丁寧に書かれていると思いました。
ビアンカが綿密な調査に力を注いでいたと推測できます。
入学しない学校も出てきました。
もしかすると、王都へ行ってからその学校と揉め事、とまでいかなくても、関わりをもっていくのではないかと、想像してしまいます。
これからの王都での生活に、読み手も胸が膨らみます。
作者からの返信
亜逢さま
ビアンカは黒いマントのお方の夢を見て以来、養父母に金銭的負担をかけないように王都に行く方法を考えていました。それが奨学金をもらって王宮侍臣養成学院に進学だったのですね。
侍臣養成学院は基本的に入試に受かれば誰でも入れる、王宮の職員になるための専門学校ですね。学費も良心的な設定ですし、奨学金制度もあります。初等科を終えた後、12歳から入れます。専門によって違いますが、王宮侍女になるためには3年の課程を終了する必要があります。
貴族学院はその名の通り、貴族しか入れません。学費も貴族の子女対象なのでべらぼうに高いようです。同じく初等科を終えた後、12歳から入れ、6年制です。普通科と専門科があります。魔術師や近衛騎士など、この学院を出ないと就けない職もあります。
さて、王都で侍臣養成学院に入ったビアンカにはどんな試練が待ち受けているのでしょうか?
ビアンカ、偉いですね。試験受かってよかったです。
でも、スザンヌとポールにとっては、もう戻ってこない確信なのですね。。
作者からの返信
実家は王都から遠いですからそう滅多に帰ってくることはないでしょうねぇ。けれどそうまでしてもビアンカは王都に行かないといけない理由があるようです。