そういえば、


毎日、悲しいのに、

死にたいとは思ったことがなかった。


でも、

消えたいと思うことはしょっちゅうある。



消えてしまいたい。

居なくなってしまいたい。



つらいから、というより、

存在することが酷く申し訳なくなる。



ごめんなさい。



誰に責められているわけでもないのに、

自分で自分を責める。


他人に傷をつけられるのが怖いから、

先に自分で痛めつけておく。


そんなことが癖になって、

気がついたら自分を他人に示すことができなくなっていた。



すべての物事に、

自分を卑下する一言を添えて生きた。


他人からの褒め言葉は、ありがとうと笑顔で跳ね返した。




それでも、自分のことは好きだ。


嫌いになんてなれないんだ。

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