裏話
自分が担当している参加者が戦いを始めた事で、興奮気味にバルドが言った。
「俺のお気に入りのクズが戦い始めたぞ! みんな見てやってくれ」
バルドの言葉に従い、他の神々もクズ男子高校生の戦いを見始める。
「ほほぉ。相手は“圧”と“決”か。“決”は使い方次第ではトップレベルの強さだがどうなるだろうな! ガッハッハッ」
「バルド、あなたのお気に入りのクズさん、凄く雑魚臭がしますが……『死ねぇ!』とか言ってますが……」
そんな言葉に対し、バルドは答える。
「あいつ面白いな! 余計気に入ったぜ!」
そんな発言に、ミネブルとベンドラが顔を歪める。
「あぁなたの感性がわぁかりませんねぇ」
「理解もしたくないがな」
だが、そんな2人とは別にバルドの意見を理解する神もいた。
「私は〜バルドの意見、理解出来ますよぉ〜」
「まぁクリフィナ。あなたもそういう部類だったのですか」
バルドの意見を理解できるというクリフィナに、ジルノールは驚いた様子だった。
ジルノールの言葉をあまり理解できない様子でクリフィナは言った。
「そういう部類とは〜?」
「……どんな……部類?」
クリフィナに便乗してフェンジドラも訊ねる。
ジルノールは何かに気づいたかのように言った。
「気にしないでください。そういえばクリフィナは愉快を司る偽神でしたね」
その言葉に対しクリフィナは反論を言った。
「私だけが〜偽神みたいな言い方は〜やめて欲しいのです〜」
この言葉にジルノールは特に言葉を返すことは無かった……
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