コメントをいただきましたので、立ち寄らせていただきました。
物語の冒頭として、魔術師の覚醒のお話なのですが、なかなかどうして、謎が散りばめられていると感じました。
覚醒のタイミング、落馬で覚醒したのでしょうか? 覚醒して落馬したのでしょうか? はたまた、別なことが原因で覚醒したのでしょうか?
魔術師を輩出している家系でも、数少ないようです。どうして、このジャンさんが覚醒したのでしょうか?
そして、黒雲、黒い稲妻の正体とは?
分かりやすい文章なので、通り過ぎてしまいがちなのですが、多くの謎を含んでいて面白そうに感じました。
あと、忘れていたわけではありませんが、白魔術師が片割れとして誕生している可能性を言っていることです。ここが一番の味噌ですよね。
何か、因縁めいたものを感じます。
黒雲だから、黒魔術師とつなげたいところですが、もしかしたら、ジャンさんの方が白魔術師というのもあり? と、言うかんぐりもできます。(違うかも知れませんが……)
短い序話ではありましたが、存分に楽しませてもらいました。
ただ、PR文を読むと、女の子が主人公のようです。田舎娘?。
始めに、対になる男の子を持ってくる。こういう趣向も私は好きです。
作者からの返信
亜逢 愛さま
私の作品の方へもお越しいただきありがとうございます。丁寧な応援コメントもありがとうございます。ネタバレにならない程度にお答えいたします。
覚醒のタイミングは落馬でも何でもないのです。ある日突然してしまうのです。このことについては今のところシリーズ中どこにも記述しておりません。というのも覚醒して誕生する大黒魔術師がとても珍しい存在なので当時はまだあまり解明されていないといいますか。魔術師を輩出している家系に二、三代おきに生まれる普通の黒魔術師は生まれながらにして魔力を持っています。そして彼らは幼児期には魔術を使い出すのですね。
何故覚醒したのがジャン=クロードだったかというのは(私は以後クロードと呼びます。作中でもそうなので)魔術師を輩出している家系で彼には大魔術を使える器があったということしか。
黒雲、黒雷はクロードの魔力の現れです。この後、大人になったクロードも時々怒りを爆発させては黒雷を落とします。
クロードの覚醒と同時に誕生したかもしれない白魔術師との関係はこれから明らかにされていきます。
序話だけでも楽しんでいただけたようで作者としては嬉しい限りです。次話からは田舎娘ビアンカのお話になります。よろしかったら続けてお読みください!
百年に一度王国に現れるかの魔力すごいですね。9歳で覚醒も。
長いシリーズですね!
作者からの返信
坂井令和(れいな)さま
私の作品を読み始めて頂き、コメントもありがとうございます。シリーズ作が次々に増えております。気付いたら十作。我ながらよくこれしか書かなかったものだな、と……