、所長が市営球場の売上げも中々増えて総務課長が何に使うか頭を捻っているよ、使う手助けをしてやろうと所長は嬉しそうです、

川崎が市役所も風とおしが良くなったと森林課長が喜んでいましたよと言い、それからさよりちゃんが道警本部長を貰ったそうですよというので、それは良かったというと、川崎が彼女なら、

直ぐに道内の署長になれますよ言つたのです、


所長と川崎にこれは東京お土産です、奥さんにどうぞと袋を渡すと、中を見てこれはおいしんだよと喜んだのです、クリオネに着くとママがお帰りと席に案内したのです、あゆみが付いて、

ユキちゃんはモテ、モテだから私で我慢してというので、そんなにモテ、モテなのと聞くと、やめない事になったらあちこちのお客さんが指名するのよとママが言うので、それではあの、

宇宙人が来るのかなと笑うと、


そんな事いうと来ちゃうわよと言う間もなくかおり登場と真一の横に座るので、だつてここに座ると美味しいお土産が食べられるんでしょうと言うので、さては里美だなと笑いママにお土産、

と渡すと中を見て、千疋屋のマロンプリンじゃないとママが言うとあゆみがすご~い、食べたいというので、ママが取り出してあゆみとかおりに渡し、私も食べようと、3人で食べて美味し、

いと言ったのです、


みなさんはとママが言うと、所長と川崎がさつき真一君に貰ったからいいよと言うと、ママが後で食べようとさつさとしまうと、かおりがずる~いと言ったのです、そんなに美味いのとあゆみ、

に聞くと、女の子の憧れのプリンなんだよと笑ったのです、そうか里美は肝心な事は言っていないんだ、よし、よしとニヤ、ニヤすると、あゆみがどうしたのと聞くので何でもないよと水割、

を飲んだのです、

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