ぷるぷる美味しい水晶鶏

「それじゃあ、この肉を切り分けてもらえるかい?」

「はい、解りました」


 元気いっぱいに返事をした悠利ゆうりは、目の前にどどーんと積み上げられている肉の山へと向き直った。アジトから持ってきた愛用のピンクのエプロンを身につけ、手には包丁を持っている。装備は完璧だ。

 肉は塊のままなので、悠利はそれを食べやすい大きさへと切っていく。厚みが均等になるようにそぎ切りだ。せっせと作業に勤しむ姿は、実に楽しそうだった。生き生きとしている。

 悠利が今いるのは、厨房だ。夕飯の仕込みをお手伝いしているのである。

 何故そんなことになっているのかと言うと、暇だったからだ。身も蓋もなく言ってしまうとそうなる。悠利の予定が宙ぶらりんに空いてしまったのだ。

 というのも、今、仲間達は従魔との連携について説明を受けている。戦闘時の話なので、戦わない悠利にはまっっっったく縁がない話なのである。一緒に聞いても何一つ解らない自信があった。

 なお、悠利の護衛を自認しているルークスは、せっかくだから参加しろとアロールに言われてお勉強をしている。悠利のことが気になるのか後ろ髪を引かれるような雰囲気ではあったが、従魔として自分が成長するためだと理解して去っていった。

 従魔にも色々と種類がいるし、人間の方だってそうだ。戦闘スタイルによって行動が変わるので、それらを踏まえて魔物使いの皆に話を聞かせてもらうのはとても為(ため)になる。何せここには、多種多様な従魔がいるのだから。

 しかし、重ねて言うが悠利には必要のない話だ。部屋で一人で過ごすのもアレだし、意味の解らない自分が皆の邪魔をするのもアレだと思った。その結果の、夕飯の仕込みのお手伝いだった。

 ……そこ、何でお泊まり先でそんなことをしているんだと言わないでください。今更です。前に導師の別荘でも同じことをしています。それが悠利なのです。多分。

 ここではそれぞれの家事に担当者がいて、それは料理も例外ではない。忙しく働く人々は男女も年齢も様々だったが、皆一様に自分の仕事に誇りを持っているようだった。そんな人達の中で、悠利はご機嫌で仕込みのお手伝いをしている。

 当初、彼らは客人である悠利に手伝わせることに難色を示した。お客様なのだからきちんともてなしたいと思ってくれたらしい。それなのに今お手伝いを許されているのは、アロールの言葉があったからだ。


――料理が趣味みたいなものだから、空き時間だけでも手伝わせてやって。その方が本人も喜ぶから。


 身も蓋もない言葉だったが、紛れもない真実だ。偉そうな十歳児の隣で、悠利はこくこくと全力で首振り人形と化していた。彼女の言い分は何一つ間違っていないのだと主張した結果、こうしてお手伝いをしている。

 見知らぬ場所の厨房で、見知らぬ人達と一緒に料理をする。なかなか経験出来ないことなので、本人はうっきうきだった。包丁やまな板の道具も少しずつ違うし、何より厨房の間取りが違う。新鮮な気持ちに料理が出来ていた。

 さて、そんな悠利が担当しているのは、肉料理だ。どどーんと用意されたお肉をせっせとそぎ切りにしている。ちなみに鶏肉だ。鷄系モンスターのむね肉らしい。さっぱり系お肉である。

 他の料理には一切関わらず、大量の肉を好きな感じに調理してくださいと言われたのである。これは、一つぐらいは馴染んだ味付けの料理があっても良いだろうという配慮だった。おかげで悠利は一人で楽しくやっている。

 悠利が作ろうとしているのは、水晶鶏。下味を付けたむね肉に片栗粉をまぶして茹でた料理だ。中華料理の、ぷるんぷるんとした食感が楽しいお肉である。

 お店で見かけるのは、茹でた肉に色々な味付けのタレをかけて食べるパターンだ。とりあえず今回はシンプルな味付けで、薄かったら各自で何かをかけてもらおうと思っている。こちらの世界では初チャレンジの水晶鶏さんだ。

 慣れた手付きで鶏むね肉をそぎ切りにする悠利を、厨房で働く人々は驚いた顔で見ている。ぽわぽわした眼鏡の少年がピンクのエプロンを取り出したときも微妙な反応をしていたが、その包丁さばきを見て驚愕しているのだ。

 しかし、悠利にとってはそんな周囲の視線は意識の外。綺麗なお肉だなーと思いながらせっせとそぎ切りを続けていた。安定。

 そぎ切りにした肉はボウルに入れる。そして、全て切れたらボウルの中の肉に塩、胡椒、酒を入れて揉み込む。今回はこの塩胡椒を味付けにするつもりなので、気持ちしっかりめに調味料を入れる。

 もみもみと肉を揉みながら、悠利はぼんやりと「ビニール袋欲しいなぁ……」と思った。この手の揉み込んだり混ぜ込んだりするときの作業には、やはりビニール袋が恋しい。チャック付きの袋でも、そうでなくてもかまわないが、手が汚れずしっかり揉み込めるので大変便利なのだ。


「よし。味が馴染むまでの間に洗い物して、お湯沸かそうっと」


 大量の肉に調味料をしっかりと揉み込んだ悠利は、肉の入ったボウルを満足そうに見て次の作業に入る。こういった隙間時間に洗い物や次の準備をするのが大切なのです。

 包丁とまな板を手早く洗うと、悠利は鍋にお湯を沸かす。大量の鶏肉を茹でるのだからそこそこ大きな鍋が必要ではあるのだが、一気に全部は茹でられないのでほどほどの大きさだ。

 しばらくしてお湯が沸いたのを確認すると、ボウルの中の肉に片栗粉をまぶす。一つ一つ丁寧にまぶすと時間がかかるので、ボウルの中に片栗粉を入れて揉み込むように混ぜる。このときに、ダマにならないようにだけ気をつける。

 そうやって片栗粉をまぶせたら、一つ一つ鍋に入れる。このときに、肉が丸まったまま入らないように気をつけるのがポイントだ。せっかく均等に火が通るようにそぎ切りにしたのだから、開いて入れるべきです。

 鍋の中に入れる肉の量は、あまり多くなってもいけない。くっつくいてしまうと、せっかくの片栗粉の衣が剥がれてしまうからだ。その量を見極めながら投入し、菜箸で混ぜてくっ付かないように気をつける。

 このときに混ぜすぎると衣が剥がれてしまうので、そこは注意しなければいけない。とりあえず、肉と肉がくっ付かないように出来れば良いのだ。

 後は、火が通って肉がぷかりと浮かんでくるのを待つだけだ。鶏肉なのでしっかり火を通す必要はあるのだが、基本的に火が通った肉は表面に浮かんでくるのでそれを目安にすると良い。

 肉がくっ付かなくなったのを確認すると、悠利は冷蔵庫に向かう。ボウルに氷をどんどん入れて、そこに水を注ぐ。茹で上がった肉を冷ますための氷水だ。

 水晶鶏は、片栗粉の衣を付けたことで肉の水分を逃がさず茹でた料理だ。そして、仕上げに茹で上がった肉を氷水で冷やし、粗熱が取れたら水気を切るという作業が待っている。冷やしてぎゅっと固めるのが必要なのだ。

 勿論、そのまますぐに食べても良い。けれど、一手間かけて粗熱を取ると、プルプル食感が際立つのだ。それに、冷やしてしまう料理ならば、今大量に作っても問題ない。熱々ほかほかを提供するより簡単なのだ。


「良い感じに浮かんできたなー」


 氷水の準備をして鍋の中身を確認すると、ぷかり、ぷかりと鶏肉が浮かんでいた。片栗粉の衣が水を弾いてぷるんとしている。そぎ切りにしているので一枚一枚はそれほど厚みはなく、ぷかぷかと次々に浮かんでくる。何やら楽しい。

 水面に浮かんできた鶏肉を菜箸で掴んで水を切り、氷水の中へと入れる。ぽいぽいと入れる作業は縁日の夜店で遊んだスーパーボールすくいのようでちょっと楽しかった悠利である。

 氷水に入れたら後は粗熱が取れるのを待つだけなので、その間に次の肉を鍋に入れる。このときに、鍋にアクが浮いていれば取り除く。後はその繰り返しだ。

 次の分が茹で上がる前に粗熱が取れた先の分を引き上げて、ザルに入れて水気を切る。冷やされたことでしっかり固まったのか、片栗粉の衣はぷるぷるしているがある程度しっかりしていた。

 一応これで完成なので、とりあえずは味見だ。味見は大切だ。いつもなら一緒に料理をしている見習い組がわちゃわちゃと言ってくるのだが、今日は一人。皆の邪魔にならないようにこそっと食べる悠利だった。

 かぷりと囓れば、ぷるんとした片栗粉の衣の食感が伝わる。そして、水分を含んだままの鶏むね肉の柔らかさもだ。火を通すと固くなりがちな鶏むね肉だが、片栗粉の衣のおかげか柔らかいままなのだ。

 味付けはシンプルに塩胡椒だけだが、しっかりめにしたので味はちゃんとある。逆に、そのシンプルさが肉の旨味を引き出しているように思える。単なる塩胡椒の味だからこそ、まるで実家のように落ち着くのであった。


「んー、良い感じー」


 氷水で冷やしたことで、暑い季節にも嬉しい冷たさがある。しかも、冷やしているのに肉がちっとも固くないのがポイントだ。温かい料理が冷めた場合は、どうしても肉が固くなったりパサパサしてしまうのが問題なので。

 上手に出来たことでうきうきしている悠利は、気付かなかった。いつの間にか背後に、厨房の人々が立っていたことに。


「それは、どういう料理なのですか?」

「はぇ?」

「単に茹でただけにしては、表面に何かが付いているようですが」

「あ、これは水晶鶏と言って、下味を付けた肉に片栗粉をまぶして茹でたものになります。茹でた後に氷水で冷やして、水気を切って食べます」


 代表するように肉を与えてくれた男性に問われ、悠利はざっくりと料理の説明をする。ふむふむ、なるほどと興味津々なのは皆さん同じらしい。やはり、料理を仕事にしているので気になるらしい。

 ボウルの中身をちらりと見て、悠利はにっこりと笑った。


「もし良ければ、味見をされますか?」

「良いのですか?」

「はい。まだありますし」


 どうぞ、と小皿に乗せて差し出された水晶鶏を、皆はアレコレ言いながら食べている。初めての食感だったのだろう。ぷるぷるの衣に驚きながら、それでも口から零れたのは美味しいと言う言葉だった。


「これは、冷やして食べるものなんですか?」

「温かいままでも食べることは出来ますが、氷水で冷やして粗熱を取った方が食感が際立つと思います。それに」

「それに?」


 そこで言葉を切って、悠利は真剣な顔で皆を見た。きっと、彼らなら解ってくれると確信を持って告げる。


「冷やして食べる料理なので、作り置きが可能です」

「「……――!」」


 勿体ぶった割に言っている内容はしょぼいのだが、料理担当の皆様の心には響いたらしい。確かに、と何かを噛みしめるような言葉が聞こえてくる。

 やっぱりどこも同じなんだなぁ、と悠利は思った。熱々の料理を温かい内に提供するのは大変だ。それをしようとすると、作る側はなかなか食べる方へと回れない。

 しかし、あらかじめ作っておける料理ならば、皆と一緒に食卓を囲める。これはとても重要なことだ。特に、ここは《真紅の山猫スカーレット・リンクス》同様に生活している人数が多い。料理人の数も多いが、それでもやはり大変なことは大変だろう。


「ユーリくん」

「はい、何でしょうか」

「後で詳しい作り方を教えてください」

「了解です」


 共に皆の食卓を守る料理担当として、悠利と彼らは通じ合った。がしっと握手を交わしている。なお、何だそれという顔をする者はいなかった。ここにいるのは皆、同類なので。

 その後は、手の空いた人が作業を手伝ってくれたこともあって、悠利は予定よりも早く水晶鶏を作り上げることが出来るのでした。やったね!




 そして、夕食の時間。

 食卓に並ぶのは、相変わらず沢山の料理だった。料理番の皆さんのおもてなしである。副菜もたっぷりあるし、スープも数種類あって好きなものを選べる。パンとライスのどちらを食べるかも選べるので、至れり尽くせりだ。

 その中で異彩を放つのが、悠利が作った水晶鶏だった。大皿にどどーんと積み上げられた謎の肉の山になっている。特にソースも何もかかっておらず、一応見た目に気を遣って下にレタスを敷いてある以外は無骨である。

 なお、この盛り方には一応理由がある。そう、常日頃皆のご飯を作っている悠利の経験則である。……すなわち、美味しそうな肉料理を見つけたら皆はがっつくので、あまり綺麗にきっちり盛り付けると、あっという間になくなる、というやつだ。見栄えより分量を重視した結果であった。

 何せ、大皿の中身がすぐになくなってしまうと、喧嘩になる。余所様にお泊まりしていながら喧嘩になるのはよろしくない。いや、アジトでも喧嘩はしないでほしいのだが。


「何コレ、ぷるぷる面白ーい!」


 やはり一番に食いついたのはレレイだった。肉食のお嬢さんなので当然かもしれない。それでなくとも、つやつやぷるんぷるんの見た目が興味を引いたのだろう。小皿に取った肉を見て、きゃっきゃと騒いでいる。

 一番テンションが高いのはレレイだが、他の面々もコレは何だと言いたげである。何せ、見たこともない料理なので。そこで、一同の視線は悠利に注がれた。お前の仕業か?と言いたげな視線である。バレるのが早い。


「厨房でお手伝いをさせてもらって作りました。水晶鶏です。むね肉に下味を付けて片栗粉をまぶして茹でたやつです。味が薄かったら何か付けて食べてください」

「やっぱり何か一品作ってたんだ」

「お肉好きにして良いって言われたから……」


 呆れたようなアロールの言葉に、悠利は照れたように頭を掻いた。アロールのおかげで実に有意義な時間を過ごせたので、素直に感謝も伝えておく。返事は、「そう、良かったね」という実に素っ気ないものだったが、それがアロールの照れ隠しであることは解っているので悠利は気にしない。

 悠利が作ったと解ったら、皆の行動は早かった。何だかんだで悠利が作るものは美味しいと思っている仲間達なので、ためらいが一切ない。見知らぬ料理だろうと、とりあえずお肉だから大丈夫だろ!みたいなノリだった。


「あ、むね肉だっていうのに、柔らかい。後、衣の食感が面白い」

「胡椒がしっかり利いてるな」

「何かタレを付けても美味いだろうけど、このままでも十分美味いな」

「そうだな」


 口に含んだ瞬間に冷めたむね肉のパサパサ感がなかったことにクーレッシュが驚きを示せば、ラジはたっぷり揉み込まれた胡椒の風味を感じたと答える。見た目は白っぽい、何も味が付いて無さそうに見えただけに、彼等にとっては嬉しい誤算だった。

 それは他の面々も同じだったらしく、一口囓っては美味しい美味しいと盛り上がっている。茹でた片栗粉のぷるぷる食感が珍しいので、それもあいまって更に美味しく感じているのかもしれない。水分をぎゅぎゅっと閉じ込めたお肉は美味しいのだ。

 そう、片栗粉の衣がバリアのようになっているので、肉の水分が抜けず、それは同時に旨味が逃げないことも意味している。牛肉を焼くときなどに、先に表面を強火で焼いて旨味を閉じ込めるのとイメージは似ているかもしれない。肉の旨味は大事です。


「ユーリ、これって作り方簡単?」

「下味を付けて片栗粉をまぶして茹でるだけだよ。後、茹でたら氷水で冷やすだけ」

「オイラにも作れる?」

「作れるよ」

「じゃあ、今度またアジトで食べたい!」

「そうだね。一緒に作ろうね」

「うん!」


 よほど気に入ったのか、ヤックは満面の笑みでそんなことを言う。……「作って」ではなく、「作れる?」と聞いていくるようになったのは、地味に進歩かもしれない。食べてみて、そこまで難しくない料理だと思ったのだろうが、そう思えるようになったのがまず進歩だ。

 なお、ヤック以外の見習い組は食べる方に意識が向いているのか、「それじゃよろしく」というスタンスだった。こちらはこちらで潔い。

 塩胡椒をたっぷりと揉み込んだおかげで、特にタレなどがなくても美味しくいただける。レタスと一緒に食べてもなかなかに美味しい。しかし、悠利がシンプルに塩胡椒だけの味付けにしたのには、別の理由があった。


「これだと、多分邪魔にならないと思うんだよね」


 誰にも聞こえないように、ぼそりと呟く悠利。食事に集中している仲間達は、わいわいがやがやしているので、悠利の独り言は聞こえなかったようだ。

 そう、悠利がこの味付けを選んだのは、まさにそれだった。塩胡椒で下味を付けただけのシンプルな鶏肉ならば、他の料理の邪魔にはならないだろう、と。せっかく美味しい食事を用意してくれるのに、自分の作ったものが邪魔になってはいけないと思ったのだ。

 水晶鶏には様々な味付けのタレが存在する。甘辛いものから、さっぱりシンプルなものまで様々だ。食べ方は個人の自由である。しかし、だからこそ、タレを使うとこの料理が一人で存在感を放ってしまう。皆の作る料理との調和を考えると、今日は塩胡椒にしておこうと思ってしまうのだ。


「キュピ?」

「あ、大丈夫だよ、ルーちゃん。何でもないから」

「キュ」


 心配そうに見上げてきたルークスに、悠利は笑って答える。悠利が大好きなルークスは、悠利が困っていると判断するとすぐに声をかけてくるのだ。とても優しい。

 そんなルークスは、皆と一緒にお勉強をとても頑張っていたらしい。誰よりも真剣に話を聞いていたとまで言われるぐらいだ。やるからには最善を尽くすということなのだろうか。頑張り屋のスライムである。


「ルーちゃんもお肉食べてみる?」

「キュイ!」


 良いの!?みたいな反応をするルークス。肉に興味があるわけではない。大好きな悠利と同じものを食べられるというので喜んでいるだけだ。悠利も勿論それは解っている。


「はいどうぞ」


 小さな水晶鶏を一つ与えられて、ルークスはちょろんと伸ばした身体の一部でそれを受け取った。目がキラキラしている。物凄いお宝を手に入れたみたいな反応だ。

 それをいつものように吸収して、ルークスは嬉しそうに鳴いた。可愛い従魔の反応に、悠利も笑みがこぼれるのだった。




 なお、そんなのほほんとした一人と一匹の向こうでは、案の定水晶鶏の争奪戦が始まっているのでした。まぁ、いつものことです。一応、余所様のお家なので多少は控えめだったことをお伝えします。



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