第10話

多くの人間が多くの怪物により、床に倒されている中

「ギャー、オーウン~、デゴ~ウン」

カメレオンのように素早い舌を持つ疑似体の怪物が、いくつもに舌を切り落とされた。

少し後ずさりし、暴れだした。 天井や壁や床が爆発したように剥がれ落ち、散らばり飛ぶ。


数機のマシーンも立ち止まっていた。

黒い物に包まれて一機のマシーン!?がゆっくりと歩きながら陰!?から、壁!?から出て来て姿を現した。

体を覆った防具や攻撃機器が一つずつ落ちていく!?

監視カメラのモニターを装った姿を見せてきた!?

細胞のように形を変えていく!?


いつからか、怪物の動きは、なくなっていた。

黒い物は、大きな鎌を幾つも出してゆっくりと演舞し始めた。

「デカイ奴の心臓は、ぶち破ってきた・・・お前らには、この俺を検知出来るのか!?」

立っているマシーンに一歩一歩 近寄って行き、悪魔は、マシーンを一体一体 壊していく。


そして悪魔は、人間達を差し置き、人間と仲良く成った宮本武蔵や伊達政宗や武田信玄等の亡霊達と刀を交えて行った。

キンッ、

キンキンッ、

キンキンキンッ、

視界の回りに多種多様なデジタルの計器類を持った悪魔軍団と侍の亡霊達の討伐時代の開戦も始まり、異空間ワープ戦争に加わったのだった。


みんなには、知らされてないが、中には、連続暴行殺人鬼『 バタフライ ナイフ 』や公には、成っていない殺人鬼『 サイレント スピーチ 』もいた、しかし、生きているのか、死んでしまったのかは、不明のままだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る