派閥(明治偏) 49 楽しそうに歓談しているとママがあらもうこんな時間だは皆上がってもいいわよと言うので、僕達も失礼しますと言うと坂本がここの勘定は拙者がと言うと、ママがお代


派閥(明治偏) 49


楽しそうに歓談しているとママがあらもうこんな時間だは皆上がってもいいわよと言うので、僕達も失礼しますと言うと坂本がここの勘定は拙者がと言うと、ママがお代は結構ですよと言う、

のでそれは困るとサイフから10万出すと、こんなには入りませんよと3万だけ受け取り、これは使わないで大事にとっておきます、この後女の子になにか食べさせてくださいというのでわか、

りましたと連れ立って店を出たのです、


店を出るとマリがそれぞれ知っているところでデートしましょうというので、3人の女の娘にホテルはを教え送ってくれるように頼み銘々に分かれたのです、マリが腕を組み美味しい居酒屋、

があるのでそこに行こうといい、店に入り日本酒と肴を頼んだのです、マリが酒をついで乾杯し一口飲むと辛口ですが中々コクのある酒です、生まれを聞くと市内だというので、それでは、

土佐の八金なのと聞くと、


違うわよこれでも優しくて臆病なのと笑ったのです、肴が来たのでみるとカツオの刺身、カツオの塩辛、カツオの生節、カツオ料理です、箸をつけてこれは美味いというと良かったとマリは、

嬉しそうです、稚内の氷まつりの事を色々話すと皆と中頃に行く事になっているので楽しみだわとマリが言ったのです、それでは時間も遅くなったので帰ろうというと、ホテルまで送るわと、

いうので連れ立ってホテルに戻ったのです、


ホテルに着くと部屋に行ってもいいでしょうと言うので部屋に行き中に入ると、マリがシャワーを浴びてくるわとシャワールームに行ったのです、上がって来て真一さんもと言うのでシャワー、

を浴びるて上がってくると、ビールを渡し乾杯したのです、マリが手を握り唇を合わせるので腰をかかえベットに寝かせてバスローブを剥ぎ取り、燃え上がったのです、行為が終りると胸に、

顔を埋めてここに泊ってもいいと言うので、


いいよと言うとありがとうといい、暫くすると寝息をたてて眠ったのです、真一もすぐに深い眠りに落ち、名前を呼ぶ声がするので目を開けるとマリがおはようと言ったのです、顔を洗って、

サツバリして、サイフから10万を取り渡すと、怒った顔をしてお金が目的で抱かれたのではないよと言うので、勿論分かっているよ、稚内まで会いに来てくれるんだろう、その旅行費用だよ、

と無理矢理渡すと、


ありがとうと受け取り、こんど必ず高知にも会いに来てというので、唇を合わせ必ず来るよといったのです、一階のカフエに入り朝食を頼んだのです、皆が降りて来たのでみると全員それ、

ぞれの部屋に泊まったみたいで、まるで恋人同士みたいです、皆で朝食をとり食事が終わると空港まで送っていくというので、分散してタクシーに乗り空港へ向かったのです、それでは、

皆さんの思い出の地長崎へ行きますよといい、


それぞれ別れを惜しみながら機上の人となり一路長崎に向かったのです、長崎までは一時間のフライトです、空港に着くとレンタカーを借りて佐世保に向かったのです、軍港を見ると多くの、

アメリカを始め艦船が停泊しており、3人はそれを見て驚いています、それでは実家に寄っていきますと実家に着きただ今と玄関を開けると、お袋が出て来て、あら真ちゃんどうしたのと聞、

くので、


鹿児島に行くついでによったんだよといい、3人を紹介し家の中へ上がったのです、今日はゆつくりして行ってくださいと言うので、三人は長崎に思い出があるのでそこに泊るけど、僕は、

戻ってくるよと言うと、そうですかそれではお昼を食べて行ってください、バッテラ寿司とお父さんが作った野菜でサラダを作りましょうといい、お茶をだして台所へ向かったのです、


西郷が真一殿はここで生まれたのですかと言うので、そうですのどかな田舎でしょうと言うと、懐かしい風景ですと西郷が言ったのです、暫くしてさあ出来ましたよとテーブルに並べると、

ノンアネコールと普通のビールを出しお袋がコップに次いだので乾杯したのです、料理を勧めるとバッテラ寿司を食べて3人がこれは美味いというので、お袋が喜んでいたのです、


トマトを食べると甘くて美味しいので真一が美味いトマトだと言うと、お父さんが野菜作りに凝っているのよと言うので、今度は野菜作りかというと、あんたと同じで直ぐに飽きが来ますよ、

と笑ったのです、食べ終わると稚内から明治時代にタイムスリップして3人をこの世界に連れて来た事を話すと、ビツクリして本物の西郷さんと坂本さんに村田さんなのといい、信じられ、

ない事ですが、


真一が嘘を言うはずがないですねといい3人に酌をすると、真一さんは不思議な力を持つているのですよ、それに剣の腕も相当なもんですと西郷がいうと、小さい頃からお父さんに鍛え、

られたからですよと笑ったのです、龍馬が懐かしい味でしたというので、そうですね龍馬さんは長崎では有名人ですよとお袋が言ったのです、一休みしてそれでは後でといい車に乗り込み、

長崎に向かったのです、


長崎に着きまず亀山社中跡に行くと龍馬が懐かしいと喜んでいます、グラバー邸などの観光地を巡り夕方になったので花月に行くと女将がいらっしゃいませと挨拶し奥座敷に通したのです、

西郷と龍馬がなつかしい、西郷さんと飲んだ部屋ですよと言うと、女将が龍馬さんがこちらで西郷さんがいつもそちらに座っていたそうです、その子孫の方にお越しいただいて感激して、

いますと言ったのです、


仲居がお膳をもって来たので女将が皆に酌をしたのです、奥座敷に今日はお泊り頂きますのでゆっくりしていってください、今芸子も来ますと言ったのです、暫くすると芸子が4人入って来て、

春菊、雛菊、夕霧、牡丹ですと挨拶して酌をしたのです、それでは一指しといい牡丹が三味線を引き3人が踊ったのです、とても素晴らしい舞いです、終わると皆で拍手して中々素晴らしい、

舞いですと喜んでいます、


膳があと二つあるので誰か来るのですかと聞くと真一さんのお父さんと佐世保造船の社長さんですよ、先ほど電話がありお母様から聞いたとかで皆さんに会いにくるそうですと話したのです、

襖が開いて親父と社長が現れて膳の前に座ると女将が酌をして再び乾杯すると、真一君久しぶりお父さんから聞いて駆けつけたんだよといい、私は佐世保造船の社長をやっています、こちら、

が真一君のお父さんですと紹介すると、


親父が真一の父親です息子が大変お世話になっていますと頭を下げるので、3人がお世話になっているのは私どものほうですと言ったのです、真一それではしたくをしなさいと言うので隣の、

部屋へ行き袴に着替え刀を受け取ったのです、親父と一緒に部屋に戻り親父が武田武士の舞いをといい、牡丹が三味線を弾き真一が歌いながら舞い、詩吟を親父が唸ったのです、それは呼吸、

のピツタリあった舞です、


刀を仕舞い一礼すると万雷の拍手です、皆が素晴らしいと驚いています、社長がさすが親子だ息もピッタリだねと二人に酌をしたのです、真一が冷や汗がでましたよとビールをごくごく飲むと、

女将がお父さんの前では緊張したでしょうとコップにビールを注いだのです、女将が他のお客さんにも剣舞を披露していただきませんかと親父にいうと、ハイと返事して真一といい立ち上がっ、

て、女将の案内で座敷に行き親父と二人で舞い、牡丹が三味線を弾いたのです、素晴らしい舞いにお客はみんな感激していたのです

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