陽炎の森(現代偏)12 翌日それでは今日は大阪城に行きその後は有馬温泉に行こうというと、いよいよ、西国への巡察辿りですね楽しみですといい、どこかでばったり笑美姫様一向と出会った
陽炎の森(現代偏)12
翌日それでは今日は大阪城に行きその後は有馬温泉に行こうというと、いよいよ、西国への巡察辿りですね楽しみですといい、どこかでばったり笑美姫様一向と出会ったりしてと笑った、
のです、タクシーで大阪城に行くと、城も本丸もそのままです、500年後も残っているのですねと言うので、石垣はそのままだけど、本丸は復元したものだよといい、本丸に登ろうと、
エレベータで登ると、
大阪の町が一望出来、素晴らしい景観です、これが太閤様のお城ですか、江戸城も大きいですがこの城も凄いというので、関が原の前はもつと大きかったんだよといい、ほらあそこに、
高いビルがあるだろう、あの辺に真田丸があったのだよというと、真田丸て何ですかと聞くので、六文銭の旗印、信州上田の領主であり、豊臣秀吉に恩義のある真田昌幸と次男が、
関が原のとき豊臣方につき、
秀忠公の軍3万を信州上田に足止めして関が原に行くのを遅れさせたのだよ、大阪冬の陣の時は真田昌幸は亡くなっており、子供の真田幸村が大阪城にはいり、せめての徳川軍、
20万を相手に奮戦し、出城の真田丸を構築し攻めてに多大な損出をださせたので、しかたなく、外堀を埋める条件で家康公なは和議したのだよ、しかし、次の年の夏に堀のなくなった、
大阪城を攻めついに大阪城は陥落し、
真田幸村は野戦にて家康公の本陣に切り込み、あわやというところまでいったが、多勢に無勢で壮烈な討ち死にをしてしてしまい、豊臣秀頼以下ことごとく自害し豊臣家は滅亡したのさ、
両雄並び立たないのが世のならいだね、それが最後の大戦となり、天下太平となったんだがそれまで多くの人が死に、民は苦渋をなめされたので、二度と戦乱の世にもどしてはならない、
と家康公は思い、
あの時代の仕組みを考え、それが秀忠公、家光公と受け継がれ、16代250年間平和が続く事になるのだよと話したのです、平和を続ける為に、家光様は旦那様に掃除を頼んだという事です、
かと大阪の町を感慨深く眺めていたのです、大阪城をでて梅田に戻り、道頓堀を散策し、堺に行き今井宗久の屋敷跡に行ったのです、家康公は明智光秀が本能寺の信長を取り囲んだとき、
ここにいたのさ、
変を聞いた家康公はここから、伊賀上野を通り四日市に抜け、船で尾張に行き、浜松に無事帰りつき、明智光秀を打つため兵馬を整えているうちに、秀吉公は軍師、黒田官兵衛の策を取り、
入れ、中国大返しを行い、たつた3日で姫路に着き、京都山崎で明智光秀を打破り、天下取りに名をあげたのだよ、家康公は一歩遅れたので、領国の守りを固めて様子を見る事にしたのだ、
よ、そして時節が来るのを辛抱強く待ち、秀吉公がなくなってやっと天下を取ったという事だよと話を結んだのです、
その道が一番大事な街道なのですね、それで巡察もその道をたどったという訳ですねといい、しかし旦那様はどうしてそんなに詳しいのですかと聞くので、友達に歴史研究家がいて教え、
てくれるので知っているんだよと笑ったのです、そろそろ昼時です、どこかで昼にしょうと思っているとメイの携帯電話がなったのです、メイがどうしましょうと言っているので、出な、
さいというと、
女性の声です、もし、もし、由紀子です昨日はありがとう、まだ大阪にいるのと聞くので、ええ、堺にいますと答えると、お昼を一緒に食べましょう、道頓堀においしい所があるは、
場所を言うので、真一朗さんに代わってというので、真一朗が代わると、道頓堀にかにの看板があるから、そこに来てまっているよというので、わかったと返事したのです、
それでは、給金のお礼を言わなくてはと連れ立って、タクシーに乗り道頓堀に向かったのです、橋のたもとで車を降りると、大きなかにの看板があります、中に入り店員に由紀子さんの、
名前をいうと、お待ちになっていますとと、席に案内したのです、そこには、由紀子と純が待っており、さあと席を勧めるので座ると、多分次は有馬温泉ではないかと思って、有馬温泉、
なら一時間でいけるので、
まだ大阪だろうと電話したのよと言ったので、さすがママは読みが深いなあというと、これでも北ではもう10年もやっているのよ、少しは感が働くのよと笑ったのです、こちらこそ、
メイがバイト代をもらつたそうですみませんというと、何いっているのあの男を手なづけたのだから、あのバイト代では安いわよと言ったのです、純がまたメイさんに会えて良かった、
ママから電話かかって来て飛んできたんですよと言ったのです、
ここはカニの専門店なの、取れるのは東北だけど、大阪には全国から美味しいものが集まるのよ、今日はイッパイ食べてというので、旦那様と旅行していると、美味しい物を食べ、
すぎて、太ってしまいますとメイが言うと、それで真一朗さんが嫌いになるなら、私のところへおいでというので、なあんだ、メイをヘッドハンテングする為によんだのと聞くと、
そうだよとママが笑ったのです、
焼きかにからのフルコースです、メイも純もおいしい、おいしいと食べています、あら旦那様は進みませんね、お腹一杯なんですかと聞くと、ママがこの男はカニはあまり好きでは、
ないんですよというと、メイが食べるのをやめ、それでは私も食べませんというので、ほら真一朗さんどするというので、別に嫌いではないのだが、めんどくさくてというと、
メイがなあ~んだそうなんだ、私が取ってあげますと、小皿に取りさあと渡したのです、メイさん分かった、この男はすごくめんどくさがり屋なんですよ、あんまり面倒みると怠け森、
になりますよと笑ったのです、純が男と旅行かあ、もう随分行っていないなあと言うので、ほら純を誘っている木村さん、いい人ではないのとママがいうと、いい人なんだけど、
つまらない人ですよ、あんまり喋らないし、
二人で旅行したらまるでお通夜になりそうで厭なんですよと言ったのです、そうね、顔も悪くない、独身、会社でもそこそこ偉いのにとママが残念がっているので、真一朗が僕みたい、
に口の達者な奴は定職を持つのが嫌いで、顔もあんまりよくない、めんどくさがりだし、その人の方がよっぽどいいと思うけどというと、女が好きになるのは、一緒にいて楽しい、
人なの、そうですよねメイさんと言うと、
ハイ、それが一番ですと純とメイが笑ったのです、ママが真一朗さんみたいな人はいないわよ、諦めて木村さんと付き合いなさいというと、ママの命令でも絶対厭です、必ず真一朗さん、
と同じタイプの人を探しますと、かにをやけ食いしていたのです、
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