映画部☆活動報告

ちょっと今から仕事やめてくる

　えー、先にことわっておきますが私はこの映画の悪口を言います。

　この映画、好きって人は気をつけろよ？！

　いいな？

　よし！

　タイトルからわかるとおり、ブラック企業につとめている男がなんやかんやあって仕事を辞めるって話です。そのまんまです。原作は知りません。邦画は基本観ないので俳優とかも知りません。そのテンションでいきます。

　は？

　なんで仕事辞めて、発展途上国でボランティアエンドなの？？？？

　ここですよ。

　私の意味不明ポイントここ。いみわからんよ。なんなんだい？

　現実にその案件で困っている人がたくさんいるのに、解決策が現実離れした理想主義の無責任論なのって本当きらい。

　自殺はいけないよ、生きてればいいことある！（キラキラ）

　学校でいじめ？　学校なんて行かなくてもいいんだよ（キラキラ）

　虫唾が走るぜ！！！

　あまりにも現実離れした解決策って、聞こえはいいけど、苦しんでる当人には「自分には無理だからその道は選べない……やっぱり今の状況で我慢し続けよう……」って受け取られかねないとなぜわからない？！

　べつに仕事辞めて実家の果樹園手伝うでよくない？　そのほうがずっと現実的だし「いろんな選択肢あるよね〜」ってなるやん。やり方いくらでもあったやん。

　なのに発展途上国行ってボランティアって。

　言語はどうすんの？？

　どこに泊まるの？？？

　メシ代は、ビザは、日本に残してきた一人暮らしの借家は？？？！

　あまりにも視野が狭いと言わざるをえない。

　それとも「世界は広い！」ってメッセージだったとか？？

　浅慮！！！！

　だからいつまでたっても日本ってブラック企業ばっかりなんだな〜って映画館出ながら思った（そう、なまじ1800円出して観たから余計ぷんすかしちゃった思い出）

　内容はあれだね、謎めいた男友達ができたけど急に失踪して第三者の女の人からぜーんぶバックグラウンド教えてもらって会いに行くっていう、「まほろ駅前多田便利軒」と同じ構造だったね。

　あっちの映画のほうが好きかな。