流し読みの基本 単語読み
単語
唐突に書きましたが、これを「この文字は……『単』で、次の文字は……『語』だから……タンゴだ!」
といちいち考える人は、小学生でもそうはいないと思います。
ぱっと観た瞬間に文字を理解したと思います。
これこそが単語読みです。
文字を一字ではなく、ひとつの絵としてカタマリとして理解する方法です。
試しに私の書いた過去作から例題を出してみます。
―― 百合のようにしなやかで細く美しい少女が、私よりも膨よかな胸を押し付けて腕を首に回してきた。――
[https://kakuyomu.jp/works/1177354054881690593/episodes/1177354054882055301]
これは、カクコンに見事に落選した【咲き誇れ!】の冒頭文です。
これを単語読みし易いように分割してみましょう。
―― 百合のように | しなやかで細く | 美しい少女が、| 私よりも | 膨よかな胸を |
押し付けて | 腕を首に | 回してきた。――
このように分節が区切られています。ここまで短くすると、ぱっと読めると思います。
難しい場合、繰り返し慣れるまで見つめていていください。
文節の区切りを即座に判断できないのであれば、前のページでも紹介したように漫画のふきだしで練習するといいでしょう。
ほとんどの漫画は、文節で改行されています。
漫画に抵抗があるなら、小説に直接棒線をひいて、文節を分けてみるのもありです。私の過去作を練習台にしてもらって構いませんよ(ステマ)
この訓練に慣れてくると、次のステップ視野の拡大に移ります。
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