37 リスク
五月二十六日、金曜日。
三日間のテスト期間が終了したが、僕は相変わらずのホテル通いだった。
麻衣と色んな体位を試しては、時折大音量の喘ぎ声を聞いて、の繰り返し。
試した体位の数は、もはや数えるのも面倒なくらい。
さして運動神経もよくなく、体も柔らかくない僕は時に筋肉が
男とは違い、女は何度でも絶頂を感じることができるという。実際、麻衣は快楽の悲鳴を何十回と上げていたわけで。
すぅ、すぅ――
麻衣は今、安らかに眠っている。
高級感溢れる布団に包まれて、気持ちよさそうだ。
試しにキスしてみたが、起きない。
布団越しに胸を揉んでみても起きず、ならばと布団をめくって、舐めてみたが、同様だった。
ふと思い付いて、テレアームで筋肉や心臓の動きを調べてみたが、至って落ち着いている……と思う。
「……」
今なら。
麻衣が寝ている今なら――殺せるんじゃないか?
たとえば麻衣に乗っかって、その首に手を掛けて、全力で体重を加える。
たとえばテーブルに置いてあるガラスの灰皿の角で、思い切り頭を殴る。
たとえば備え付けのペティナイフ――果物を切る用のナイフで、胸を一刺しする。
凶器を持ち込む必要など無かった。この部屋にあるものを使えばいい。
麻衣は怪物で、
攻撃さえ届けば、僕でも殺せる。
……いける。
僕は既に何人も殺してきた。
あと一人分、追加するだけ。
もちろん麻衣は今までの相手とは違い、赤の他人や友達ではない。紛いなりにも恋人として一緒に過ごしてきたわけで、愛着はあるし、この体を味わえなくなると思うと、心残りもある。
でも、それでも、命には替えられない。
麻衣を殺す。
この結論は揺るがないし、この決断を鈍らせる躊躇や遠慮も僕には生じない。
あるのはただ一つのみ。
――リスクだ。
殺した後の、後始末をどうするか。
死体そのものはテレポートを用いて、他の物体を上書きすれば消せるが、大量出血は避けられない。部屋中に血が飛び散るだろう。それらを跡形もなく掃除する知識は、僕にはない。
そもそも証拠隠滅に成功したところで、麻衣が消えたことに変わりはないのだ。ホテルの従業員にどう説明するかという課題もある。
麻衣はひいきにされていると言っていた。
帰る前には、いつもフロントに連絡を入れていた。
麻衣が消えれば、確実に怪しまれる。
麻衣を殺せたところで、僕が殺人犯になってしまっては意味がない。
僕の罪状は何だろうか。何年くらい拘束されるだろう?
時間だけじゃない。前歴も付く。社会生活を営む上で大きなハンデになるだろうし――両親や彩音も黙っちゃいない。
僕は目標はあくまでも平穏に暮らすこと。
末永く、暮らし続けることだ。
平凡で、交友関係も狭い僕にとって、このハンデはとてつもなく痛い。両親や彩音と切れるのも御免だ。
……だが、逆を言えば、ハンデが痛手にならず、かつ家族や幼なじみと縁が切れなければ、それでいいとも言える。
そんな方法が――生き方があるだろうか。
「……はぁ」
ため息を吐いてみる。
吐いたところで何も変わりはしない。それでも吐かずにはいられない。簡単に思い付いたら苦労はしてねえんだよ。
僕は麻衣の横に寝っ転がる。
横を向いて、無防備に見える童顔を覗く。
「ほんっとに可愛い顔してるよな」
無邪気な寝顔だ。
童顔は眠っている時も幼いらしい。ここだけを見ると、性欲よりも庇護欲がそそられる。
頬をぷにぷにつっつきながら、僕は視線を少し落とす。
「……たわわすぎんだろ」
麻衣は恥ずかしがってサイズを教えてくれないが、ブラジャーのラベルをこっそり見たことがある――Gカップらしい。
何度味わったかわからない、魅惑の双球に、僕は手を伸ばす。
揉みしだいた。
「……」
ふと手を止める。
僕は何をしているのだろう。
……いや、いいんだ。
この行為は正しい。
本当はわかっているんだ。
そもそも決して無視できないリスクが、もう一つあることに。
――麻衣は本当に寝ているのか?
――寝ていたとして、僕が手をかけた時に起きない保証がどこにある?
麻衣の身体能力は知っているつもりだ。
直接ぶつけられた事は少ないが、そばにいるからよくわかる。一介の女子高生が身に付けていいレベルじゃない。
麻衣の手にかかれば、僕を押さえ込むことなど容易いだろう。数秒、いや一秒で形勢を逆転されてもおかしくはない。
では即時的に致命傷を与えるのはどうか。
麻衣の能力を以てしても抗えない、抗いようのない、即死へと誘う殺害方法を。
たとえば撲殺、たとえば刺殺を。
道具はある。
やろうと思えば今すぐにでもできる。
でも。
「……全然起きる気配がねえな」
殺意を隠したくて、麻衣を確かめたくて、つい独り言を発してしまう。
本当は起きているのではないか。
そんな疑念を拭えない。
テレアームで内臓を触ってみた限りでは、至って落ち着いていて、どころか睡眠モードと呼べるくらいに静まっているようにも思える。
だが、これさえも演技だとしたら。
麻衣が今も、テレアームで僕の様子を探っているとしたら。
比較すればいいのか?
起きている時の麻衣の内臓状態と、寝ている時のそれ。
僕は今、どちらも知らないし、目前で眠っている麻衣がどちらなのかもわからない。
これらの状態がわかれば、僕は麻衣を殺せるカードを一つ手にできる。寝ている時に、殺せばいいのだから。
「そういや麻衣の寝顔を見るのは初めてだな」
麻衣は寝ているのか、寝ていないのか。
これがもし本当に寝ているのだとしたら、僕は睡眠状態における麻衣の内臓を既に把握できたことになる。
では逆に、本当は起きているのだとしたら?
あるいは、これが寝ている演技だとして、この内臓の状態が、本当に寝ている時と大差なかったとしたら?
……ダメだ。
麻衣が確実に寝ている、と断定することができない。
断定できない以上、僕の殺害行動に気付かれるリスクがある。
気付かれてしまったら、僕はどうなるのだろう。
自分を殺そうとした彼氏を、麻衣はどうするのだろう。
見逃してくれるか。笑って流してくれるか――バカか。楽観的すぎる。そんな奴なら最初から悩みなどしない。
「はぁ……」
どうしろっつんだよ。
麻衣を確実に殺せる隙が見当たらないということ。
失敗したら僕が危ないということ。
そもそも成功したところで後始末の方法もわからない。
……詰んでないかこれ。
考えても、考えても、見つからない。
どうやったらこいつを殺せる?
僕は、どうしたらいい?
「……」
……そうだな。こういう時に粘っても結果は出ない。思い切って休息して、リフレッシュしてから検討するのが賢い。
僕に残されたのはあと何十日か、それとも数日か。
頭の中がこんがらがっていて、わめき散らしたい衝動に駆られる。
だけど、そんなことをしたところで何にもならない。
こういう時だからこそ、冷静に。
僕はいったん休むことに決めた。
そういえば前々からやってみたかったことがあったんだ。
仰向けの麻衣を横向きにして、僕はその後ろに移動。
布団に侵入し、後ろから麻衣に抱きついてみた。
「麻衣抱き枕。やってみたかったんだよな」
柔らかな感触と、温かなぬくもりに包まれる。
欲望をくすぐる、いい匂いも微かに残っているが、すっかり慣れた今ではむしろ心地よくて、色々と
……悪くないな、これ。
これは現実逃避じゃない。
休息という名の作戦だ。
なんだかんだ疲労が溜まっていたらしい。
あっという間に、僕は眠りについた。
◆ ◆ ◆
五月二十七日、土曜日。
午前中は麻衣に用事があるらしく、僕は久々に一人で過ごした。
相変わらず麻衣殺しの解が何も思い付かなくて、思い詰めていると、ふと本棚が目に入る。
かれこれ
あれだけ読み耽っていたラノベ。
その昔、僕を現実逃避へと誘った発端にして、人生に欠かせないパートナーにまで登り詰めた存在。
趣味も友達も恋人も無くていいから、ひたすら溺れていたいと、そう望んでいた。
そもそも僕が望む平穏な生活とは、ただラノベを読めればそれでいいというものだ。
「久々に読んでみるか……」
僕は目覚まし時計のアラームを昼前にセットし、本棚に手を伸ばして――
案の定、アラームが鳴るまで没頭していた。
少し早めの昼食を食べ、集合にはまだ早いが家を出る。
ラノベの新刊を見ておきたかった。
読みたい本がたくさんあれば、何としても生きてみせる、とやる気が
もはや理屈もクソもない精神論だが、使えるものなら何でも使う。
大きな書店の中を
多数の新刊が出ていて、今すぐにでも買い
麻衣の殺し方を考えながら、ラノベコーナーを徘徊して、読んでみたいタイトルを何個も見つけて、また読みたくなって。
そうやって過ごしているうちに、いい時間になったので、お馴染みのラブホテルへ向かう。
麻衣は体位の試行にご執心で、僕はひたすら固くさせては差し込むマシーンと化していた。
いくら麻衣が美少女で、スタイルも良くて、笑顔で人懐っこく迫ってきて、僕の要求なら大体何でも聞いてくれる寛容さを持っているとはいえ、さすがに慣れる。飽きる。疲れる。
それでも僕は恥も外聞もかなぐり捨てて、少しでも欲望の琴線に触れる手段を求めては、麻衣に要求して、下腹部の元気を取り戻させた。
何度も。何度も。
そんな努力も虚しく、体位のストックに底が見え始める。
あと数日も保たないだろう。
次はどんなアイデアで麻衣の興味を引くべきか、考えなくてはならない。もちろん麻衣をどうやって殺すかも継続して、だ。
辺りがすっかり真っ暗になった頃にホテルを出た。
帰宅して、先に入浴を済ませてから、遅めの晩飯を取る。父も母も既に食べ終えたようで、テーブルは散らかっていた。
彩音の形跡が無い、と思えば「ただいま」どうやら今日は彩音も所用があったらしい。つうかお前の家じゃないぞここは。
彩音と一緒に食べることになった。
彩音には悪いが、まともに相手をする余裕はなく、会話内容もほとんど覚えてない。創作で疲れている、ということにしておいた。
夕食後は、すぐに歯磨きを済ませ、布団に入る。
麻衣について考えなきゃいけないのに、思い浮かんできたのは。
――だーりんさ、今日は井口通りから来たでしょ?
――いつもは駅方面から歩いてくるのにね。
午後、ホテルで過ごしていた時に、ふと麻衣が口にした台詞だった。
確かにその通りで、今日はラノベを見に行った関係でいつもと違うルートから来た。
麻衣はそれを当ててきたのだ。
どうやって? テレアームを使ったことは言うまでもないが、使ったからといって簡単にわかるものではない。
――愛のなせる技だよ。だーりんの身体的感触を熟知してるってこと。
――今や触れただけでわかっちゃうよ?
麻衣の言葉がどこまで本当なのかはわからない。
もしかしたらテレポートは関係無しに、僕の動向を監視する見張りを張っているのかもしれない。芸能界の頂点に君臨していた、あの
だが、麻衣はそういう柄じゃない。
テレポートだ。
麻衣はテレポートを使ったんだ。
ホテルとその周辺の地形構造を全て頭に入れて。人が通る空間も把握しておいて。
そうすれば、テレアームの有効範囲は半径三十メートルだから、ホテル周辺の人の出入りをある程度知ることができる。
単純な話だ、テレアームを掲げておけばいい。
人が通れば感触でわかる。
麻衣の精度なら、感触だけで身体的特徴の大半を掴むだろう。現に僕については、即座にわかるとまで言っている。妄言にも聞こえるが、同じテレポーターとは思えないほどの、えぐいまでの実力差――精度の差は、何度も見ている。
麻衣はテレポートの――テレアームの熟練者なんだ。
僕も同じテレポーターなのに。この雲泥、いや天地の差は、一体何なんだろう。
ただでさえハイスペックのくせに。
テレポートに対しては、おそらく相当に練習を重ねている。僕と過ごしていても、歩行のように自然に使いこなしてやがるからな。
スポーツのような、あるいは武術のような、鍛錬ともいうべき反復。気の遠くなるような作業。
僕には到底無理だ。
しかし麻衣にはそれを可能とする下地がある。能力が、要領が、精神が。あるいは理由も。
敵うはずがない。
今や麻衣は、要するに第三の目を飛ばせるようなものなのだ。もはや人間業じゃない。
……もちろん麻衣とて人間なのはわかっている。だが、高みが過ぎる力は僕にとって、とても同じ人間には思えないものだ。
僕は、要領が悪いから。
「……懐かしいな」
昔は彩音に対して、こんな劣等感をよく抱いていた。
それが嫌で距離を取ったっけ。
別に劣っていたところで死にはしないのに。当時は子供だったということか。
今はとうに割り切れている。彩音とは良好な距離感を築けていると思う。
そうだよ、今さら誰かと比べて一喜一憂するほど、僕は豊かな人間ではない。
……だからといって、それとこれとは話が別だよな。
麻衣については。麻衣に対してだけは。
絶対に劣るわけにはいかない。
劣ったら、死ぬのだから。
「でも、こうも差を見せつけられるとなあ……」
有り体に言えば、僕は戦意喪失していた。
◆ ◆ ◆
翌二十八日、日曜日。
「なんかもう、体位試すのはいいや」
壁際でガンガン突いている最中に、麻衣がそんなことを言い出した。
素っ気なく僕から抜けて、ベッドにダイブする。
ごろんと仰向けになった麻衣の表情からは、行為中にいつも浮かべている
「だーりん。飽きた」
「……まだ全部試してないぞ」
「もういーよ。ぶっちゃけどれも大差無かったし」
それは知っている。
麻衣を
「わたしが思うに、半分以上は実用性よりもネタ重視な気がするよ」
「良かったな。一つ勉強になって」
「よくない」
「うぉっ!?」
寝ていたはずの麻衣が突然、目の前に出現した。
距離差は、ガード
まるで最初からそこにいたかのような正確性だ。
久しく見なかった麻衣のテレポート――やはり上手い。上手いなんてもんじゃない。
それに比べて僕と来たら、びくっと体を反応させるレベルでビビってやがる。
これだけでも格の違いがわかるというものだ。
「ねぇだーりん。次は何しよっか?」
無表情のまま問うてくる麻衣。
普段はお調子者な麻衣の、全く調子に乗っていない雰囲気には底知れぬ迫力がある。
無論、感心している場合でもなければ尻込みしている時でもない。
バッドエンドの臭いがプンプンするのは気のせいか。気のせいであってほしいところだ。
「……まだまだ青いな」
「やおい?」
「青い、だ。麻衣。お前はセックスというものをわかっていない」
とはいえ焦るにはまだ早い。
僕だってまだ諦めちゃいない。延命用のカードは何枚か用意してある。今は間違いなく切るべきタイミングだろう。
「今まで僕らがやってきたのは、ただ物理的な刺激を与え合ってきただけだ。言ってしまえば皮膚、粘膜、筋肉、脂肪同士の接触や摩擦でしかない」
「殴打もあったけどね」
それはお前がプレイとして所望してきたからだろ。
「僕が思うに、性的快楽を得るのに必要なファクターは二つある。一つは物理的刺激。ここはもう足りてる。だが、もう一つが足りてないと思うんだよ」
麻衣の雰囲気が和らぐ。通じるといいのだが。
「精神的要素だ。もっというと――フェチだな」
「……ほー、フェチ。聞き覚えのある言葉ですな」
「そりゃあるだろ」
フェチという言葉を知らない高校生がいたら、そいつはよほど浮き世離れしていると思う。
「たとえばだ、貧乳とヤるよりも巨乳とヤった方が何倍も興奮するだろ?」
「それはだーりんでしょ」
「……あくまで例だよ。麻衣の場合はどうだ? 興奮する要素やシチュエーションってのがあるんじゃないか」
「んー、そだねー……」
人差し指を顎に当ててしばし考え込む麻衣だったが、何か思い付いたのか顔を上げる。
にまっと微笑んできたかと思えば、僕に抱きついてきて、上目遣い。
「普段淡白なだーりんが、理性を外してわたしを求めてきた時とか?」
「ああ、まあ……」
「毎日毎日飽きもせずわたしのおっぱいをちらちら見てくるところとか?」
「……」
「キスするといっつも舌を絡ませようとしてくるところとか?」
「おい僕の恥部をほじくり返してるだけじゃないか」
「えへへ、さーせんさーせん。しこしこ」
人の局部をさすりながら詫びる謝り方がどこにある?
「でもねだーりん、興奮してるのも本当だよ? だーりんの知らないことがわかって、かわいいなって思えるの。あーん、かわいい! もうっ! みたいな?」
喋るのか弄るのかどっちかにしてほしいところだが、ともあれ通じてくれたようだ。
「麻衣。シチュエーションについて好みはあるか? 特にないなら、一つ試したいものがあるんだが」
「なあに?」
このチャンスを僕は逃さない。
麻衣は僕というキャラクターばかり見ているようだが、パラメータは他にもあるんだ。
シチュエーションと、あとは属性か。これらを組み合わせて、小出ししていけば、もう少し時間を稼げるはず。
「赤ちゃんプレイ」
「――え?」
「赤ちゃんプレイだ」
麻衣の表情が消えていく。
大丈夫、これはガチじゃなくてネタの方。ただひいているだけだ。
「だーりん……」
「麻衣も見習えよ。恥を忍んで追求しないから飽きるんだろ?」
その後は僕のリクエスト通り、赤ちゃんプレイを楽しんだ。
僕が一方的に楽しむ中、麻衣は自分のフェチを洗い出していたらしく、帰る前には「明日から楽しみ」とのコメント。
何とか麻衣を繋ぎ止めることに成功したようだ。
……だが、いくら繋いだところで、麻衣を殺せなければ意味がない。
麻衣を楽しませるネタがいつまで見つかるかはわからないし、そもそも麻衣の気分一つで唐突に僕が終わりを迎える可能性だってある。
出来るだけ早く殺すべきなのだ……とはいつもの思考で、もう何百回繰り返したかわからないもので。
その先が見えたことは、まだ一度も無い。
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