究極のこころ




究極の純粋になり果てたなら

きっとそこに心は生じません

食べること、寝ること、セックスすること

欲望なんて蔑むの、人間だけです

自由を謳いながらセックスに囚われろ

なんてね

あのくじらのような、彗星のような

詩人の追ったものは何だったのでしょう

太陽の裏まで行ってしまって

あなたの求めていたものは

そこにまで、来てくれましたか



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る