011:*
「アスタリスクって知ってます?」
「知ってるよ。 * ←この記号のことだよね」
「そうです。キーボードやケータイ電話にもよくある『*』ですが、普段生活してたら絶対使いませんよね」
「業界によっては使うところもあるらしいけどね」
「私、そんな『*』の簡単な使い道を発見したんですよ」
「ちょっと気になる」
「ズバリ、伏せ字です」
「?」
「要するに、『う*ち』みたいな使い方です」
「なるほど。全部表記するのは憚れる場合に、『*』を使って一部伏せるんだね」
「その通り。『*』さえあれば、どんな単語も公の場で言えちゃうわけです」
「それはどうだろうか」
「試しに使ってみましょう。……お*ぱい」
「コメントし辛いよ」
「実は私、先生のことが***です」
「おい、待て。今なんて言ったんだ。全部伏せるなよ!」
「ふふふ、内緒です」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます