派閥(明治偏) 50 龍馬が真一殿の剣舞も凄いが親父殿はもっと凄いと感心すると、春菊がなんと言っても技師長さんは真一さんの師匠ですからねと笑ったのです、社長が久方振りに二人の
派閥(明治偏) 50
龍馬が真一殿の剣舞も凄いが親父殿はもっと凄いと感心すると、春菊がなんと言っても技師長さんは真一さんの師匠ですからねと笑ったのです、社長が久方振りに二人の共演を見ましたといい、
しかし皆さん方が200年前からこの世界に来たと聞いてビックリしたのですよと言ったのです、西郷がこれも天の思し召しです、三人に何かをしろという事でしょうと話すと、社長がみなさん、
のお陰で今日の日本があるのは間違いない事実なのですと話し、
3人に酌をしたのです、暫くして真一達が帰ってくると、女将がお疲れ様でしたお客様は大喜びでしたよといい、二人に酌をしたのです、社長が技師長真一君の剣舞も中々のものだろうと言、
うと、まだまだですというので、女将があらあら厳しい師匠を持つと大変と真一にいうと、いえ、師匠は師匠ですよ簡単には追い越せませんと笑ったのです、春菊が真一さんはまだ独身なの、
と聞ので、
そうだよと答えると、そばに来て私をお嫁に貰ってと酌をすると、牡丹がダメです私が昔から狙っているんですと言うので、女将が持てるのは技師長ゆずりねと笑うと、親父が苦笑いをして、
います、社長がそれではそろそろ帰ろうかというので、女将に車は置いていきます明日迎えにきますよ、皆さんはゆつくりして下さいといい、親父と一緒に社長の車に乗り実家に向かった、
のです、
家に着くと姉夫婦が迎えに出てお帰り真一帰ってくるならちゃんと連絡くらいしなさい、あんたはいつも突然帰ってくるんだからと言うので、はあ~いと返事すると、まつたく返事だけは、
いいんだからとぶつくさ文句を言うので、義理の兄の健一が大変だねと笑ったのです、お袋が姉の子供にほら真一おじさんですよと言うと、おじちゃんお帰りというので、健治君か大きく、
なったなあと頭をなでると喜んだのです、
お袋がお風呂が沸いていますよと言うので親父が風呂に行ったのです、上がってきたので真一が風呂に行きあがってくると、ご馳走が並んでいます、ビールを飲んでいただきますと箸をつけ、
美味い、美味いと食べるとお袋が喜んでいたのです、いけない健治君にお土産を買ってくるのを忘れたと、さつき女将から貰ったご祝儀の中から一万円を渡すとおじちゃんありがとうと健治、
が受け取ると、
姉がハイこれはお母さんが預かりますと取りあげたのです、残りをお袋に渡すといいのよあんたが貰ったものでしょうと言うので、いいんだよ、これで親父と旅行でも行ってというと、お父、
さんは別に貰ったんでしょうと聞くので、親父がこれは仲間との飲み会につかうんだから勘弁してくれというので、ほらとっておいてと渡すと、それなら遠慮なく頂戴するわありがとうと、
受け取ったのです、
親父がさあ健一君もと酌をすると、ハイと言ってコッブを出してごくごくと飲み美味しいと言ったのです、姉が真一まだいい人は見つからないのと聞くので、うんと答えると、お父さんみ、
たいにあちこちに女がいるんではないのと姉がいうので、親父が苦笑いしています、きつと親父みたいにお袋一筋の人が見つかるよと笑い、健治君という孫もいるからいいではないのと言、
うと何言っているの、
あんたはこの家の跡取りなんだよと姉が言うので、ハイ、ハイと返事したのです、久振りに帰って来たのでお袋は嬉しそうで遅くまで歓談していたのです、次の日は親父がそれでは気をつ、
けてと会社に行くのを見送り、朝飯を食べてまた帰ってくるとお袋に別れをいい長崎行きのバスに乗り込み花月に戻ったのです、女将にお礼をいい車で長崎空港に向かったのです、空港に、
着くと春菊達が見送りに来ていました、
春菊が早く私をお嫁に貰ってというと、牡丹がいいえ真一さんは私の物ですといい、迎えにこないと稚内に押しかけるよと真一の手を握ったのです、鹿児島行きの時間まて間があるので、
レストランに入りコーヒーを頼んだのです、3人に昨日はどうでしたかと聞くと、色々あの時代を思い出して昔話に花が咲きましたよと笑ったのです、龍馬がいい親父殿ではないですか、
というので、
私と違ってあんまり喋らない人なので大変なんですよと笑ったのです、時間が来たのでゲートをくぐり春菊達ちに別れを惜しんで飛行機に乗り込んだのです、飛行機は長崎空港を離陸し、
鹿児島に向かったのです、桜島が見えてくると二人は懐かしいそうに見ていたのです、空港に着陸しバスに乗り込み市内に向かったのです、高速道路を走り左手に櫻島を見て走ると一、
時間で市内に着き城山観光ホテルにチェックインしたのです、
こんな所にホテルがあるんですかといい窓から外を見ると目の前に櫻島がみえます、ここが西郷さん達が最後に立てこもった城山ですよと言うと、ここから見る鹿児島の町も随分大きく、
なりましたねと言うので、海を埋め立てて広くしたんですよと言うと、なるほど江戸みたいですねと感慨深く眺めていたのです、レンタカーを借り市内見物に行ったのです、山を降りて、
岩崎谷に行くと、
西郷隆盛終焉の地と書いてあります、二人は懐かしそうに洞窟を見ていたのです、車に乗りまず私学校跡に行くと壁にはまだ西南戦争の弾痕が残っています、そばには軍服を着た西郷さん、
の銅像があります、これが私ですかと西郷がいいいつまでも銅像を眺めていたのです、次ぎは磯公園に行きましょうといい車で向かい、着いて中を散策すると懐かしいですと二人は嬉そう、
です、
次に西郷さんを祭った南州神社にいきましょうといい、神社に行くと自分を祭った神社にビックリしています、城山で散った薩摩兵児に線香を手向けたのです、西郷と村田は感無量になった、
ようです、次に鶴丸城跡に行きましたが石垣だけで何も残っていません、ここは高校になっているんですよと言ったのです、大久保どんは何も残っていないのですかと聞くので、いいえ、
といい鹿児島中央駅に行くと、
広場に大久保利通達誠忠組の面々の銅像があります、二人が良かったと喜んでいたのです、もう夕方なので車を返して天文館まで路面電車に乗ったのです、これは明治から走っているのですよ、
と説明するとそうですかとビックリしています、天文館で降りて一軒の居酒屋に入り焼酎のお湯割りと肴を頼んだのです、乾杯しどうでしたかと西郷に聞くと感無量です、真一殿ありがとう、
と言うので、
いいえ、こんなに日本が発展したのはお三方のお陰なのですといい、料理が来たのでみると、さつま揚げ、きびなご、タイ、アジ、などの海鮮料理です、懐かしいと二人は箸をつけ美味い、
美味いと食べていたのです、龍馬も私も鹿児島に来た時食べました懐かしいですねと言うので、そうでしたおりようさんと二人で西郷さんを訪ねる旅をしたのでしたねと言うと、あれは、
楽しかったですよと思い出して懐かしんでいたのです、
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