野宿は平和にセーフティーゾーンで


「ここ、セーフティーゾーンなんですよね?」

「泉と樹があるからには、そうなんだろうな。後、鑑定結果もそうだ」

「……僕の思ってたセーフティーゾーンと違う……」

「安心しろ。俺達の思ってたセーフティーゾーンとも違う」


 困惑した顔で悠利ゆうりが呟けば、アリーが太鼓判を押した。それに同意するように皆も頷いた。扉を開けて広がった目の前の光景に、どうしても「何だコレ?」と思ってしまう気持ちを抑えられない一同だった。

 美味しいキーマカレーを堪能した後、少しの休憩を挟んでから彼等は移動した。まだ寝るには早く、出来るならばセーフティーゾーンで休みたいと思っていたからだ。少なくとも、見張りの負担は減るので。

 そうやって探索を続けた結果の、今である。相変わらずこのダンジョンは玄関や裏口に該当する部分の扉を開けると、別の建物の内部へと移動するようになっている。ダンジョンがそういう造りなのだろうという風に理解はしているが、移動する度に違う様式になるのは情報量が多かった。

 そんな中、何とか見つけたセーフティーゾーン。本来なら喜ぶべきだ。これで安全な眠りが約束されたのだから。

 しかし、冒頭の会話になるが、これは彼等が想定していたセーフティーゾーンではない。断じてない。

 そもそもセーフティーゾーンとは、ダンジョンの中の安全地帯として設置されている。どんな鬼畜なダンジョンでも、その場所だけは絶対に安全だ。まるで、ダンジョンを作成する際の必須事項のように用意されており、探索者達にとっての拠り所になっている。

 飲用に適した水が滾々と湧き出る泉があり、食用の果実が生る樹がある。食糧が尽きたとしても、とりあえずセーフティーゾーンに辿り着ければ、水と食料にありつける。ここはそういう場所だ。

 どのダンジョンでも共通するのが、その泉と樹の存在だ。それ以外は各ダンジョンによって多少形状は異なる。異なるが、ダンジョン内で一番シンプルな構造をしている、ということが多い。

 そのセオリーに照らし合わせると、このセーフティーゾーンは完全に異質だった。彼等が知る中でも異質なダンジョンである収穫の箱庭のセーフティーゾーンですら、その法則に則っていたというのに。

 目の前に広がる光景に、悠利は思わず、本当に思わず呟いていた。


「これ、どう見ても宿屋の大部屋ですよね……?」

「「……」」


 悠利の言葉に、応える声はなかった。なかったが、全員同意であろうことは場に漂う空気で理解できた。

 普段、王都からどころかアジトから離れて生活をしない悠利ですらそう思うほどに、目の前の光景は圧倒的に「宿屋の一室」だった。ここまで典型的な部屋はないと思うぐらいに。

 かなり広い大部屋の中には、ベッドが6つ並んでいる。それぞれの間に衝立が用意されており、多少ではあるが個人の空間は確保されている。丸テーブルが一つと椅子が4つ。洗面台にトイレまで存在する。

 強いて言うなら、部屋の中央にどーんと存在を主張している泉と樹だけが、浮いている。逆に言えば、それがなければ少し上等の宿屋の一室だと思ってしまいそうな感じなのだ。


「飲み水は泉で確保できるのに、何で洗面台?っていうかコレ、水出るのか……?」


 マッピングの一環として、何がどう存在しているのかを記す必要があるクーレッシュが、そっと洗面台の蛇口に手を伸ばす。特に危険判定が出ていないのは悠利もアリーも確認済みなので、クーレッシュはそのまま蛇口を回してみた。

 くるり、と思ったより簡単に蛇口が回る。手入れの行き届いた蛇口という感じだった。変なサビもなく、軽やかに回る。

 回って、そして、当たり前みたいに水が出てきた。とても綺麗な水が。


「……リーダー、これ、普通に水が出るんですけど」

「……別に特に害もない、普通の水だな」

「何で水出るんすか、この洗面台……」

「俺に聞くな……」


 そこらの宿屋よりも良い感じの洗面台に、クーレッシュは困惑したようにアリーに問いかける。しかし、聞かれたところでアリーにも何も解らない。そもそもこのダンジョン、最初から色々と規格外のヘンテコなのだ。

 そんな二人の会話に割って入るように口を開いたのは、美貌のオネェだった。


「変なのは洗面台だけじゃないわよ」

「あ?」

「トイレも普通に使えるわ、ここ」

「何でだよ……」


 肩をすくめてレオポルドが告げた言葉に、アリーはがっくりと肩を落とした。もう色々と規格外すぎて、何だコレが加速している感じである。どう考えてもダンジョンの中のセーフティーゾーンとしての領域を超えている。

 とはいえ、使えるものは使えるのだ。しかも、とても安全なのだ。快適に過ごせそうという意味では、ありがたいのかもしれない。

 問題があるとすれば、それは、皆の心境の方だ。何でダンジョンでこんなものがあるんだという、常識との戦いである。彼らはなまじっかダンジョンを知っていた。ダンジョンでの野営というものを知っていた。それ故に、何だコレが勝るのだ。

 その中でただ一人、細かいことを気にしない存在がいた。悠利だ。

 悠利としてもこのダンジョンがヘンテコであることは理解している。それほどダンジョンを知らなくても、流石にこれがオカシイということぐらいは解っている。一応。


「とりあえず、安全で快適な寝床があるってことで良いんじゃないですか?」

「「は?」」


 のほほんと悠利が告げた言葉に、一同は間抜けな声を上げた。お前何を言ってるとツッコミを入れたのは、流石に一番立ち直りの早いアリーだった。保護者として常日頃から悠利に振り回されている男は、ちょっとタフだった。あくまでもちょっとだけだが。

 正確には、彼の立ち直りが遅いと何か大変なことになる率が高いだけだ。初動で確保するのが大事という感じだろうか。


「ユーリ?」

「この状況が異常なことも、この場所が変なことも一応解ってます。解ってますけど、僕らはこれから野営をするわけですよね?」

「あぁ、その通りだ」


 果たしてこの場所で睡眠を取ることが野営になるのかどうかは解らないが、アリーは悠利の問いかけに静かに答えた。それを聞いて、悠利はにこりと笑った。


「寝袋で地面に寝るのより、ベッドで寝る方が体力の回復もすると思いませんか?」

「…………そりゃ、そうだろうがなぁ……」

「一応はセーフティーゾーンですし、トイレもあるなら快適な夜が過ごせると思います」

「そうだが、そうじゃない」


 のんびりと言う悠利にツッコミを入れるアリーだが、その顔は疲れていた。大変そうだ。

 見守る一同の眼差しも暖かい。暖かいが、誰一人としてアリーを助けようとはしていなかった。いつも通りと言えるかもしれない。彼らは皆、悠利の担当はアリーだと思っているので。

 二人が会話をしている傍らで、クーレッシュはせっせとこの場所のメモを取っていた。ヘンテコならヘンテコで、とりあえずはどういう場所かを記しておく必要があると思ったのだ。

 予備知識もなしにこんな変な場所に辿り着いたら、きっと誰でも驚く。その心労を少しでも軽くするのが自分の仕事だろうと思うクーレッシュだった。一応マッピング係として連れてこられているので。


「アリー」

「何だ、ブルック」

「ここが妙なのは理解したが、お前もユーリも危険判定を出さないなら、気にしても無駄じゃないのか?」

「……俺は気にしたい」

「時間の無駄だ」


 ブルックの言葉に、アリーは面倒そうにぼやいた。たとえそれが正論であったとしても、常識人としてはちょっと認めたくないのだ。何でダンジョンで快適な宿屋で眠れるんだという気持ちで。

 しかし、気持ちの折り合いが付かないからといって、別の場所に行くわけでもない。夜を過ごすならばセーフティーゾーンが最適だ。その形状が気に食わなかろうが、ここが安全地帯である事実は変わらない。


「そうねぇ。変は変だけれど、害がないならここで休むのはむしろ良いことだわ」

「ヲイ」

「睡眠の質はお肌に直結するのよ!」

「それが理由か!」

「当たり前じゃないの!」


 美貌のオネェはブレなかった。己の美貌を保つために余念がないのだ。出先だろうが快適な睡眠が約束されているならば、細かいことを気にしないぐらいの根性はある。

 いや、これを根性と呼んで良いのかは解らないのだが。オネェ特有の美へのこだわりなのかもしれない。もっとも、彼はそれに相応しい美貌を維持しているのだが。

 レオポルドが口を挟んだことにより、元パーティーメンバーである三人であーだこーだと言い合いが始まる。このダンジョンの探索に入ってから、非常によく見られる光景だった。あまりに見慣れすぎて、今では悠利もクーレッシュも何も気にしていない。

 気にしなくなった結果、悠利はルークスと一緒にベッドの布団を確認している始末だ。シーツも枕も布団も、どれもそれなりに質が良かった。ふっかふかとまではいかないが、寝心地はそんなに悪く無さそうだ。

 そんな風に思っていた悠利の隣で、ぽふぽふと布団に触っていたヤクモが静かに呟いた。


「ふむ。このような場所に不似合いなほどに、質が良い」

「そうなんですか?」

「宿の寝具の質は値段で左右されるものよ。場末の宿より良いものが使われている」

「なるほど」


 勉強になります、と悠利は素直にヤクモの説明に耳を傾けた。基本的に王都から出ない悠利にとって、そういう話はまったく馴染みがないのだ。

 クーレッシュもその通りと言いたげに頷いているところを見ると、出先で宿に泊まるときはそれなりにお金を払うことを考えた方が良さそうだということを学んだ悠利だ。もっとも、悠利が自分で宿を取って一人で行動することなんて、多分ないのだが。そんな危ないことは許されないはずだ。

 以前、温泉都市イエルガに行ったときも、港町ロカに行ったときも、悠利は宿屋選びには関与していない。そして、そのときの宿は、《真紅の山猫スカーレット・リンクス》として使うからか、そんなに安い宿を使ってはいなかった。

 もしかしたら、旅慣れていない悠利を連れているから、それなりの宿屋になっていた可能性はある。確認していないので悠利には解らない。彼に解るのは、自分が今まで泊まった宿屋が、それなりの宿屋だったということだけだ。


「とりあえず、お前は真ん中のベッドで寝ろ」

「はえ?」


 ブルックとレオポルドとのやりとりをいつの間にか終えたらしいアリーが、悠利に向かったそう言った。ベッドは6つあり、3つずつ2列に並んでいる。その真ん中のどちらかに寝ろと言われて、悠利は首を傾げた。

 何でそんな風に場所の指定があるんだろう、という疑問だ。口に出さなくても顔に出ていたのだろう。アリ-は面倒くさそうに説明を口にした。


「この場所から他へ行く扉は両端にある。安全を考えて、お前は真ん中だ」

「なるほど」

「クーレッシュ、お前も真ん中にいろ」

「了解しました」


 若者コンビは、頼れるリーダー様の発言に素直に従った。今ここにいるメンバーで、自分達が非力な枠に入ることをきっちり理解しているからだ。非戦闘員の悠利は言わずもがな。クーレッシュも戦闘を得手としているわけではないので、この中では弱者になる。

 今は香水屋の店主、調香師として活躍しているレオポルドだが、未だその腕は決して衰えてはいない。チンピラ程度ならば倒せる腕をお持ちの美貌のオネェは、肉弾戦でも余裕でクーレッシュより強かった。見た目に騙されてはいけない。


「寝ずの番は四人で交代するぞ。セーフティーゾーンとはいえ、何があるか解らん」

「そうだな。よその者達がやってくる可能性も考えられる」

「別のルートを進んでいるから、どこかで建物が繋がってなきゃ、合流することはないだろうがな」


 アリーの言葉に、ブルックは淡々と己の考えを述べる。このダンジョンの探索には彼ら以外のチームも参加している。敵ではないが、無防備に眠っているところにやってこられるのは何となく落ち着かない。そういう意味でも見張り番は必要だ。

 人員に数えられているヤクモは、最初からそのつもりだったのか鷹揚に頷いている。免除されたクーレッシュは一瞬瞬きをしていたが、今回の自分の立ち位置を理解したのか特に何も言わなかった。

 言ったのは別の人物だ。


「え、寝ずの番とか、睡眠時間が減るじゃないの。お肌の大敵なんだけど」

「お前はそのどうでも良いこだわりを捨てろ」

「嫌に決まってるでしょ!あたくしのお肌が荒れたらどうしてくれるのよ!」

「お前がそんな柔か!」


 途端に口論を始める二人に、悠利とクーレッシュはうわぁという顔をした。


「リーダー、いつも以上に沸点が低い……」

「レオーネさん、そんな軽やかにアリーさんを怒らせていかなくても……」

「気にするな。そのうち落ち着く」

「「ブルックさん……」」


 彼にとっては二人の喧々囂々としたやりとりも、いつものことなのだろう。気にしなくて良いぞと平然と宣うクール剣士殿のようにはまだなれない二人だった。


「今日は一日移動をしていたからな。支度を調えて休むと良い」

「はーい」

「はい」


 自分達の仕事はちゃんと休んで、明日も元気に役目を果たすことだと理解した二人は、未だに何だかんだと口論をしている大人をスルーしてブルックの言葉に従った。気にしても無駄だと思ったのも事実だった。彼らに出来ることはない。

 真ん中のベッドで寝るように言われたので、その言いつけに従う。枕元に荷物を置き、靴を脱いでベッドに上がる。流石に、ダンジョンの中で寝間着に着替えるのはアレだったので服はそのままだ。

 特に武装をしていない悠利はそれで終わりで、後は眼鏡を外せばいつでも眠れる。クーレッシュの方は、寝るときに邪魔にならないように武装を外している。彼の武器は薬品の入った瓶なので、流石に身につけたまま寝るのはよろしくない。


「キュー……?」

「ルーちゃん、一緒に寝ようね」

「キュ!」


 僕は?と言いたげな雰囲気でベッドの傍らから見上げてくるルークスに、悠利はにっこり笑顔で呼びかけた。途端にルークスは嬉しそうにぽよんと跳ねて、ベッドの上に飛び乗る。大好きなご主人様と一緒が嬉しい従魔だった。

 そのベッドの上でルークスは、それなりにふかふかした布団の感触を楽しんでいた。魔物なりにここが家とは違うこと、ダンジョンであることは理解しているのだろう。ちょろりと伸ばした身体の一部で布団を確かめる姿は、可愛らしかった。


「ダンジョンでベッドで寝られるなんて不思議だよね、ルーちゃん」

「キュイ」

「何かあったら教えてくれる?」

「キュ!」


 任せろと言いたげに軽やかに鳴くルークス。たとえ眠っていたとしても、悠利より先に何かに気付くことは出来るだろう。悠利はその辺は一般人なので、色々と鈍いのだ。


「さて、お主等が休むのであれば、こちら側の灯は消しておいた方が良かろうな」

「あ、ありがとうございます、ヤクモさん」

「うむ。明日も探索は続くようだからな。ゆるりと休むと良い」

「はい。おやすみなさい」

「おやすみなさい」

「おやすみ」


 宿屋の一室を模した場所なので、部屋の光源は幾つかあるランプだった。壁の高い位置に取り付けられているので、窓の外が見えない不思議な部屋でも明るかったのだ。

 しかし、その明るさは眠るのには邪魔になる。幸いなことにランプは複数あったので、ベッドが並ぶ辺りのものだけを消せば、見張りが困ることはなさそうだ。

 ヤクモがランプを消したことで明るさが和らいだ。そっと眼鏡をケースに入れて枕元に置くと、悠利はルークスを抱いて布団に潜る。特に変なところのない、普通の布団だった。

 一日中うろうろしたことで流石に疲れていたのか、悠利はゆっくりと瞼を閉じる。さっきまでは別に眠くはなかったのに、布団に入って気が抜けたら睡魔が襲ってきたのだ。

 これが寝袋だったらこんな風にすぐに眠くなったりはしなかっただろう。それを思うと、どれだけ変でも、ベッドで寝られるのは運が良かったなぁと思う悠利だった。あるものはあるのだから、ありがたく使わせてもらうに限る、と。


「だから、四人で交代すりゃそんなに負担にもならねぇだろうが」

「だったら、最初か最後にして頂戴。その方が睡眠時間が確保されるから」

「お前はどこまで我が儘なんだ……」


 美へのこだわりを捨てないオネェは、一切妥協を許さなかった。そろそろアリーもツッコミに疲れてきたのか、その口調は通常の声音に戻っている。それでもまだ言い合いを続けている二人の肩を、ブルックがぽんと叩いた。


「ブルック?」

「何よ」


 基本的にこの二人が言い合いをしていても放置が染みついているブルックの珍しい行動。問われたクール剣士殿は、すいっとベッドの方を指差した。

 そこには、ルークスを抱きしめて眠りに落ちようとしている悠利と、同じように布団に潜って目を閉じているクーレッシュの姿があった。どちらもまだ完全に寝てはいないが、今から寝ようとしている感じだ。

 それで何を言いたいのかを理解した二人は、バツが悪そうにすっと目を逸らした。若者の睡眠を邪魔したいわけではないので。


「明日もある。あまりあいつらの眠りを邪魔してやるな」

「解ってる」

「解ってるわよぉ」

「とりあえず、そんなに睡眠時間が気になるならお前が最後にすれば良いだろう。朝の身支度もあるだろうし」

「はいはい」


 ブルックの提案に、レオポルドは最初からそのつもりだったのか軽く答えた。アリーも何も言わなかった。割といつものことだったので。

 見張り番の最後を仰せつかったレオポルドは、寝る前の一仕事と化粧を落とすために洗面台の方へと足を向ける。小さいながら鏡も付いているので、大変便利だ。これに関しては変なダンジョンを作ったダンジョンマスターに感謝しても良いと思っているオネェだった。


「それじゃ、他の順番を決めるか」

「そうだな」

「我はどこでも構わぬよ」


 色々とこだわりのあるオネェ以外は、すんなりと順番が決まりそうだった。眠る二人を意識してか、会話の声は少し小さい。静かに、穏やかに聞こえる大人達の声は、うとうとしている悠利の耳に言葉未満の何かとして届いた。

 ざわめきのようなその声を子守歌に、悠利はルークスを抱いたまま眠りに落ちる。まるで家で寝るような奇妙な安心感の中で。




 ダンジョンでの野営は、まるで宿屋のようなセーフティーゾーンのおかげで、随分と快適にすぎていくのでした。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る