第9話
何が起こったのか分からない燈吾、やってしまったと
「申し訳ございません燈吾様、夜之助は石頭でして、
「…そ、そうか。分かった」
畳どころか、その下の板にも穴が
「そういえば夜之助、そなた歳はいくつだ?」
愛しい恋人を殺した者が彼等を狙わないとも限らない、
はたと、夜之助が何歳の設定でいけばいいか決めることを忘れていたことに気づいた紘之助、ほんの一瞬固まった
「今年で
「ふむ、
「えっと…
この辺りは、
「紘之助、その…夜之助のことだが、私の
要するに、夜之助を
今日、数時間前に里に現れたばかりの紘之助と、つい先程現れた夜之助、そんな二人であるのにも
「お前達を、私は信じる。ほかの者達も、お前達を見ていれば必ず、役目に
どうやら、既に燈吾の中では決定された
「紘之助、お前の里の話を聞いてみたい」
「私の里ですか、そうですね…
暗殺、拷問、突撃部隊、鬼の一族である事と、
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