9人の翻訳家 囚われたベストセラー

 いや〜、面白かった!


 人によっては細かいとこで文句もいっぱいあるようです(レビュー見て落ち込んだ人)が! が!! 私は好きよ、この映画!!




 大ベストセラー三部作の最終巻を世界同時出版するため、一カ所に集められた9人の翻訳家たち。二ヶ月のあいだ外部との連絡手段は取り上げられ、一日20ページずつしか原稿を渡されないという徹底っぷり。


 こんなにも厳重に流出防止策を施された状況で、編集長のもとにメールが届く。




 “冒頭の10ページをネット上に公開した。

  500ユーロ払わなければ次の100ページを公開する。”




 犯人は、集められたこの9人の中にいる!!!






 いやー、面白かった!


 これ『タイピスト!』の監督さんだったんですねなるほどー!


 主要キャラが多い中でそれぞれの個性も無理なく表現されてて、現在と過去と未来を行ったり来たりするのに観ていて混乱しないさじ加減が素晴らしい!


 ちょいちょい「なんでそんなことでこんなことするの?」って眉をしかめたくなるんですが、ラストのラストで「なるほどー!」と膝を打ちたくなるかんじ!


 なるほどー!!!


 こりゃやられましたわ!



 いや、冷静に考えたらけっこう罪深いんだけどさ。

 まあそこはフランス映画だからいいのかな?(わからん)


 とりあえず、「編集長はクズ!」ってことを最初から頭に入れて観ればそこまでイライラはせずに鑑賞できます(笑)


 最初にそこでモヤモヤしちゃうからね……もう割り切らないと、だめ!



 おすすめです!

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