映画部☆活動報告

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人

　え？　なんで８作もある中でアズカバンだけをやるのかって？

　決まってるじゃん。

　いちばん出来がいいからだよ。

　ハリーポッターといえばみなさんおなじみ♪

　ハリーが魔法学校に入学して七年生で卒業するまでのヴォルさんとの因縁の戦いストーリーですね！

　ハリーポッターが日本で流行った理由って、なんだと思います？

「世界的に流行ったじゃん」ってのはナシですよ。

　だってアメリカであんなにも流行った「トワイライトシリーズ」は日本で閑古鳥だったの私知ってますもん。

　じゃあ、なんで売れたかというとね。

　装丁がいいから。

　これだろ。

　海外文学ほんとうに好きだけど、マジで装丁が残念なのが多すぎるわ……。

　バーティミアスもっと手に取りやすい表紙にしてよー！

　あんなに中二設定で面白いのにー！！！

　はい、原作の話はこれくらいにして。

　ハリポタシリーズはしれっと監督が移り変わってます。

　１、２はクリス・コロンバス、

　４はマイク・ニューウェル、

　５から８はおなじみデイヴィット・イェーツ。

　そしてこの３であるアズカバンは、アルフォンソ・キュアロンなんですよ！！

　私の大好きなパンズ・ラビリンスの制作や！

　あの素晴らしきゼロ・グラビティの脚本・監督をつとめた男！！！

　正直、「ハリポタシリーズでいちばん原作を無視している映画は？」と聞かれたら、私は迷いなく「アズカバンの囚人」と答えます。

　原作には干物の首や学校の合唱団、三階建てバスの収縮などは登場しません。

　しないけど、だからなに？

　原作ってのは読んで楽しむもの。

　表現方法も間の取り方も、映画とはまったくのベツモノであってしかるべきなんですよ。そこにぐちぐちと「ここがちがう」なんてつつき回すのは中学生までにしておきたいですな。

　原作なんて無視していいじゃん！

　映画として面白ければ無問題！！！

　私はかなりの原作廚です。

　ハリーポッターでファンタジー好きになったと言って過言ではありません。

　だからこの映画が大好き♥

　むしろ３からあと、全部アルフォンソが撮ってくれれば良かったのに！！

　こんなにセンスあふれてる人なかなかいないよ！！！

　もしも機会があったら、１と２をよーく観てみてね。

　めちゃめちゃ子ども向けで低予算の、よくある「ファンタジー映画」だから。

　それを「大人でも観るに耐える映画」にしたのは、完全にアズカバンのおかげ。

　ナイス！！！！！

　ファンタスティック・ビーストも、楽しみに待ってるよ♥

　だってあの魔法世界を完璧に大人向けに作ってるから！

　だからお願いだから五作撮る中で一回くらいアジア出してー！！（たぶん中国は出ると思うけど！）