第13話
希望団基地・希望の船
「地味に希望団の方の名前出るの初めてじゃね?」
「ですねー」
「てか名前ダサくね?」
「ですねー」
「新しい団員を紹介しにどこにいけばいいかな?」
「ですねー
はっ」
「今自分が適当に相槌打ってたことバレたと思ったろ」
「とにかく総合所に行きましょう」
「バレてるからなー」
総合所とは全ての施設についての窓口及び情報が集まっている場所である
「えーと、あ、あそこに入団希望者案内所があるよ、ロバイル行っておいでー」
技法石が光っている
「あれ?なんかあるのかな?」
技法石にてをかざすと、反応した
「ファストさんたちはまだ『隊』に入ってませんね?どこかの隊に所属するか、新しく作ってみてはどうです?」
「隊ってにゃーに?」
「キモい」
グサッ
「隊というのは団の下にあるいくつかの集合のことです。例えば希望団では、
戦闘時前線で戦う前線隊、
中間層で戦う中戦隊、
後方で戦う後戦隊、
狙われているものを守る守護隊、
空中で戦う空戦隊、
回復を行う治癒隊、
どこにでもおけるエリート中のエリート、覇王隊
など、対戦用だけでも色々な隊があります。このほかにも色々と隊はあり、その人の目的やスキルにあった隊に行くことをお勧めします」
「へー」
「みんな一緒の隊がいいよね?」
「もちろん!」
「是非!」
ロバイルが帰ってきた
「ファストさん」
「ん?」
「前から思ってたんですけど、私達の目的ってなんなんですか?」
【ちなみに】
バイブルが心の中に話しかけてくる。
【ファストさんが地球から来たことは言ってもいいですが、強くなってもとの魂を受け入れられるようになるという目標は秘密です】
あれ、俺そんな理由でこの世界きたんだっけ?てっきり遊びで…
【は?】
はい、すいません
「たしかに気になってた〜」
「大体、ファストさんはなぜこの希望団があるのか知っているんですか?」
「いや、ごめん。知らない」
「じゃあ希望団の意義を教えてあげる」
サイクロが話し始めた
「希望団の目的は、この世に存在する全ての物が幸せであり、自由であり、他の何物にもその権利を奪えなくし、全ての物が信じあえる世の中にすることである。そのためにも、我々団員は全ての生命に希望を、幸せを、平和を与えることが必要である」
「こんな感じ」
「まあ、目的はこの後決まると思うよ。じっくり考えよ。」
いつか決まるといいなー←決まらない奴の言い訳
「どっかに腰をおろしに行かないか?」
「いい案ですね。新しいメンバーの入団を祝ってお祝いしましょう!」
「最寄りのカフェを表示します」
「お前って本当に空気読めるよな」
「ありがとうございます」
技法石めっちゃ便利だわ
カフェ・ホープス
「カフェもこの団にはあるのか…」
「凄いでしょ!」
「お前前から知ってる風に話してるけどさっき『へー、こんなんあったんだ!』って言ってただろ。」
「?」
「?じゃねえよ可愛い声たてやがって」
*お詫び*
このシーンでサイクロは女の子特有の可愛い、わかんないときに必殺技として使う甘え声のようなものを出すのですが、作者にその声を文字で表すことはできませんでした。本当にごめんなさい!作者の勉強と経験不足です!どうか皆様お察しください
「作者に勝ちましたね」
おいうるせえぞバイブル。設定変えて実は老婆は匂いのすごい老婆にしてやろうか〔作者〕
「ご注文は何にしますか?」
「おおおおお!!!」
思わず声を出してしまう4人
それもそのはず。注文を聞きに来た定員は
☆ザ・萌え☆って感じのする女の子だったのだ。
「ゆるふわ!!」
「まあまあデカい!」
「身長低め!」
「ロング!! 」
「足すべすべ!」
「仕草が可愛い!!」
「髪白い!」
「つぶらな瞳!!」
「手ちっちゃい!!!」
「お尻が可愛い!」
「お口がちっちゃい!!」
「腕もすべすべ!!」
「ほっぺたぷにぷに!!」
「髪サラサラ!!」
「萌え萌えキュンして!!キュンキュンして!」
「心がぴょんぴょんするんじゃああああああ!」 「萌え萌えキュン!!」
「やめろファスト!!イケボで萌え萌えキュンするなああああ!!」
「はわ、あ、あっと、えっと、
また来ます!!!」
「あーあ、ファストがあんなこと言うからよ」
「え、俺のせい?どっちかっつーとお前の発言の方が…」
その後結局別の定員が来て、ファスト達は夜食を終え明日受けるクエストについて話していた。
「ねえこれなんかどう?」
「ゾウル?なんだそれ?」
「ゾウルというのは人のような形をしたモンスターでして、そこまで強くないんですけど体力が若干多めです。」
【まあゾンビみたいな感じです】
「ちなみに治癒系の神術かけたらダメージになるのはそちらと変わりませんよ」
「よし、それにしよう!」
「そうと決まったら、明日に向けて一杯やろうぜ!」
「うぇーーい!!」
ちなみにこの世界のお酒は全年齢OKである
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