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仕事に向き合うクロードさんの一面を見た回でした。
休日でも仕事をする、補佐官に恵まれない、もしくは期待が大きいあまりに、簡単に受け入れられない。
そして、本人はいつも機嫌が悪い。
いつも機嫌が悪いと分かっていても、縁談を持ってくる人もいる。
親戚として欲しい家柄であるとの証明ですね。
クロードさんが、どのような顔をして、ナントカ侯爵に「ひぃー」と言わせ撃退したのか、また、機嫌の悪いとは、どんな感じの顔なのか、ちょっと気になりました。
リゼットさんは「どこかの令嬢と婚約してしまえば」との思いを、言葉しませんでした。そのことから、聡明な女性に写りました。
容姿の表現はありませんでしたが、メガネ女子をイメージしてしまいました。
このように、ビアンカさんが出ない場面も、うまく挿入してあって、物語と言うより人物のイメージを膨らませている、と思いました。
作者からの返信
クロードがいつも機嫌が良くないのは色々理由があります。機嫌が悪いとまず、無表情でジロリと睨まれます。大抵の人はそこで怖がって退散するでしょうが、時々そんな空気も読まずナントカ侯爵とか、お色気で迫るお姉さんとかが現われるようです。
リゼット女官長は詳しく描写はしていませんが、だいたいビアンカやアメリの母親くらいの年齢の女性をイメージして書いています。クロードや王妃といった身分の高い人々にも歯に衣を着せず強気に出られる方です。オールドミスのお局的な人を最初はイメージしていたのですが、色々細やかな気遣いも出来る人なのできっと家庭のある人だろうなあと作者は考えています。
この第五話は大人になり公爵位を継ぎ、魔術院の副総裁までに上り詰めたクロードがどんな人なのかという紹介するための回でした。
初めまして。
「選り取りみどりだぞ」のくだりが楽しくて好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
作者自身も大好きなのです、副総裁さまのこの返し。
共感していただけて嬉しいです。
コメント失礼します。
セリフのテンポが凄くいいですね。だから、どんどん読み進められます。僕はセリフが苦手なので羨ましいです。
作者からの返信
烏目浩輔さま
私の作品を読んで下さってありがとうございます。
セリフを書くのは好きなのです。その代わり描写がとても苦手。
いつも調子に乗って書いているとセリフに次ぐセリフで、地の文が全然ない状態になることもあります。
☆もありがとうございました。