十三点五本目 おてんば娘

「ぬー、暇だ」

♪〜(買った時のままの着信音)

「おや?誰だろう………由良か」

ピッ

「もしもし?」

「あ、おじs…所長。今ちょっと電車乗ってるんだけどね、ちょっとジャックされちゃったみたい」

「え、ウソーー?!」

「ホント」

「そ、それ、それで?」

「うん、だかrあ、こら美はm、おじさん!」

「所長だ。じゃなくて」

「おじさん、今から殲滅するから、色々バックアップとかヨロシクね!」

「ええ、理香さんとか榠樝さんとか紫君とかいる?」

「いるよー、代わろっか?」

「いや、いいよ。それなら、大丈夫かな」

「おじさん?」

「………はぁ、わかったよ。私がここで騒いだってしょうがないし、君らならそう言うと思ったよ。オーケー、思いっきりやっちゃって」

「ありがとう!それじゃ!」

ピッ

「……………………さてと、急に忙しくなったな。ま、暇よりはいいかな」

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