変化したこと
「私は大学在学時に海外留学を経験しました。」
昨今、この言葉は就職試験会場で必ず聞くと言っても過言ではない。
留学期間の長さに関わらず、自己PRの強い一言になるだろう。
実際に私も、就職試験の際は何度もこの言葉にお世話になった。
この答えに必ずと言っていいほど付いてくる質問がある。
「留学を通して、何か変わったことはありますか?」
変わったこと、、?
レディファーストを当たり前に思うようになった?
イギリス人の彼氏ができた?
自炊できるようになった?
留学中も日本人であることは変わらないし、帰国後にかぶれていたかといっても、そうではない、、と思いたい。
確かに、「まぁ、どうにかなるよね!」と小さいことでクヨクヨしなくなったかなとは思う。
これもちゃんとした自分の「変化」であることは間違いない。
私のイギリス留学は総じて楽しかったし、とても有意義な一年間だった。
しかし、異国で過ごした一年という短い期間で一人の人間が変化できる点は、せいぜい考え方ぐらいではないだろうか。
「留学を通して変化したこと」の問いは、なかなか難しい。
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