ショーン・オブ・ザ・デッド
映画好きならほんとにチェックしておいてほしい。
エドガー・ライト監督、サイモン・ペグ主演、ニック・フロスト主演。三人が組んだ『スリー・フレーバー・コルネット三部作』でございます!!
『ホット・ファズ』ではポリスメン、『宇宙人ポール』ではSFオタク、そしてこちらではゾンビパニックです!!(宇宙人ポールの監督は、残念ながらエドガーではありません。なので三部作の最終作はワールズ・エンドですが…うう、まだ観れてない)
舞台はイギリス。パブに通うのと、友達とゲームをするのが生き甲斐の男。彼女には「なんでいっつもパブなの?!」と愛想つかされる寸前で、母親の再婚相手にもダメ男扱いされる。そんなしょーもないダメ男ですが、ある日町にゾンビが大量発生!! 生き残るためにパブを目指す!!(いやなんで?)
ほんとに映画を愛してんだなーと思えるパロのこれでもか感と、サイモンとニックの仲が良すぎて作中でも「おまえらホモかよ」とつっこまれる自虐ネタ。
腐女子じゃないけど思った。たぶん付き合ってる。
大変なことになってんのに全然緊張感がなくて「こいつらぜってー生き残れねーだろ」と思うのになんか生き残っちゃうのが笑いどころです。
迫り来るゾンビに対して、武器としてレコードを投げつけて「よっしゃ!」となっているのはもうオタクの極みとしか。
「待て! そのレコードは投げちゃダメだ!」
「よし、それは投げていい」
おふたりさん、ゾンビ目の前まで来てるぞー。
浅はかな男ふたりのサバイバルと、ラストの「やっぱり仲良しかよ(笑)」は観てて気持ちがいいですね。後味はとりあえずサイコー。
笑える映画でオススメは? と訊かれたらとりあえずこれ推しとけば大丈夫です。
『ワールズ・エンド』も観なきゃ!!
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