第9話 修行開始!?
「おーい!デンティーさん」
走ってさっきの筋肉男に話しかける勇人。サラからデンティーさんの話を聞いてダッシュで来たため額には汗がにじんでいる
「☆HA・HA・HA☆よう!勇人じゃないかデンティーなら肉屋のとこにむかったぜ」
「あ、すいません人違いでした」
お礼を言うとその場から走って立ち去った勇人。今の人すごくデンティーさんに似ていた気がする。喋り方も似ている。書き分けが大変なので作者としてはやめて欲しいんだろうな…。とか考えながら走っていると通りの曲がり角で人とぶつかってしまった。
「あたた…すいません…ん?」
「oh…sorryこちらこそ」
勇人が謝り転んでしまった相手にてを貸そうとして顔をみたらその男もデンティーに似ていた。
「うわー!」
デンティーさんは何人いるのだろうか。
その後はデンティーさんに似ていなくても村人全員が筋肉といく悲劇。美少女には会えず本物のデンティーにもまだ会えないという悲劇に、精神的に疲れた勇人はフラフラと酔ったように歩いていた…。
「はぁ…どこに行っても筋肉。筋肉がどこにでもある…筋肉…筋肉…」
そんな酒酔いならぬ筋肉酔いをした勇人はフラフラと村の外れまで来てしまった。
「うん?ここどこだ?」
見知らぬ場所で呆然と立っている勇人。
「HAHAHA…勇人少年!どうしたんだい?こんなところで」
そこにオール〇イトのような喋り方の筋肉が近寄ってきた。何故か確信した。こいつはデンティーさんだ。顔を確認するとやっぱりデンティーだった。
「デ、デンティーさん」
「いかにも!わたしがデンティーだが…お、おいどうしたんだ!」
やっとデンティーを見つけたが勇人は、1日中村を回った疲れと筋肉たちにやられた精神的疲労で崩れるように倒れてしまった。
「(も、もう筋肉はこりごりだな…。)」
そんなことを思いながら勇人の意識は遠のいてった。
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