テロ、ライブ

 華々しいニュース番組のアナウンサーからラジオ局に落ちた主人公に、クレームめいた電話がかかってくる。番組が進行しないのでさっさと電話を切ろうとするけど、なぜかこちらからは切れない。男は言う。


 橋を爆破する。おれは本当に爆弾を持っている。


 主人公は答える。


 はいはい。やれるもんならやってみれば?



 直後、ラジオ局から目と鼻の先にある橋が爆発――。






 基本同じスタジオからずっと動かないのに、どうしてこうもめまぐるしくセットが変わっていくのだろう?


 主人公の切り替えと身だしなみの整え方がやたらリアル。無精髭を生やしてしょーもない格好でラジオを進行していたダメ男から、あっという間にキレッキレのアナウンサーに早変わり。


 視聴率を取るためだけに犯人を誘導していく様子も「まじっすか」とニヤニヤしっぱなし。そういうふうに誘導するんだ? 直球だな!笑


 途中主人公の過去がつっつかれる展開になっていくんですけど、そのへんはさすがに「ねーよ」となりつつも、まあ盛り上げるためには必要な要素だったのかしらん。


 やっぱり韓国映画って、サスペンスうっまいですわ。


 犯人の正体もなるほど!!!


 なーんか声が若いと思ったのよね〜。




 なによりラストシーンがいい。


 あの地味な画の迫力ったらないよね。

 派手にドーンとやるんじゃなくて、背景で魅せる。わお。尊敬。


 はー。

 面白かった♡

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