陽炎の森(現代偏)100 それでは湯治をゆつくりやつてくれと言うと、明日福岡に帰りますというので、奥さんと子供達を大事になといい、温泉を上がり部屋にもどるとメイは戻って来ていまし


陽炎の森(現代偏)100


それでは湯治をゆつくりやつてくれと言うと、明日福岡に帰りますというので、奥さんと子供達を大事になといい、温泉を上がり部屋にもどるとメイは戻って来ていました、経過を、

説明すると、旦那様にはみんな素直に話すのですねと笑ったのです、杉戸署に電話をすると刑事が出て来たので、誰が連絡したか分かりましたかと聞くと、誰も連絡していないし、

北の工作員なんてあった事もないと言っているのですと答えるので、


それではみんな関係ない事が分かった、スナックの営業は続けていいと放免してくださいというと、いいんですかというので、次ぎにやる事があるのでいいのですよというと、分かり、

ました、これから全員放免しますといい電話を切ったのです、管理官へ電話をすると、まだ何かあるのかと聞くので、押収した工作資金はいくらあったと聞くと、2000万だよという、

ので、


そんなちんけな金のはずがない、どこかに隠しているはずだと言うと、奴らは口はわらないよというので、隠し場所は分かっていると話すと、どこだと聞くのであのスナックのママの、

自宅だよ、厳重なセキャリテイをしているというと、令状なしには家宅捜査できないぞというので、金庫破りの名人は服役していないか聞くと、いるよ、チョット待つてと、いい今、

府中刑務所にいるというので、


その男を一日貸せというと、法務大臣の許可がいるぞと言うので、今回の事件で仲間の一人がゲロしたとでっち上げて、事情聴取するといえば身柄が引き取れるだろうというと何を、

するのだと言うので、工作資金を盗むのさと言うとそんな金は押収できないぞというので、一億は南捜査官の慰謝料だよ、規程では1000万くらいしかでないだろう、子供をかかえて、

これから大変だろうというと、


後はどうするのだと聞くので、工作員を一毛打尽にしたので、新しく幹部を送り込むらしい、上陸地点はわかっているので上陸したら締めあげるのさ、彼らは失敗したら抹殺される、

ので取引をするのだよ、一億をのぞいて返してやる、密入国も目をつむる、日本で情報収集する事は違法ではないので見逃すが、拉致、殺人を行えばこの事を北にばらすと脅かせば、

ムチャな事はやらないだろう、


どうせ次ぎから次ぎと送り込むのだから、おとなしくさせたほうが徳だろうというと、なるほど俺達は知らなかった事にすればいいんだなと言うので、そうだよと答えると、わかった、

後3時間で須山と篠山に連れていかせると電話を切ったのです、先ほど女将から電話があって食事をお持ちしますといっていましたというので、それでは夕食にしようといい、女将に、

電話をすると、


程なく女将と仲居が膳を運んで来たのです、まずは一献というのでコップを出すと酌をするのでのみ干し、美味いといい膳を見ると、うなぎの蒲焼、マグロの刺身、タコの酢の物、

野菜サラダ、あさりのみそ汁です、どうぞ召し上がってくださいというので、食べて美味い、美味いというと、こんなおもてなししか出来なくて申し訳ありませんと言うので、


何を言っているのですか、凄いご馳走ですよというと、ありがとうございます、ところで利根川の死体の件はどうなったのですかと聞くので、犯人人は逮捕されました、というと、

まあ大変だったですね、真一朗様の行くところ事件有りですねというので、どうしてこうなるのでしょうと言うと、お釈迦様の申しつけなんですよと笑ったのです、


ところで湯治客に策をご指南下されたようで、皆でこれからの段取りを話しあっています、真一朗様にかかるとすてる物も利用出来るのですからビックリです、これでこの湯治場も続け、

ていけそうです、ありがとう御座いますと目頭を押さえるので、よかったですね、これも女将が湯治客の面倒を親切にみたお陰です、まあ一杯と酌をすると、飲み干し、美味しい、

と言ったのです、


9時になったらもう一仕事がありますというと、大変ですねと女将がいうので、メイが今日内閣情報室、主席捜査官の警視に任命されたので仕方ないのですと答えると、警視といえば警察、

のトップではないですかと驚くので、あの時代の諸国巡察方ですよというと、あの時代は将軍様直属で今は総理直属ですかとうなずいたのです、食事が終わると冷酒とますの塩焼きを、

仲居が持って来て酒を注いだのです、


女将がそれではごゆっくりと頭を下げ戻っていったのです、9時になり須山と篠原が益田受刑囚を連れてきましたと部屋に入って来たのです、座るようにいい、座るとどんな金庫でも開、

けられるのか聞くと大丈夫ですというので、車に乗せママのマンションに向ったのです、着くと須山と篠原を見張りに残し、6階のママの部屋に行き鍵を開けるようにいうと、二本の、

ピンで簡単に開けたので、


中に入り壁のボタンを2485と押したのです、ベツトに乗り大きな風景画の写真をはずすと金庫が、益田に開けるとどこかに通報するようになっていると思うというと、壁をナイフで削る、

とパイプがあり、金のこで上部を切り中を見ると線が4本出て来たので、益田がハリがついた線を出し、赤と黄色、緑と白を結びこれでよしといい、聴診器で聞きながらダイヤルを右左に、

回すとカチッと小さな音がしたのです、


次に二本のピンを使い鍵穴に差込み動かしているとこれもカチッと音がしたのです、金庫の取ってを引くと見事に扉が開いたのです、中には100万の束が沢山入っていたので持って来た、

袋に詰めると3袋分ありおよそ6億円あります、金庫を元に戻し、風景画の写真を元にもどし、壁のセキュリテイONボタンを押し鍵を素早くかけさせたのです、旅館にもどり部屋にはいり、


管理官に電話を入れ、大成功だ約6億あったぞと言うと、そうか政府は払いたくても南捜査官には規定分しか払えないからな、須山と篠原も口裏をあわせるだろう、益田は間違いだったと、

明日府中に返しておく、お前の名前を出せば誰も文句いわないよ、なんせ総理直属の捜査官だからなあと笑うので、恩にきるよと言うと、何言っているのだ、俺の仲間を助けてくれるの、

だから礼にはおよばないよと電話を切ったのです、


須田と篠原にいいかなと言うと、私達の仲間の為にそこまでしてくれるとは感激です、一緒にドロボウしてよかったですと敬礼するので、やめてくれよ、ドロボウとはひと聞き悪いと笑、

ったのです、益田にお前は俺達の秘密を知ったここで死んでもらうというと、それはないでしょうと手を合わせるので、


冗談に決まっているだろう、しかし一言でも漏らせば命はないと言うと、さつきの警視の行動みればただ者ではない事が分かりますよ、いつたいどうやってあのセキュリテイ番号、

がわかったんですかねと感心していたのです、刑務所では酒は飲めないだろうさあ飲めと酒を注ぎ、あゆの塩焼きを食べろと勧めたのです、袋から100万取り出し、出所した時の、

当座の金だ、


出所したら合法的な金庫破りの仕事にするのだ、鍵をなくした人の車、金庫、家、倉庫等を空けてやるのだ、ここの経営者である便利屋本舗に勤め、ノウハウを職員に教えるのだ、

それだけ手先が器用なら便利屋では重宝するだろう、社長には話しをしておく、必ず尋ねるのだというと、益田がありがとう御座います、出所したら世のため人の為にもう一度、

頑張ってみますと畳に頭をつけたのです、


須山捜査官、益田が持っていた事にして刑務所の益田の預かり品の中に入れてくれというと、わかりました上手くやつておきますと受け取ったのです、残念ながら俺達は無報酬だという、

と篠田が公務員は損ですねと酒を飲み干したのです、










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