派閥(明治偏) 48 それでは失礼しますと席を立ち美樹の店に向かったのです、店にはいると美樹が来るとおもっていたわ、部長がきているわよと席に案内したのです、皆が席に座り紹介す


派閥(明治偏) 48


それでは失礼しますと席を立ち美樹の店に向かったのです、店にはいると美樹が来るとおもっていたわ、部長がきているわよと席に案内したのです、皆が席に座り紹介すると、これは有名人、

の子孫のかたですかと言い、水割りで乾杯したのです、今度は関東銀行の助っ人だそうでご苦労さんだなと笑い、本社には顔は出さなくていいよと言うので、わかりました、明日は高知に、

行き、その後は鹿児島に行ってきますというと、


そうか出張費用は会社でもつよ、勿論公用にしてやるよと言うので、ありがとう御座いますと返事したのです、今回はこの3人の方に助っ人してもらったのですよと言うと、それはご苦労、

様でしたと部長が言ったのです、龍馬が真一殿の腕は凄いですなあと言うと、部長がお陰で我が社は助かっているのですよ言ったのです、美樹が東京には帰ってこないのと聞くので、

こうやって、


直ぐに助っ人にだすためにず~と稚内らしいというと、美樹が部長ひどいではないですかと言うと、僕は何も言っていないよと言うので、美樹がさては稚内にいい人がいるんでしょう、後で、

とっちめてあげるわと水割り一気飲みするので三人が大笑いしたのです、暫く歓談して時間も遅くなったので店を出てホテルに帰ったのです、夜はそばだったので寿司でも食べましょうと、

ホテルの近くのすし屋に入り、


日本酒と寿司を頼み今日は助かりましたと乾杯したのです、しかし皆さんの剣の腕も中々のもんですというと、これでも元武士ですよと新八が言い、この警棒も中々威力がありますねと感心、

していたのです、寿司を食べ小腹も一杯になったのでホテルに戻り、明日は高知に行きます、10時頃出ますのでゆつくりして下さいと部屋に入ったのです、シヤワーを浴びて一服していると、


美樹から電話がかかって来たのでホテルと部屋番号を教えると今から行くと電話を切ったのです、暫くして美樹が来てシャワーを浴びて出て来たのでワインで乾杯して、久しぶりだねと嬉し、

そうです、久しぶりに二人は燃え上がったのです、次ぎの日には10時にホテルを出て羽田に向かい皆で朝食を食べて飛行気に乗り込み高知へ向かったのです、龍馬が土佐はどうなっているか、

楽しみですと嬉しそうです、


一時間半で高知に着き龍馬が高知の街並を見て土佐も都会ですねと感心しています、空港へ着陸するとレンタカーを借りさつそく現在の高知県高知市上町一丁目の龍馬の実家に向かったのです、

そこには龍馬誕生の地という石碑が立っていました、龍馬はそれを見てここです懐かしいと回りを眺めていたのです、真一が坂本家も祖父の才谷家も残念ながら没落して絶えていますというと、


私が武士の世をなくしたので多くは困窮したのでしょう、しかしこの国の為にはそれで良かったのですと話したのです、まず桂浜にいきましょうと車で向かったのです、着くとそこには龍馬の、

銅像が太平洋を見つめていたのです、懐かしいですここに来てあの東にあるアメリカがどんなところか胸を躍らせたものですと感慨深く海を眺めていたのです、再び車に乗り室戸岬に向かった、

のです、


そこには中岡慎太郎の銅像が同じく東の海を見つめていたのです、龍馬が慎太郎もこの時代まで人の記憶に残っているのかといい、幕末を二人で駆け抜けた事を思い出したみたいでした、高知、

の城下に戻りホテルにチェックインしてレンタカーを返し遅い昼食を取る事にしてレストランに入りビールとカツオの叩き定食を頼んだのです、皆で盃を重ね飲むと冷えてて美味しいのです、


龍馬がカツオの叩きを食べて懐かしい味ですと喜んでいたのです、西郷と村田が鹿児島もカツオが沢山取れよく食べましたと嬉しそうです、食事が終り龍馬が高知城下を案内しましょうと播磨、

屋橋まで来ると、橋の欄干をそのままですよくこの橋を渡ったもんです、すれ違う人はまさか坂本龍馬がここにいるとは夢にも思わないでしょうと真一が言うと、そうですねと笑ったのです、


高知城に行くと天守閣が見えてきたのです、真一が日本に残る唯一の当時のままの天守閣ですと話すと懐かしいですね、もつとも郷士であった私は城勤めした事はありませんと言ったのです、

城は公園になっており登れますよと中に入り、天守閣に登ると高知平野が一望できます、龍馬が始めて登りましたと嬉そうです、それでは次ぎに龍馬さんの記念館がありますので行きま、

しょうとタクシーで向かったのです、


着くと坂本龍馬記念館と書いてあります、中に入ると当時の龍馬の写真があり龍馬が残っていたんだ、これは神戸の海軍伝習所にいた時にとったものですといい、見て回ると姉に送った手紙、

が展示してあります、これは私が姉に送った紛れもない手紙です、200年後まで残っているとは感激です、中にいた人が写真とそっくりな龍馬をみてじろじろ見ていたのです、


夕方になったので高知城下に戻り一軒の居酒屋に入り、こ上がりに座ってビールと海鮮料理を頼み乾杯したのです、西郷と村田が龍馬さんは200年後まで皆に慕われているんだというとなんか、

恥ずかしいですよと言ったのです、あの時代を思い出しました、戻ったら夢であった世界相手の商いをやろうと思っていますと嬉しそうに酒を飲んでいたのでした、


時間も経ったので河岸をかえましょうと連れ立って飲み屋街を歩いていると、看板にスナック龍馬と書いてあるので、入ってみる事にして店に入り初めてだけど現金で払うよと言うとママが、

どうぞとテーブルに案内し龍馬をみてあら坂本龍馬そつくりと驚いています、坂本龍馬、西郷隆盛、村田新八、村上真一ですといい、シーパスをとウイスキーを頼んだのです、壁に稚内氷祭り、

と、真一の剣舞、坂本龍馬の写真が飾ってあります、


真一を見てあの剣舞を舞っている人にソックリですねと言うので私ですと言うとビックリして、それでは稚内から来たのですかと聞くので、そうです、ここにいる人は皆子孫ですよと言うと、

まあそれは光栄です、私は歴史が好きなのです、龍馬の大フアンなんですよ、西郷さんと村田さんもよく知っていますと感激して水割りを作ったので乾杯したのです、ママがサインペンを、

持って来て、


あの写真にサインして下さいというので真一がサインして龍馬もサインしたのです、色紙を出したので皆がサインしたのです、ママが大変と皆に言い女の子と客に話すと、皆が取囲み握手を、

して下さいというので、握手をすると感激しています、ママここに座ってもいいですかと4人の女の子が言うのでお客さんはどうするのとママが言うと、自分のついていたお客に話して戻っ、

てきて、ここに行ってもいいと言ってくれましたと、


4人が間に座ったのです、ママが私からの驕りですとシャンパンを出して再び乾杯したのです、ママが稚内氷祭りに行ってきたお客さんがあのポスターと写真をくれたのですよ、氷の彫刻、

オーロラ、屋台村、バギーと色んなイベントがあり特に剣舞は素晴らしくて、海鮮料理も最高だったと自慢していたのですよ、飛行機も今の時期安いので、今月の半ばにお店の女の子と、

行くことにしているのですと言うので、


それはありがとう御座いますと言ったのです、龍馬の隣に座った女の娘がわたしは涼子というのですよ、おりようさんと同じ名前で龍馬さんの大フアンなんですとグラスを重ねるのでそれは、

嬉しいと龍馬が言ったのです、ママがこの店の女の娘はみんな歴女なんですよと笑ったのです、真一の隣に座った女の娘がマリといいますと言い、あの剣舞の写真も素敵だけど本物に会える、

なんて嬉しいと手を添えたのです、



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