10/21 文福茶釜
新宿バルト9
10:25~
佐保:主人公
川島:新人
菊池:上司
佐保の父親
悪い二人組
だまされる親子
大企業の社長
贋作つくる人
事前:
・新鋭作家しずちゃんから原稿料もらって大作家の隣のページにのせてやる
・有名なツボがある→そんなん偽物やがな
・色紙に『文福茶釜』と一筆書いてもらう→タイトル(オシャレ!)
起:
・初出し屋の2人組におばあさん、茶器をだましとられる
・取り返してほしいという依頼が佐保に。新人の川島に回す
・佐保は、プロが素人をだますのが許せない。が、正義のヒーローではない
・星野産業にたのまれて贋作制作の依頼を受ける佐保
承1:
・贋作をつくるついでに裏であいはぎをして人儲けしようとする佐保
・それを脅迫し、佐保に親子を助けさせようとする川島
・いろいろ
・菊池にうながされても父親の見舞いにはいかない佐保
承2:
・星野産業の不正が発覚し、美術品が取り押さえへ
・贋作づくりのために持ち出した柏木渓斎を画廊へ返さないと佐保が警察に捕まる!
・でも戻すには、相剥ぎを元に戻さないといけない
・なんとか徹夜で頑張る
・傷を修復した茶器(小道具)を大切にしている佐保
(回想)
・夢で、幼少時父親に厳しくされて母親がひどい目に
・その恨みで、初出し屋まがいのことをして佐保、父親を騙す。
・そのショックで父親は寝たきりに
・父親、佐保との思い出の茶器を大切にしていた→割れてしまう
・だまされた親子に相剥ぎを渡して、茶釜の損失分は一件落着…
・と思いきや、星野産業の渓斎は贋作だった!!
・BARで会った初出し屋にやけくそで喧嘩を売り、ボコボコにされる佐保
・すべてを失い、絶望的な状況
・それでも父親の直接会うことはしない
・佐保、相剥ぎの贋作を初出し屋に売りつける策を思いつく…!
(相剥ぎを本物に偽装するためにハンコを作ったりする)
転:
・川島、初出し屋2人組との対決!
・みごと相剥ぎの贋作で1000万だましとる(取り返す!)
・親子にも金が入り、佐保も儲けて一件落着!
結:
・佐保の父親、起きている「5000円やな」
・映画は「山居静観」+「文福茶釜」がメイン
トモシビみたいに短編集を脚色
・佐保の父親との確執を付け加えている←ドラマ?
・付け加えた人物、新入社員・川島目線のおかげで美術に対する説明が自然
(西洋美術専攻の設定にしたことで日本美術に詳しくない)
↑それがわかるイベントをタイトル前のしずちゃんのアトリエのとこでやっているのもすごい
・ひねくれている佐保と生真面目な川島のバディモノ
・佐保だけではなく、川島も美術に携わる者として成長している
(初出し屋と直接対決したことで経験をつんだ)
・原作の文福茶釜は、
『佐保や美術商たちがもうけ話を企むが、結局は失敗する』というこち亀の両津的な話が印象的だったのに対し、映画の脚色は佐保が父親との確執を乗り越えるみたいな成長物語になっているのがすごいよかったと感じました。
原作小説の『永遠縹渺』にあった"欲がからめば贋作をつかむ――"という言葉が小説では一貫しているように思いました。
・関係ないですが、小説の文福茶釜で『マンガ』を扱ったのは浮いているような気がした。
・原作小説で佐保がでてこない話からも『鼎穂堂』の暗躍がみられた
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