第一章 恩恵と対決
第6話 死祭典の始まり
色々な世界から招待された人々が各世界の
そして
「まさかこんなに招待されていたとは」
感情のない魁童は顔に表情を出すことは出来ないが驚いていた。
仲がいい人がいるのか知っていた人がいるのか周りの人は二、三人程度でまとまっていた。
何が起こるのか分からない中のはずなのに何故か皆やけに賑やかだった。
突然皆が話すのを急にやめた。
そして目の前にあった大型モニターが起動する。
「えぇーと、これより第2回、
『『おぉー!!』』
何者かが開催の宣言をすると一斉に周りは盛り上がった。
中には動揺している人や怯えている人驚いている人がいた。
同時刻、他の世界でも同じようなことが起きていた。
そして同等程度の人達が集まっていたのだ。
「これよりルール説明をします!二回目の方はめんどくさいと思いますが初回の方もいらっしゃるのでー静かに聞いていてください!」
そして先程までの威勢のいい声は静まり返る。
あの画面の向こう側の人には相当な権力があるようだ。
「では説明します!」
皆が集中して見入っている。
「ルールは簡単。死んだら終わりのゲームですそしてラスト10に勝ち残ることです!。死んだ場合は記憶が残ったまま自分達の世界で生き返ります!」
死。そのワードに魁童は反応しそして顔には不敵な笑みが浮かんでいた。
「各自に1つ恩恵《ギフト』が与えられるので、仲間を作り協力して勝つのか1人で勝つのか。それは自由です!では転移開始まであと10秒!」
皆何の疑問も抱かずに転移の時間を待っていた。
だが俺は疑問を抱いていた。
何故かって?それは細かい説明が何一つないことだ。画面の向こう側のあいつは何一つ詳しい説明をしなかった。
『『10!9!8!7!6!5!4!』』
刻一刻と時間は迫っていた。魁童はひたすら考えていた。
(何故詳しい説明をしない?このゲームの裏には何がある?もっと思考を働かせろ)
ひたすら考えていた。
だが時間は来てしまった。
『『3!2!1!0!』』
そして蒼白い光に包まれ 転移が開始された。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます