No.3


戦いで使うのは“ナンバー”

例えるなら、呪文や言霊みたいなもの


ナンバーはこの世にどれくらい存在しているのかは分かっておらず、

現在発見されているのは90くらいまでかしら?


ナンバーはページで

私達は1人一冊、ナンバーブックと言う「ナンバーを保管しておくための」本を持っている


ナンバーは私達、使用者が唱えなければただの文字の羅列でしかない


しかし、唱えなえるだけではダメで、魔力提供や適性、条件、状況など沢山の事が関係してくる


ナンバーにはそれぞれ強さや特徴があり、私達は強さや珍しさを5段階で評価している

星一つが最も弱く、星五つが最も強く珍しい


そして、もちろん皆勝ちたいわ

だから、星一つより星五つがいい…

でもそんなに簡単に行かない

星一つのナンバーでさえ珍しいの


…純粋なものはね



でも、そんな手に入りずらいのに、

生徒全員が戦える筈がないの


だから、純粋じゃなくてもいい。そんな考えから生まれた“偽ナンバー”が今じゃ良く目にするようになったわ


まぁ、“偽”と言っても、人工的に作り出したナンバーで、使える事は使えるわ。

純粋なものと偽との強さの差はかなり大きいけれどね…


だからもちろん、純粋のナンバーを持っていない生徒は脱落していく


そして皆必死になって純粋を探す




でも、さっき話したように適性があるの…


いくら強いナンバーを手に入れても、適性がなければ上手く扱うことができない


ひどい時には偽ナンバーの力にも届かないのよ…



どう?難しいでしょ?


私だって入学当時は頭がショート寸前だったものよ

まぁ、こうゆうのは慣れていくしかないわ

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少女戦争 壱原侑華 @itiharara

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