--主要登場人物紹介--

年齢、称号、肩書は王国歴1028年、第五話開始時点のものです。登場人物も多く架空の設定なので、混乱を避けるため貴族は姓と名のみに統一しました。


***


ビアンカ・ボション(19)

王太子付き侍女

王国南部に領地を構えるボション男爵家の長女。不思議な力を持って生まれる。15の時に単身王都に移り住み王宮侍臣養成学院を卒業後王宮に勤務する。


ジャン=クロード・テネーブル公爵(29)

王宮魔術院副総裁、貴族学院教授

王国随一の黒魔術の使い手。ずば抜けて魔力が強く、他人に厳しく自分にはもっと厳しい。短気で、怒らせると怖いので部下からは恐れられている。


ミラ王妃(27)

ルクレール侯爵家からサンレオナール国王ガブリエルに嫁いだ。ジャン=クロードは従兄弟にあたる。かなり豪快な性格。


アメリ・デジャルダン(18)

王妃付き侍女

ビアンカの親友で同僚。ビアンカとは王宮侍臣養成学院で知り合う。子爵令嬢である彼女も、色々と事情があり平民の通う学院に通っていた。


ポール、スザンヌ・ボション男爵夫妻

ビアンカの両親。ビアンカには二人の妹リナ、ジュリアと弟セドリックがいる。


ジェラール牧師

ボション領の町にある教会の牧師兼教師

捨て子のビアンカを見つけて保護した人


ブリューノ・フォルタン(60)

王宮魔術院総裁、貴族学院名誉教授

ジャン=クロードやその他の魔術師を教育することに生き甲斐を感じている。


リゼット女官長(43)

侍女他官職の採用、配属を担っている。副総裁や王妃に対して結構容赦ない。


ガブリエル国王(33)

破天荒な王妃を受け止めることの出来る割と?穏やかな性格の人物である。王妃との間にエティエン王太子(5)とマデレーヌ王女(2)がいる。


レベッカ(28)

王妃付き侍女

ミラの乳姉妹で子供の頃からルクレール家に勤めミラの輿入れと共に侍女として王宮に入る。


ジャック、ルイーズ・テネーブル夫妻

ジャン=クロードの両親。公爵位はジャン=クロードに数年前に譲っている。


リュック・サヴァン(25)

王宮騎士団 中佐

甘いマスクで王宮一の人気を誇る近衛騎士。アメリとは昔馴染みらしい。


アルノー、テレーズ・ルクレール侯爵夫妻

ミラの両親。ミラの下には弟ジェレミーと妹フロレンスが居る。

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