精神面で限界が来た
さて、私事ですが仕事を辞めました。辞めたといいますか辞めざるを得なかったといいますか。とにかくストレスで体調も精神面も結構やられまして、まぁ仕事が合わなかったって事なんですね。特にこの二か月は辛かったです。色々と振り回されたりして限界でした。
「しばらくはカブいじりやメダカの世話をしてノンビリ過ごそうと思います」
のんびりしている場合じゃないんですけどね、カブを直すにしてもメダカを育てるにしても先立つものが必要ですから。それに私は四十代半ばです。再出発は1Gエンジン搭載のマニュアルミッション車で坂道発進するくらい難しい状況です。ですが、けっこう精神的に堪えました。とりあえず少しだけ休もうと思います。休んでからは再出発だ。
前職は最終的につらくて精神崩壊寸前になって最後の挨拶で泣き出してしまうほどだった(ここでようやく職場の人たちは私がいろいろ限界だったことに気が付いた)わけですが、良い事もありました。
「機械関係の業者さん情報で、電話帳に乗っていた店がカブのリムとスポーク交換作業可能だとわかりました」
そのバイク店も十キロ以上離れていますけど、往復で半日以上クルマを走らせるのより余程マシです。仕事を辞めてしばらくは書類が来るまで就活出来ません。気分転換のドライブがてらリムを持って行きました。納期は指定なしで『急ぎません、完成したら連絡お願いします』です。
「スポーク張替えの技術は徐々に失われつつあります。技術継承のためにも出来るだけ職人さんにお任せしましょう。資源の節約にもなります」
さて、しばらくはメダカ鉢を掃除しながら待つことにしましょうかね。そろそろメダカの産卵シーズンです。今まで機械の整備が得意だと思って生きてきましたが、実際はそれ程でもなく、手先が器用でもなければ体も心もタフではないと痛感した今日この頃です。
「スーパーカブみたいに平然と走り続けられるタフさが欲しいですねぇ……」
次はどんな仕事に就けるんでしょうねぇ……。
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