登場人物(未登場も含む)

帝政クラルデン


レギオ

主人公。二代目ルギアス艦隊軍帥。ルギアス1番艦隊司令。ルギアス艦隊旗艦タルギア艦長兼操艦長兼主砲大口径コイルガン砲手。タルギアの操作と指揮、1番艦隊の指揮、ルギアス艦隊全軍の指揮を1人でこなしている。ルギアス艦隊初代軍帥であるルギアスの実の孫であり、弟子。歳は若いが、祖父譲りの戦術と若さならではの勇猛さを併せ持つ。部下や味方を陛下に忠誠を誓う臣民であると考えており、敵味方ともに無用な戦闘や犠牲は可能な限り避けようとする。部下を思いやるあまり無茶な行動をとることから、ヒルデには過保護軍帥と呼ばれている。性格はトランテス人の中でも穏やかで、家格に奢ることはなく、部下も能力と実績で評価していることから、クラルデンの軍人の多くに慕われている。しかし部下の犠牲を極端に嫌うため、たまに勝利を投げ出すことも。ルギアス艦隊はポラス艦隊やガトノ艦隊に比べ損害が極端に少ないが、局地戦などの白星では両艦隊に劣る。


ガルフ

ルギアス2番艦隊司令。ルギアス艦隊次席指揮官。ルギアスの息子であり、レギオの叔父、そして兄弟子でもある。


ニコル

ルギアス3番艦隊司令。戦争孤児であり、母親は生まれた時に死別し、幼い頃に当時ルギアスの部下であった父親も戦死したことで、ルギアスに引き取られた。レギオとは幼馴染であり、同じ師を仰ぐ兄妹のような間柄。


ホロン

ルギアス4番艦隊司令。左丞相ガズマが、統一帝アスラに従い軍を率いていた頃に参謀を務めていた将帥。


ダリフ

ルギアス5番艦隊司令。ルギアスが打ち倒した宙賊の頭目の子孫であり、末っ子ということから父親に暴力を受けていた経緯を哀れんだルギアスに拾われ、弟子の1人として育ってきた。賊達と距離を置いていたことや、ルギアスの元で育ったことから、出自の色など欠片も残していない冷静沈着な将として成長を果たしている。


ベイン

ルギアス6番艦隊司令。左丞相ガズマの再従兄弟にあたる若き将帥で、ルギアスの弟子の1人でもある。新生ルギアス艦隊発足時から付き従う古参の1人。


ムズル

ルギアス7番艦隊司令。非常に暑苦しい。そして喧しい。一応彼もルギアスの弟子の1人。


シトレ

ルギアス8番艦隊司令。ガルフの右腕として活躍してきた古参であり、ルギアスの弟子の1人。その豊富な実戦経験から、多数の衛航艦の指揮を任されている。


モルコ

ルギアス9番艦隊司令。ルギアスの教えを受けた弟子の1人。楕円銀河方面の艦隊参謀から、本人の強い希望でルギアス艦隊に配属となった。


エギル

ルギアス10番艦隊司令。タルギアの全身のルギアス艦隊旗艦であるルビタートの艦長を務めていた。新生ルギアス艦隊では、結成当初からの最古参の幹部メンバーの1人でもある。


メゼロ

ルギアス11番艦隊司令。剽軽な性格。トランテス人とニファルナ人のハーフ。真面目な気質が多いルギアス艦隊の中ではやけに浮いた存在。


フレデリカ

ルギアス12番艦隊司令。かつてはフラスネア協商軍に所属していたアストルヒィア人で、ラドミーバ防衛戦においてレギオンの捕虜になったのがレギオとの出会い。6番艦隊司令であるベインの妻。


オラフ

ルギアス13番艦隊司令。ナテリア総督府軍の出身で、軍帥になる前のヒルデと肩を並べて戦ったことがある。


ワイズ

ルギアス14番艦隊司令。ルギアス艦隊に配属される前は、楕円銀河辺境の地方軍所属の機動艦隊の護衛艦長として所属していた。ルギアスの弟子の1人でもある。


ファドロ

ルギアス15番艦隊司令。エポナスの総督府にいた元役人で、総督府軍の補給を担当していた。事故により片足を失ったことで解雇されたところをルギアス艦隊に招かれ、その補給の重要性を担う戦い方を認められ艦隊司令を任されるまでに至った。


ノエル

ルギアス16番艦隊司令。父親がかつてのルギアス艦隊に属していたことから、ルギアスの教えを受けた弟子の1人でもある。シヴィナリー星系の戦役後にルギアス艦隊に配属となった。


シャマンドクロー

ルギアス17番艦隊司令。クラルデンに統合された過去を持つ惑星マトランギアの出身であるマトランギア人。





バラフミア王朝


ハルコル

オリフィード駐留艦隊所属、ツラファントの艦長。バラフミアの支配下にある惑星カラピリメを発祥とするカラピリメ人。アルフォンスの側近の1人だったが、超兵器を利用する方針に反対したことで警邏艦艇に降格されてしまう。


サイラス

ツラファントの副長を務めるカラピリメ人。


アルフォンス

バラフミア軍所属。カミラース星系駐留艦隊総司令官。四つの艦隊の中では最大規模の103隻からなる艦隊を指揮していたが、オリフィードに対する奇襲攻撃によりツラファントを残して艦隊が全滅、戦死した。


デーヴィット

バラフミア軍所属。80隻からなるメッザニア駐留艦隊司令で、階級的にはアルフォンスと同格の次席指揮官。アストルヒィアから得た新兵器リフレクター・バスターを持ち込み、ルギアス艦隊と衝突する。


マクスウェル

バラフミア軍所属の艦隊司令。カミラース星系調査艦隊の総司令官であるアルフォンスと対立し、外惑星系の調査という貧乏くじをアストルヒィアの拿捕艦で構成された艦隊とともに押し付けられた。叩き上げの軍人であり、偏屈で変わり者として知られている。レギオとはとある因縁がある間柄。


シェグドア

腰巾着の艦隊司令官。機動艦隊からなる48隻の艦隊を指揮する。バラフミアの体制変換を目論んでいるテロリストの幹部。バラフミアの支配階層であるはずのオルメアス人。


???

ツラファントの航宙長。やや小太りのニーグント人だが、その正体は太古に存在したと言われ絶滅したと目されていた癒しの地肉を有する長命の種族ヴィオランテ人の女性で、カミラース星系に眠る遺跡の墓守。シェグドアが狙っているヴィオランテたちが守ってきた古代の遺産[ガイルの炉]を命運ハルコルに託す。








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カミラース星系戦役 大艦巨砲主義! @austorufiyere

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