お刺身仲間と海鮮しゃぶしゃぶ
雨がしとしとと降るある日の昼食。
なお、別に悪巧みをしているわけではない。単純に、食べるメンバーと天候の関係で今日が最適だと思っただけなのだ。
悠利が準備をしているのは、鍋だった。冬のお供とも言える料理を、夏真っ盛りの今食べようとしているのには、理由がある。今日の鍋はただの鍋ではない。海鮮しゃぶしゃぶを決行しようとしているのだ。
早い話が、大量のお刺身を出汁でしゃぶしゃぶにして堪能するというだけだ。港町ロカで買い求めた大量のお刺身を、これでもかと準備しての海鮮しゃぶしゃぶである。
ちなみに、今日の昼食にそれを食べようと思ったのは、アジトにいるのが悠利以外ではヤクモとイレイシアの二人だけだからだ。見事にお刺身大好きメンバーだけなのだ。この機を逃してなるものか!みたいな気分になっている悠利だった。
お刺身を忌避しないメンバーは他にもいるが、好き好んで食べるのはこの三人だけである。やはり、馴染みがあるかないかという違いは大きいらしい。
悠利は日本人なのでお刺身に慣れ親しんでいるし、和食に似た食文化の国出身であるヤクモも同じくだ。人魚のイレイシアにとっては、魚介類は生で食べるのが普通だったりする。火を入れた魚介類も勿論美味しくいただくが、それはそれとしてお刺身も食べたいと考えるメンバーなのである。
「お魚が美味しいから、スープはシンプルに出汁メインで良いかな」
待望の海鮮しゃぶしゃぶを食べられるということで、悠利はうきうきしていた。鍋の中には、昆布と鰹で作った美味しい出汁が入っている。流石にそれだけでは味が心許ないので、酒や塩、少量の醤油で調整する。
ただし、それほどしっかりと味は付けない。ほんのりと味がするかなというぐらいにしておく。そうすることで、しゃぶしゃぶした後の食材を、塩や醤油、ポン酢などお好みで食べることが出来るからだ。
メインディッシュは刺身をしゃぶしゃぶで食べることだが、せっかくの鍋なのでそこに野菜やキノコも放り込む。鍋にたくさんの具材を入れると、それらの旨みが溶け込んでスープが美味しくなるのは自明の理だ。スープが美味しくなれば、しゃぶしゃぶにする刺身も美味しくなるので良いことずくめだ。
昼食を食べるのは悠利とイレイシアとヤクモの三人なので、それほどボリュームを必要とはしない。鍋に野菜を入れておけば、おかずがそれだけですんでしまう。
また、三人だけなので、食堂のテーブルに卓上コンロを用意して、そこに鍋を置いてしまえば簡単だ。各々が自分の食べたい刺身をしゃぶしゃぶにすれば良いだけという、実に至福の時間が待っている。
「二人とも、喜んでくれるかなー」
せっせと鍋の準備をしながら、悠利はヤクモとイレイシアの反応を想像する。刺身が大好きな二人なので、きっと喜んでくれるとは思うのだ。海鮮しゃぶしゃぶの話をしたときに、興味深そうにもしていたので。
野菜とキノコを鍋に入れて煮込んでいる間に、メインディッシュに当たる刺身の準備にとりかかる。港町ロカで買い付けたときに、調理しやすいように捌いてもらっているのでそこまで手間ではない。
様々な種類の魚を買い付けたので、名前を知らない魚も幾つもある。基本的には白身の魚を中心に用意し、しゃぶしゃぶにしなくとも刺身で食べれば良いと言う理由で、赤身や青魚、海老や貝なども準備する。
しゃぶしゃぶ用の魚は気持ち薄めに切り、刺身として食べるものはそれよりは分厚く切る。海老は頭を残したまま胴体の殻を剥き尻尾も外す。頭にはミソが詰まっているので、そのままだ。貝類は殻から外して盛りつける。あっという間に複数の皿の上に、美味しそうな魚介類が並んだ。
「よし、こんなものかな。足りなかったらまた準備すれば良いし」
三人前と言うにはいささか多く見える分量を用意して、悠利は満足そうに笑う。普段は小食のイレイシアだが、生の魚介類のときは結構食べることを知っているので、多めに準備したのだ。
また、悠利の学生鞄の中にはまだ大量の生食用の魚介類が入っているので、お代わりはいくらでも可能だった。ちなみに、この魚介類は《
アリーにも買い出しのときに事情は説明してある。好きにしろという返答を貰ったので、悠利は嬉々として自分の金で魚介類を買い漁ったのだ。食への欲求、恐るべし。
「そろそろ鍋を移動させても良いかなっと」
時計で時間を確認し、悠利は具材が美味しく煮えている鍋を持つ。大ぶりの鍋だが持てないわけではない。運ぶことを考えて、出汁もそこまでたくさん入れていない。途中で減ってきたらまた足せば良いだけなので。
えっちらおっちら鍋を食堂スペースのテーブルへと運ぶ悠利。そこには、既に卓上コンロや食器、調味料が準備されていた。今日は一人で準備をするので、出来ることは先にやっておいたのだ。
卓上コンロの上に鍋を置くと、火を点ける。あまり沸騰しすぎて煮詰まっては困るので、今は弱火だ。食べるときにまた強くして、沸騰させれば良いので。
鍋の状態を確認した悠利は、台所へ戻って準備した魚介類を運ぶ。追加用の出汁を入れたピッチャーも忘れない。お玉と菜箸の準備も終えて、これで準備完了だ。
そろそろ二人を呼びに行こうかと思った悠利の耳に、足音が二つ届いた。視線を向ければ、ヤクモとイレイシアが食堂スペースへと入ってくる。
「ヤクモさん、イレイス、時間ぴったりですね」
「急かしてはおらぬか?」
「大丈夫ですよ。丁度今、準備が終わったところなんです」
ヤクモの言葉に、悠利はにっこりと微笑んだ。どうぞどうぞと促されて、二人は席に着く。テーブルの真ん中に置かれている卓上コンロと鍋や、複数の大皿に盛りつけられている刺身と思しき魚介類を見て、その顔が綻んだ。
同時に、今日のメニューが何か理解したのだろう。ヤクモが楽しそうに口を開いた。
「なるほど。今日はかねてより言っておった、海鮮しゃぶしゃぶというわけであるな?」
「正解ですー。丁度、三人ですしね。他の人に遠慮しなくて良いので、ぴったりかなと思って」
「今日は少し肌寒いですから、温かいお鍋も美味しいと思いますわ」
「そうなんだよねー。流石に暑い日に海鮮しゃぶしゃぶは自殺行為かなぁと思って」
「それは確かに」
「それは少し辛いと思いますわ」
しみじみとした悠利の呟きに、ヤクモとイレイシアは打てば響くように同意した。まったくもってその通り以外の何でもない。暑い日に鍋を囲むなど、空調をガンガンに効かせて冷やした部屋とかでもない限り、かなり無謀だ。
雑談はそこまでにして、悠利は二人に食べ方の説明を始める。
「鍋の中の野菜やキノコはもう煮えてますから、好きに食べてください。魚介類はお刺身でも食べられるものですが、鍋にくぐらせて軽く火を入れて食べると美味しいと思います」
「ユーリ、お皿が違うのはどういうことですか?」
「しゃぶしゃぶにするのは白身系の魚が良いかなと思って、薄く切ってあるの。赤身や青魚はそのままお刺身で食べたら良いかなと思って、少し大きめなんだよね」
「なるほど、解りましたわ。では、こちらの薄く切ってあるものを鍋に入れれば良いのですわね?」
「そうだよ」
悠利の説明を理解したイレイシアが、嬉々として箸で薄く切られた刺身を一枚取る。半透明の綺麗な白身魚だ。薄いといっても食感を失うほど薄くはない。そのまま食べても美味しいだろうそれを、イレイシアはそっと鍋に入れた。
ぽこ、ぷく、と小さく沸騰している鍋の中で、ゆらりゆらりと刺身が揺れる。踊っているとか泳いでいるとでもいう感じだった。そして、出汁で温められた刺身の表面がうっすらと白くなった頃合いで、イレイシアはそっと刺身を引き上げた。
本日のメニューは海鮮しゃぶしゃぶなので、あまり長く鍋に入れておくと別の料理になってしまう。魚の切り身の入った鍋も美味しいが、それはまた別の機会だ。本日は、半生でも美味しく頂ける海鮮しゃぶしゃぶなので。
先ほどまでの半透明と異なり、表面が白っぽくなった刺身を見つめて、イレイシアは小さく笑った。そして、お行儀良く小さな口を開いてその中へ運ぶ。出汁の旨みを纏った白身魚の柔らかな風味が、口の中に広がった。
ほんのりと残る脂が、甘さとなって口を喜ばせる。火を通しすぎていないので、食感はやや弾力を残していた。刺身でもない、火を通したものでもない、不思議な食感だ。けれど、シンプルな出汁の旨みを纏ったそれは、確かにイレイシアの口に合った。
「美味しいですわ……!」
「本当?良かったー。お魚が美味しいから、鍋の味付けはあっさり系にしておいたんだけど、大丈夫?」
「えぇ、問題ありませんわ」
「薄かったらお好みで、塩とかポン酢とか醤油とか使ってね」
「解りましたわ」
ちゃんと用意してるよーと言いたげにずらずらと調味料を並べた悠利に、イレイシアはにこにこと微笑んだ。お魚大好き人魚ちゃんなので、彼女はこのメニューに大満足しているようだった。いそいそと次の刺身へ箸を伸ばす姿は、普段の彼女を知っていると余計に微笑ましい。
もう一人はどうなんだろうと悠利が視線を向けると、ヤクモは黙々と海老を食べていた。ちょんちょんと先っぽを醤油につけて、ぱくりと口に入れる所作は手慣れていた。ついでに、そうするのが当然だろうと言いたげに、身を食べた後には頭を啜ってミソを堪能している。完璧だった。
「ヤクモさん、海老お好きでした?」
「む?我は魚介類は一通り何でも好むが?」
「あ、そうなんですね。海老が気に入ったのかなぁと思ったので」
「生で食せる海老は久方ぶりゆえ、つい」
「……なるほど」
ヤクモの答えに、悠利は納得した。納得せざるを得なかった。
海老は、割と見かける食材だ。炒め物にもスープ類にも入っている。けれど、やはり内陸である王都ドラヘルンで生食用の海老はあまり出回らない。そもそも、この辺りの人々は魚介類を生で食べる習慣がほとんどないのだ。となると、どうしても流通しなくなる。
需要と供給の関係は大きい。いくら、転移門があって港町ロカから商品を仕入れることの出来る者達がいたとしても、買い手がいなければ意味がないのだ。
食の好みというのはかなりデリケートな問題で、あまり強引にそれまで馴染みのないものを進めると大変なことになる。味付けの違いぐらいはまだ許容範囲だろうが、食べ慣れていない食材や、生食というのは慎重に対応しなければならないのだ。
……まぁ、ここには3名、魚介類の生食を好んで全力で堪能している者達がいるのだが。いずれも王都ドラヘルンの出身でも、近くの出身でもないので、彼らは例外中の例外だ。
「海老の頭、何なら唐揚げにしますけど、どうですか?」
「ふむ……。なかなかに魅力的な誘いであるが、そこまでお主に手間をかけさせるのも気が引けるゆえ、またの機会にお願いしよう」
「了解です」
悠利の提案に、ヤクモはそんな風に答えた。今、調理担当は悠利しかいない。ここでヤクモが唐揚げを願い出れば、悠利は食事を中断して調理に取りかかるだろう。それはヤクモにとって嬉しくはなかったのだ。
ヤクモの気遣いをありがたく受け取って、悠利はうきうきと刺身へと手を伸ばす。やはりここはしゃぶしゃぶを堪能するのが一番と、薄く切った刺身を掴んで鍋に入れた。
ふよふよと泳ぐ刺身。刺身が泳いでいる間に野菜やキノコを器に取り、最後の仕上げとばかりにそこにほんのり火の通った刺身を引き上げる。そして、ほんの少しだけ出汁をかける。
ほどよく火が通り、ほどよく脂がのった刺身を、悠利は口に放り込んだ。半生と称するべき食感は、独特だ。刺身で食べるよりは噛みやすく、完全に火を入れたものよりは弾力がある。口の中に広がる旨みに、思わず顔を緩める悠利だった。
「んーっ、美味しいー」
「ユーリ、こちらのお皿の中身も、鍋に入れても大丈夫でしょうか?」
「ふえ?……あぁ、大丈夫だよ。イレイス、何か気になるのあったの?」
おずおずと問いかけられて、悠利はさらっと答えた。刺身で食べられる鮮度の魚介類なので、基本的にどれを鍋に入れても問題はない。単純に、悠利のイメージでしゃぶしゃぶにするのは白身魚系だなと思っていただけで。
悠利の返答を聞いたイレイシアは、嬉しそうに箸で摘まんだそれを鍋にいれた。彼女が入れたのは貝柱だった。あぁ、なるほどと悠利は納得する。貝柱は火を入れても美味しい。
「生で食べるのも美味しいのですけれど、鍋の味が絶品でしたから」
「色んな具材の旨みが出ると、美味しくなるよねー」
「えぇ」
貝柱を放り込んだ理由を、イレイシアは端的に説明した。確かに、野菜やキノコを大量に入れ、その上しゃぶしゃぶとして魚を入れたので、鍋の味がどんどん美味しくなっているのだ。
これは悠利の持論だが、鍋は食材を大量に入れれば入れるほどに、それぞれの旨みがしっかりと出て美味しくなる。なお、当然ながらそこに入れるべきは味を壊さない食材であることが大前提である。闇鍋はご遠慮したい。
幸いにもここにいるのは悠利とイレイシアとヤクモの三人。食事に関して冒険をするような面々ではなく、闇鍋に興味もない。……一番暴走しそうな悠利が、普通に海鮮しゃぶしゃぶを堪能しているので、問題は何一つないのだ。
「ユーリ、貝柱もとても美味しいですわ!」
軽く鍋で火を入れた貝柱を口にしたイレイシアが、ぱぁっと顔を輝かせて叫ぶ。普段おしとやかな彼女らしからぬ行動だが、悠利もヤクモも咎めたりはしない。それだけ美味しいという証明だ。
顔を見合わせた悠利とヤクモは、いそいそと鍋に貝柱を入れた。魚には一家言ある人魚のイレイシアがここまで言うのだ。試さないわけがない。
出汁の味を吸い込んだ貝柱は、その本来の持ち味も合わさって口の中で見事なハーモニーを奏でた。刺身で食べるのも美味しいのだが、鍋に入れるのも正解だなと悠利は思った。鮮度抜群の食材の可能性は無限大だった。
「本当だね。すごく美味しい」
「うむ。生で食べるのも美味であったが、鍋に入れるとまた一段と旨みが増す気がするな」
「……つまりこれは、全て試してみるべきということかな?」
「ユーリ、お付き合いしますわ」
「うむ。我も付き合おう」
キランと眼鏡を光らせて悠利が呟けば、イレイシアとヤクモが全力で乗っかった。そこに他の誰かがいればツッコミが入ったのだろうが、生憎と誰もいない。ツッコミ不在のまま、お魚大好きトリオによる海鮮しゃぶしゃぶサドンデスが始まった。
基本的に全て生で食べられるので、鍋に入れる時間は短くても良い。どのぐらい火を入れるかは個人の好みだろう。各々が自分が食べたいと思うものを鍋へと入れるのだった。
悠利は海老の頭を外して、どぼんと一瞬だけつけて引き上げた。ほんのりと火の入った海老は色づいて、ますます美味しそうだ。ちょんちょんと少し塩を付けてから口に含めば、半生の食感と幾つもの旨みが口の中に広がる。
海老の味だけではない。悠利が作った出汁の風味だけでもない。野菜とキノコ、幾つもの魚介類の旨みが凝縮されて、一瞬で海老にくっついてきたのだ。それを堪能して、悠利は幸せそうににこにこと笑った。
「ユーリ、この魚介類は、全て食べても大丈夫なのでしょうか?」
「うん、大丈夫だよ。足りなかったら追加を用意するし」
「素晴らしい贅沢ですわね」
ふわりと、花が開くようにイレイシアが微笑む。その笑顔を見て、本当に生魚が好きなんだなぁと悠利は思った。
勿論、悠利も刺身は好きだ。けれど、やはりそれが主食とも言うべき人魚のイレイシアとは、思い入れが違う気がするのだ。誰の目も気にせずに好きなだけ食べられるのは、とても嬉しいようだ。
たくさんの魚介類の旨みを吸って美味しくなったスープを飲みながら、悠利は思い出したように口を開く。
「〆にライスを入れて雑炊にするか、うどんを入れるかにしようと思ってるんですけど、どっちにしましょうか?」
「「…………」」
悠利の言葉に、ヤクモとイレイシアは動きを止めた。顔を見合わせて、しばし思案する。
この、とてもとても美味しくなったスープを堪能するにはどちらが良いのかを、真剣に考えていた。あと、胃袋の空き具合も一緒に。何だかんだで魚介類を結構な分量食べているので、それなりにお腹はいっぱいなのだ。
「イレイス、お主の好きな方にすると良い」
「いえ、わたくしはあまり食べられませんから、ヤクモさんのお好きな方で」
「我はどちらも好むゆえ、どちらでも良いのだ」
「わたくしも、どちらも美味しそうだと思いまして……」
優しいヤクモの申し出に、イレイシアは困ったように笑った。出汁をたっぷり吸った雑炊も、出汁と一緒に食べるうどんも、どちらも美味しいだろうなと思ったのだ。間違っていない。どちらも間違いなく美味しいだろう。
結論が出ずに悩んでいる二人に、悠利が解決策を口にした。調理担当故の暴論とも言える方法で。
「じゃあ、両方します?」
「「え?」」
「先にうどんを少し食べて、引き上げてからライスを入れて雑炊にすれば両方楽しめます」
任せてくださいと言いたげににっこり笑う悠利。柔軟なその発想に、ヤクモとイレイシアは示し合わせたように拍手をする。お見事と言いたかったのだ。
「それじゃ、〆は両方ということで、美味しく食べましょうー」
「えぇ。ユーリ、そちらの魚も美味しかったですわ」
「本当?楽しみだなー」
イレイシアの言葉に、悠利はうきうきしながら刺身を鍋に入れた。実にのどかな、平和な、同志で楽しむ素敵な鍋タイムは、まだまだ続くのだった。
余談だが、物凄く美味しくなったスープで作った雑炊の存在を聞きつけたマグが、それからしばらく悠利の後ろをついて回る光景が見られた。安定のマグだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます