アミメキリンの記憶力もオオカミ先生のデッサン、空間把握能力もやべぇ……二人の持ちうる要素をあわせると、推理物の探偵側に必要とされる要素が高レベルで揃うというこの構成大好きです。
さて、ハウダニット(どうやったか)は今回で解明された。
次はフーダニット(誰がやったか)か、ホワイダニット(なんでやったのか)の証明がくるのでしょうか。
それと、二人は水の中にセルリアンがいたと思っていますが、実際のところどうなんでしょうね……?
作者からの返信
先日はおすすめレビューありがとうございました!
いやあ、ニヤニヤが止まらないです(笑)
アミメキリンもタイリクオオカミも個性豊かですからねー。その豊かな個性を活かしつつ、描き分けることができて内心ホッとしてますです。
次回はいよいよ真相編!
果たしてあのセルリアンは何だったのか…。
すべての謎が明らかになったとき、そこに何が見えてくるのか…。気長にお待ちくださいませ!
・注目してた淡水海水のくだりですが、黒セルリアンの弱点というのは盲点でした(というかすっかり忘れてました)。
ミステリー的事件が起きると思いきや、派手に堂々とセルリアンが登場して驚きました。
タイリクオオカミが言う通り、物語としてはセルリアン暴走で片付けられる物で何処から疑うべきか悩まされました。
■推理
①巨大セルリアンとの戦いで自分の実力を把握したコウテイに対し、逆に自分の声でセルリアンを制御出来ると思い上がってしまったマーゲイの暴走説。
マーゲイは水辺地方でセルリアンを放し飼い、それに気付いたプリンセスは気付きファンがステージに近付くのやメンバーの外出を過剰に気にした。
②一連の事件はプリンセスとマーゲイがサプライズで、ビーバーに用意させたセルリアン模型による説。
リハーサル前にマーゲイとプリンセスがいなく成っていたのは、セルリアン模型を動かす装置の準備をしていた為。
プリンセスの衣装がびしょ濡れだったのは、プールに沈めていたセルリアン模型の点検。またはプールの水を淡水から海水に切り替える仕掛けがあり、海水の浮力で模型をプール底から引っ張り上げられるようにした。
セルリアン模型をプールから引っ張り上げ動かす方法は滑車。
模型を重りとなるスピーカーとロープで結び、スピーカーを上の鉄骨から落としたり、爪でロープを切ることで重りと切り離し、模型を引っ張り上げたり下げたりした。
ただ制御に失敗し、セルリアン模型が材料置き場の壁にぶつかり穴を開けた。この際ロープがフルルの足に絡まり、先程とは逆で模型が重りの役割を果たしフルルを引っ張り上げて、ステージから材料置き場に連れ去る形と成った。
模型が消えたのは壁にぶつかった際バラバラに成ったが、青色だった為同じく青色だった壁の破片と混ざった結果(破片をプリンセスに片付けられると証拠隠滅と成るので阻止する必要がある)。
プリンセスが転んだのはわざと。
タイリクオオカミが模型を壊しそうに成ったので邪魔したが、予想外にコウテイを怪我させてしまい、マーゲイ共々サプライズであることを言い出せなく成った。
マーゲイは材料置き場にいた理由を最初セルリアンに突き飛ばされたからと話したのが、再度事情聴取した際は追い掛けたからと言っており、マーゲイが嘘を吐いているのは確実と思われます。
ただ扉の鉄板の有無が説明付かないです。