これからは…
1日の情報収集でかなりの情報を得ることができた
「
伝説の武具「聖具」と「神具」の存在
魔法の仕組みとモンスターの階級など
旅に出るのに必要な情報を集めることが出来た
でも一番大きな情報は聖具のひとつ「聖剣:レーヴァテイン」がこの城にあるということだ
明日織田と剣を譲って貰えるように交渉するつもりだ
その日はまた寝ることになった
次の日の朝、俺たちは王様に呼ばれて王様のところへ向かう事になった
「よく来てくれた、勇者たち、私はクリス・ゴールド」
この国の王様は父親の急死により即位したばかりの王がクリスだった
「聞いていると思うが君たちには魔王を倒して欲しい、その為に君たちに戦いの指導をしようと思う。騎士団に戦闘訓練を、宮廷魔道士に魔法訓練を頼んでいる。これは強制ではない希望者だけで構わん」
とのことだこの提案は嬉しい限りだ
戦闘や魔法になれるためにどうしようか考えていたからだ
訓練は今日から行うと言うので希望者は騎士団長について行った
俺は織田と残り聖剣の交渉に入る
「王様、お願いがございます。この城に聖剣:レーヴァテインがあるとお聞きしました。我々の中に聖剣の適合者がいるのです、どうか譲っていただけないでしょうか?」
「構わないよ、それにそんなかしこまった言い方も止めてくれ。私たちは魔王退治をお願いしている身なのだから」
そして側近の男に聖剣を持って来るように指示をした
「戦闘訓練が終わり次第、どうするつもりだい?」
「戦闘意思のある者だけで旅立ちます」
「そうか、どれくらいいるんだい?」
「多分、半数くらいかと…」
「半数は城に残るのかい?」
「そうなると思います」
「君たちに屋敷を用意しようと考えているのだが?」
「屋敷…ですか?」
「そうだ、君たち全員が一部屋ずつ持てるくらいの屋敷だ」
「それはすごく助かります、何から何までありがとうございます」
そこにさっきの側近が聖剣を持ってきた
剣についてまるっきり素人の俺が見てもわかるくらいその剣はオーラを放っていた
「すごい、これが聖剣」
何気なく剣を握ると持つことができた
「驚いた、本当に適合しているとは」
クリスは驚いている
聖剣に俺が触れたということは俺の適正:allっていうのは全ての武具を装備可能ということだ
しかし俺はこの剣は本当の適合者である野田に譲ろうと考えていたのだが…欲しい、俺もこの剣が欲しい、そう思ってしまった。どうにかできないものか、と考えていると頭の中にまた詠唱が流れてくる
『我世界の創造主なり』『世界の理に背き有限を無限とする』『創造魔法「
俺は右手に握っている聖剣と同等の輝きを放つ剣を左手に握っていた
「聖剣が二本になった…だって」
クリスはさらに驚いている
やっぱり俺の創造魔法はチートだったみたいだ
オリジナルの聖剣を野田に渡すと野田も持つことができた
相川が持とうとしても剣に触れることは叶わなかったのでこの剣を装備できるのは俺と野田だけということだ
その日俺は訓練には参加せず図書室に行った
そこで俺の異世界生活を大きく帰る出会いがあるとも知らずに
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