第23話会社の変化
異変は、そんな生死にかかわる、事件だけではない。少なくとも、これは、わたしが入社してからの、一年前後に、変わったことだ。起きたことだ。まず、日払いが、週払いになった。そんなことも、あるだろう・・・・。 変なのは、妙なシステムが、加わった。点呼という、出勤から退勤までのあいだに、きちんと、いますよと、いう、いないのでは、ないかを、前提とした、点呼のシステムは、前からあった。しかし、その点呼を忘れると、ひどい書面で、始末書てきなものを、書かされる、なんてシステムが、加わった。これは、まえから、なかった。このセンターは、少なくとも10年以上まえからある。点呼は、何年前からかは、分からないが。 そして、その点呼をわすれると、なんと、顔写真を、撮られて、刑事裁判さながらに、顔を撮られて、その顔写真を、貼り出されるシステムが、追加された。写真の大きさは、ノートくらいの大きさだ。 ちなみに、点呼は静動脈認証で、手をかざして、行う。認証が、通らないことは、よくある。あなたは、本人では、ありませんね、その顔は、本人そっくりの、ゴム性ですね、なんて、ことが、想定されているのか・・・。 つい、最近、さらに、今度はちっちゃい顔写真のマグネットが、全員分、作られて、今、どこにいるかを、ボードに貼ることに、なった。これは、10年間、なかったシステムだ。 退勤と出勤を、間違えれば、同様の始末書だ。入力ボタンの間違えから、点呼は、点呼だけの、機械になり、退勤は退勤のみ、出勤は出勤のみ、に、今日、なっていた・・・・。とにかく、タイムリーに変わっていく・・・・。 なにか ・・・・・・いる なにか ・・・・・・・いる なにか、 ・・・・・いる。
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