第三章

第三章

放課後、東駿河高校の廊下。

明子が、授業を終えて、帰ろうと教室から出ると、反対方向から、紫穂がやってきて、鉢合わせしそうになる。

紫穂「ご、ごめんなさい。」

明子「ごめんなさいじゃないわよ。」

紫穂「じゃあ、何でしょう。」

明子「なんでしょうじゃなくて、もう、黙っていればいいのに。」

紫穂「でも、やったことはやったことですから。」

明子「あんまり誠実すぎると、肩がこるわ。あんたは、重たすぎるのよ。」

紫穂「ごめんなさい。」

と、教室に入って、教科書を取り出す。

明子「帰らないの?」

紫穂「ええ。」

明子「だってもう、帰る時間なのに。」

紫穂「これから、補習なんです。校長先生と。」

明子「校長と?」

紫穂「ええ。お願いしてきました。いま打ち合わせがあるそうで、終わったら来てくれるそうです。」

明子「そうなの?またなんで?」

紫穂「ええ、授業で手を上げないように。」

明子「手を上げないように?」

紫穂「はい。ぼくのカバンのなかに、二度と手を上げるなと書かれた紙が入ってて、それを校長先生に相談したら、じゃあ、手を上げなくてもいいように、補習をしてあげようって、言ってくれて。」

明子「なんでまた、校長に相談するの・」

紫穂「だって、毎日毎日、」

明子「毎日何?」

紫穂「何かカバンに入れられて。」

明子もそれは知っていたが、まさか犯人の名を上げるわけにもいかない。いったら、すぐに校長に知られてしまうかもしれない。そうなったら、最悪の事態になる。

明子「大変だけど頑張って。」

それだけ言った。

紫穂「はい、ありがとうございます。」

明子も、彼のカバンに嫌がらせの手紙を入れたことがあった。殆どが繭子の仕業だったが、明子もそれを手伝ったこともある。

明子「じゃあ、また。」

と、廊下へ出るが、そこへ土屋校長がやってきて、

土屋校長「ごめんね、佐藤君、打ち合わせに時間がかかりすぎて、やっとおわった。じゃあ、補習をはじめようか。」

紫穂「すみません、ありがとうございます。」

土屋校長「中島さんもいたのか。じゃあ、一緒にやっていく?もしよかったら。」

明子「いいですよ。だって紫穂が受ける補習でしょ。」

土屋校長「でも、一人より二人のほうが、勉強も面白くなるんじゃないのかい?それに普段の授業ではわからないところもたくさんあるだろうし。」

明子「でも私は。」

土屋校長「まあいいじゃないか、ちょっと聞いていくだけでも。誰かが勉強しているのを見学するのもまた勉強になるんだよ。中島さん。」

明子「わかりました。じゃあ、一時間したら帰ります。今日は家に用事もあるので。」

土屋校長「うん、それでいい。じゃあ、二人とも、始めようか。」

校長の専門分野は、世界史である。世界史の分野ではものすごいスペシャリストで、確かある大学で、教鞭をとっていたと聞いている。

明子にとっては、歴史なんて、大した学問とは思えず、単なる暗記科目しか、頭にはなかった。

土屋校長「えーと、今日は、何についてお話すればいいのかな?」

明子「特にありません。先生が指定してください。」

紫穂「校長先生。」

土屋校長「どうしたの佐藤君。」

紫穂「この前お話してくれた、青銅器文明のことで。」

青銅器文明?なんのことだ。明子が首をひねっていると、紫穂はさらに続ける。

紫穂「あの、クレタ島のクノッソスの。」

土屋校長「はいはい、クレタ島ね。」

紫穂「すごい憧れだったんです。何も戦争もなく平和に暮らしていて、それが長期間維持できたというのは、きっと、経済とか政治とか、ものすごくうまかったという事でしょう。それなのに、そんな素晴らしい文化がどうして滅んでしまったのでしょう?」

明子「何を考えているの?」

明子は、思わず言った。

明子「そんな細かいことまでいちいち気にしていたら、覚えることが多すぎて、頭がパンクするわ。クノッソスの文明なんて、名前だけ覚えておけばそれでいいんじゃないの?」

紫穂「でも、どうしても気になるので。」

土屋校長「それを否定してはいけないよ。中島さん。勉強したいという気持ちがわいてくるのはすごいことだからね。じゃあね、佐藤君、今日はミノア文明について、もう少し詳しくやってみよう。」

紫穂「はい、ありがとうございます!」

明子「またうれしそうな顔をして、、、。憎たらしいったらありゃしないわ。」

土屋校長「じゃあ、まず、ミノア文明が始まったのは、」

紫穂「はい、紀元前三千年ごろと。」

土屋校長「そうだね。正確には、紀元前7000年くらいから、人が住み始めたといわれていて、すでに、粘土とか石や、骨なんかを材料にした生活用品も見つかっている。金属の使用、いわゆる青銅器時代が始まったのは、」

紫穂「紀元前、三千三百年ごろ、でしょうか。」

土屋校長「そうそう。そのころ、クレタ島では、エーゲ海を媒介にして、盛んに貿易も行われたので、金とか銀などのいろんな金属を輸入していたんだよ。他の都心も、クレタ島にはもちろんあったけど、クノッソスはその中でも、影響が強かったみたいだね。」

紫穂「その理由は何でしょう。」

土屋校長「いや、それがね、まだわからないことが多いんだ。何しろ、ミノア文明は、まだわからないことだらけなのでね。何しろ、そこで使われた文字もしっかり解読されてないのでね。」

紫穂「線文字Aのことですか?」

土屋校長「その通り。そこでは、ミノア語という言語があり、そこからクレタ語という方言もあったこともわかっていて、さらに、同じくクレタで見つかっている線文字Bというものは、ギリシア語を表示したものだということは確定しているが、線文字Aというものは何を表記していて、なんという言葉を書いたのかは全くわかっていないんだ。」

紫穂「どこかの本にでも書いてありませんかね。見てみたい。」

土屋校長「うちにある古い本を探してみれば載っているかもね。見てみたいかい?」

紫穂「はい、見てみたいんです。とても!」

土屋校長「わかったよ。明日にでも持ってきてあげるよ。」

紫穂「あ、ありがとうございます!」

土屋校長「まあ、そんなわけで謎の多い、ミノア文明であるが、クノッソスの遺跡には、ものすごい大きな宮殿があった。それは、中島さんも知ってるね。」

明子「わかりませんよ。私。」

土屋校長「あら、こないだの試験で出したのに?」

紫穂「クノッソスの、ミノス王の宮殿の事ですか。」

土屋校長「そうそう。よく覚えてたね。」

紫穂「でも、ミノス王は、伝説の人物でしょう。なんで伝説の人物を実在する宮殿に名付けたのか、僕はそこにすごい違和感があって、わかりませんでした。だって、ミノス王の、部下、ですか?のダイダロスとイカロスも、伝説上の人物で、蝋で鳥の羽を固めた翼で脱走したわけではないのでしょう。ほかの本では、そうじゃなく、船で脱走したとも書いてあったし。それに、ミノス王の死因だって、ダイダロス本人の暗殺なのか、コカロスの娘によるものか、はっきりしてないですよね。そういうあいまいな記述なのに、この教科書ではただ、ミノス王の宮殿としか書いてありません。もう少し、そういうところをしっかり書いていただかないと、ただ名前を書かされても何も意味はないような気がするんです。こんな薄い教科書では、書くことが足りなすぎます。そうじゃないですか?」

明子「なるほどねえ。これであんたが、試験で点数が取れない理由が分かったわ。そういう余分なことばっかり聞いて、何回授業をぶち壊しにしたら気が済むのかと思っていたけど。」

紫穂「どうしてもそうなるんですよ。だって授業を終わったら、必ず復習をしろと言われても、ただ、教科書を読んでいるだけでは全くわかりません。言葉の意味を調べるだけにしろ、

それだけでも、次々に過去の事実がわかったら、それもしっかり調べて行かないと、理由がわからないわけですから、どうしても誰かに聞くことになります。でも、誰も知らないわけですから、学校で手を上げるしかないわけで。」

土屋校長「いいんだよ。佐藤君、それが佐藤君の勉強の仕方なのなら。」

明子「何よ!ほかの人の授業の邪魔ばっかりしているくせに!」

土屋校長「だから、こうして放課後に質問においでと言ったんだ。確かに中島さんの思っていることも、一般的に普及していることだから。」

紫穂「やっぱり、僕みたいな人は、どこかおかしいんでしょうか。前の学校でもそうでした。」

土屋校長「いやいや、それはね、佐藤君、何もおかしなことじゃない。本来なら、そういう勉強の仕方ってのは、もっと評価されていい。じゃあね、佐藤君、今日はミノア文明の、前宮殿時代についてやってみよう。」

明子「あなたって変な人ね。こないだ、歩けない人が言ってた通り、明治か、大正に生きていたほうが楽なのかもしれない。」

土屋校長「まあ、中島さん、怒らないでやってくれ。これが佐藤君の勉強の仕方なんだから。佐藤君は、理由がわからないと、気が済まないんだよ。」

明子「紫穂にばっかりひいきして!もういいわ!私帰りますから!だって、ミノア文明なんて、受験にも何も必要のないところだし、それについて何も触れないまま、もう一時間以上たってるわ!もう、早く帰らないと、叱られる。私、帰りますね。」

紫穂「僕はまだ、ミノア文明について、わからないところがあるから。」

明子「そんなに好きなら、クノッソスに行って、実物を見てきたら!」

紫穂「それはできません!」

その言葉が特に印象に残った。

紫穂「できないから、教えてもらうんです!」

土屋校長「まあ、佐藤君もすぐに感情的になるもんじゃないよ。じゃあ、佐藤君、まず、ミノア文明の、前宮殿時代の暮らしについてやってみよう。」

紫穂「はい!お願いします!」

土屋校長「では、まず、クノッソスに、初めて宮殿が建てられたのは、、、。」

明子は、それを最後まで聞くことはなく、教室から出て、ドアをピシャンと閉めてしまった。

そのまま、バス停まで歩いて行ったが、まだ怒りが収まらなくて、バス停の標識を思いっきり蹴飛ばした。頑丈な標識は、倒れることはなく、足が痛いだけだった。

すぐにバスがやってきて、明子は急いでバスに乗った。

バスの中、学校のほうを振り向くと、教室はまだ明かりがついている。紫穂がまだ、土屋校長に、ミノア文明の話でもしているのだろうか。

ある意味ではうらやましかった。


明子の家族はパン屋だった。

と言っても、よくあるかわいらしくておしゃれなパン屋さんではない。

明子「ただいま。」

と言っても、返事がくるわけではない。

代わりにこんな声が返ってくるのだ。

母親「もう、いい加減にやめましょう!こんなものを作っても売れるはずはないでしょう。こんなカチコチで黒いパンなんて、だれも欲しがりはしないわよ。それよりも、みんなが食べたがる普通の白いパンを作ったほうがいいでしょうに!」

父親「うるさい!プンパニッケルは、今まで習った中で、最高級のパンなんだ!」

母親「でも、売れるか売れないかも考えてみてください!プンパニッケルは、焼くのにやたら時間がかかるし、食べてもおいしくないってお客さんたちは言ってますよ!それに、うちはパンで食べているんだから、それを確実に得られるように、工夫をすることも必要なんじゃないんですか!」

また始まった。プンパニッケルを巡って、こんな戦争が毎日毎日起きている。

明子は、学校があるからと、店を手伝うのは免除されていたが、それはかえってつらかった。仕方なく黙って、自室に行った。

自室で明子はカバンを乱暴に机の上に置いた。

明子「こんなだもの、勉強する気になんか到底なれないわ。」

父は、エリート料理学校の製パン科を出ていると母からさんざん聞かされた。しかし、それを成し遂げたヒーローは、今プンパニッケルを作りたいけど、世間が受け入れないから、意味のない戦争をしている。

明子「勉強して、何が得られるっていうのよ!」

机にどしんと座った。

でも、教科書を出す気にはなれなかった。

明子「生きていても仕方ないや。どうせ、いい思いするのは、周りの人たちだけで、私たちはなにもないんだわ。」

こっそり、机の上に置いてあったカッターナイフで、手首を切った。

痛いわけではない。

ただ、こうすると、落ち着く。それだけのことである。自分をいじめるのはある意味快楽である。

明子の左腕は、それを繰り返したため、悲惨なことになっていた。

隠すには、入れ墨でもしないとダメなくらいだ。

明子「死のうかな。」

思わず、血の付いたカッターナイフを持って、首にもっていった。

でも、ナイフを近づけてみたら怖くなってやめた。

ナイフが彼女の手から、離れてしまった。切った傷を手当てする気にもならずに、明子は、思いっきり机をこぶしでたたいた。それでも、治まらなかった。

と、いうより、自分の悩みを聞いてくれる人は現れなかった。

まだ、プンパニッケルという、天下の不用品を巡って戦争は続いていた。


むしゃくしゃした明子は、こっそり玄関から外へ出た。家の中にいるより、外に出たほうがいい。そのほうが、まだ気がまぎれる。

明子は真っ暗な道を歩いて、公園に行った。公園のベンチの上に、ドカッと座って、だれもいない公園の中で、一人ぼんやりしていた。

明子「結局私なんて!」

そう怒鳴った。

明子「生まれてくるべきじゃないんだわ!」

声「何をすべきじゃないんですか?」

明子「へ?」

振り向くと、紫穂だった。

明子「佐藤君!あなたどうしたの!こんな遅くに!」

紫穂は、いつもの通学カバンを腕にぶら下げて、両手には、風呂敷包みを持っている。

明子「どうしたのその大荷物!」

紫穂「いえ、土屋校長が、資料だと言ってくれたんです。カバンに入りきれなかったから、風呂敷で包みました。」

明子「中身は何よ。」

紫穂「いろんな文献のコピーです。あちこち質問していたら、補習の時間が終わってしまって、用務員さんに、怒られそうになったので、校長が、資料として勉強しろと言って、いろんな本をコピーしてくれたんです。」

明子「あなたって変な人ね。本当に。」

紫穂「そうですね。一度質問すると、新たに疑問がわいてきて、また質問しての繰り返しですよ。」

明子は、一生懸命風呂敷包みの中身を確認した。

ミノア文明の事ばかり書かれた資料ばかりだ。

明子「ちょっと聞くけど、あなたって、いったいなんでそんなに勉強しようとするの?」

紫穂「ないからです。」

明子「何が?」

紫穂「時間が。」

明子「だって、あなたまだ、年よりじゃないでしょうが。」

紫穂「そうなんですけどね。」

明子「本当に、いるだけでおかしくなるわ。だって、あなたが、うちの父親みたいになったら、あなたの家族だって崩壊するんじゃないかしら。」

紫穂「崩壊ですか?お父様、何をなさったのでしょう?」

明子「ううん、うち、そんなに偉い家じゃないけど、勉強したから、かえって逆効果になったのよ。父も母も平凡な会社員とかすればよかったものを、父ったら、ドイツのパン屋で修業を始めてさ。それで、変な名前のパンの作り方をたくさん覚えて帰ってきたのよ。で。それをここで広めたいからって、パン屋さんをオープンさせたんだけど、父が覚えてきたパンは、何も売れない状態なのよ。だから、毎日、母とそれで戦争状態よ!」

紫穂「そうですか。」

明子「まあ、、、。そういうことね!だから、あんたみたいな勉強熱心な人がいると、憎らしくなるわけ!勉強したいっていう気持ちはすごくあるのは良いことなのかもしれないけど、それが、何も評価されないでただ他人に当たり散らすしかできないんだったら、はじめっからそういう学問はしないでもらいたいと、声を大にして言いたいわ!この腕の傷が何よりも証拠よ!だって、だれも私のことを構う余裕がないのなら、私なんていらない存在よね!もう、さっさと死にたいわ!父も母もそうだけど、私もね!だからあんたにも忠告するけど、そうやって今は勉強熱心でも、将来あんたは、ただのバカな人で、勉強の世界に凝り固まっている変な奴としかみなされないわよ!」

紫穂「それでもいいです。」

明子「は?」

紫穂「それでも全く構いません。」

明子「今を大切にとでも言いたいの?それとも、行きたい大学でもあるの?」

紫穂「確かに、大学へできれば行きたいという気持ちはあるけれど、それはただの憧れにすぎないし、進学することは現実的に無理です。だから、悔いのないように、知りたいことは全部知っておきたいんです。」

明子「じゃあ、あんたはあたしの父親のことについてどう思う?喜び勇んでパンの勉強をしにドイツへ行って、今帰ってきてるけど、その成果は発揮できなくて、それで母に迷惑かけているのよ!そうなるのなら、私は初めから、変な物には挑戦しないでよといいたいのに、まだ高校生だから何も言わなくていいなんてまるで、私、親の人形みたい!どう、図星でしょう。答えてちょうだい!」

紫穂「勉強をしたのはすごいと思います。でも、一番大事なことを、一番見落としていると思います。」

明子「一番大事なこと?」

紫穂「だって、もともとパンを作ったのは、うまいものをほかの人に食べてほしいから、でしょう?お金っていうものと、取り替えてきたいがために作るわけじゃありません。事実、そのプンパニッケルだって、おいしいから作るんでしょうし。お金と取り換えるわけじゃありません。」

明子「あいまいな答えね!もっとはっきり言って。こういう人は馬鹿でしょう?悪人でしょう?だって、子供のを私を構ってくれるどころか、家の中をしっかりするってことすらできてない。本当に男らしくないわ!」

紫穂「じゃあ、こういってやってください。なぜ、そんなにプンパニッケルを作りたいのか、説明してくれと。その答えを聞いたら、それを、貼り紙にして、店に出すなりしてみてください。」

明子「そうすればいいの?」

紫穂「そうですよ。我慢しているのが一番よくないんだ。欧米ではないけれどたまには子供の立場から見ても、意見を言うべきなんです!」

明子「意見を言っても、働いてないから、採用なんかしてくれないわよ。」

紫穂「言わないと何も解決しないと思います。」

明子「そうよねえ、そうなんだけどね、、、。」

涙が出てくる明子。

紫穂「すみません、僕、もう帰らなきゃ。」

明子「ああ、ごめんなさい、長居させてしまって。」

紫穂「まあ、大きなお世話かもしれないですけど、なぜプンパニッケルを作りたいのか、また聞いてみてくださいね。じゃあ、僕、帰ります。」

と、方向転換し、大事そうにミノア文明の資料が詰まった風呂敷を抱えて行ってしまった。明子は、何があったのかわからず、呆然としていた。



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