明
昔から、友達は多い方だったと思う。
いつも誰かと一緒にいたはずなのに、
心のどこかでは、
自分はひとりぼっちだと感じていた。
その時は、孤独感について
特別意識しなかった。
でも、家に帰って布団に入ると、
私は誰とも仲良くないんだと感じた。
自分は誰の特別でもない
価値のある人間ではない
周りの人が嫌いだったわけじゃない。
こんな自分のことを好きでいてくれる人はいないだろうとぼんやり感じていたのだ。
その感覚は今も、私の中に居座っている。
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