応援コメント

第二十一話 婚姻」への応援コメント


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     祝福の鐘が聞こえてきそうな内容でした。王妃のお戯れはさておき、やっぱり花嫁は美しい。

    作者からの返信

     王妃さまも相変わらず戯れています。めでたしめでたしで物語もそろそろ終わります。

     いつもお読みいただいてありがとうございます。

  •  育ての両親、ボション男爵夫妻へのはからいが、嬉しいです。
     今のビアンカさんを育て上げたのが、このポールさんとスザンヌさんの2人なのですから。
     2人にも前回で表現されたような、これまで至る想いが、こみ上げたことでしょう。
     幸せを見送れる機会があって、本当に良かったです。



     ミラ王妃様は、ここでもやってくれました。
     確かに、王族は家来の結婚式には出ないと思います。
     ミラ王妃様が、そんな決まりなど蹴り飛ばして、見たいものは見たい! 見ないと一生後悔する! などと、駄々をこねた姿が目に浮かびました。

     さらに、実父のアルノーさんには内密だった。
     教えたら、反対されるだろうし、せっかく花嫁の父親が再びできると喜んでいるのだから、水を差したくないとも思ったことでしょう。
     ミラ王妃様には、こんなような想像まで、させていただきました。

     合間妹子様が、ミラ王妃様の性格を見抜いてのエピソードだったと思います。
     変幻魔術が得意ということも、活きましたね。



     そして、最後の鳥目線がよかったです。
     結婚式を、王都の街を、幸せな人々を、その全てを、俯瞰(ふかん)したようなラストビジョンでした。
     また、それが動物達の企画というのも、意外性があって面白かったです。
     とてもきれいな幕引きでした。


    作者からの返信

     ビアンカがルクレール侯爵家に養女に入ったのは公爵様に嫁ぐためなのですから、その点ルクレール侯爵夫妻は分かっていらっしゃいます。何と言っても王妃様の御両親ですものね。特に新しい養父のアルノー・ルクレール侯爵は花嫁の父親役の重要さを分かっていらっしゃいます。ポールとスザンヌ夫婦の気持ちを汲んだ粋な計らいとなりました。

     王妃様は変幻魔術だけ使えるのが幸いしてか、国王陛下から変装して式に出席する許可をもらえました。臣下と言っても仲良くしている従兄にあたるクロードの結婚式ですものね。ただ、陛下の許可が下りていたことを知らされていなかったアルノー氏は、冷や汗ものでしたが。事前に知らされていても心が休まることはなかったかもしれませんね。

     ビアンカの白魔術師としての能力はこの物語中では政治的な利用はされません。ですから彼女の魔法はこんなことにも使えるんだ、ということを作者としては少しでも伝えたくてこの白鳩さんたちの登場となったのでした。

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